腕時計のオンラインガイド

防水機能

時計の防水機能は大きく【非防水】【日常生活防水】【防水】の3つに分けられます。 防水時計の種類と取扱い注意事項は、下記の通りです。各用途に応じてご使用下さい。 下記、表中の【表示例】は通常、文字板又は裏蓋に表示してあります。(左記、画像参照) いずれにせよ、お買い求めいただいた時計の取扱説明書を良く読み、 ご理解の上、正しくご使用ください。

非防水

防水処理が施されていない時計です。水気のあるところに時計を近づけないよう注意が必要です。水滴などがついた場合はすぐ拭きとってくだ さい。そのままですと文字板のシミやサビの原因になります。多量の汗をかく時・水を使う時などは腕か ら外すことを心掛けてください。 また、アンティークウォッチに関しては、特に表記がない場合は非防水となります。

日常生活防水

名称 日常生活用
強化防水時計
(JIS2種防水時計)
日常生活用
防水時計
(JIS1種防水時計)
仕様 5気圧防水 2〜3気圧防水
表示例 WATER RESIST 5BAR
W.R.5BAR
WATER RESIST 3BAR
W.R.
洗顔・雨
水仕事・水泳
ヨット・ボート等
×
スキンダイビング × ×

文字板又は裏蓋に「WATER REGISTANT」「〇M」「〇ATM」「〇BAR」などと表記されます。 手洗い、洗顔時、雨など、日常的に使う上での防水機能はあるという事になります。
5BAR以上の防水時計でも水圧の激しいシャワーや水道水が直接時計に当たらないようご注意下さい。

防水

名称 飽和潜水時計
(JIS2種潜水時計)
空気潜水時計
(JIS1種潜水時計)
日常生活用
強化防水時計
(JIS2種防水時計)
仕様 200〜1000m防水 100〜200m防水 20気圧防水 10気圧防水
表示例 HE-GAS DIVER'S
〇〇m
AIR DIVER'S
〇〇m
WATER RESIST 20BAR
W.R.20BAR
WATER RESIST 10BAR
W.R.10BAR
洗顔・雨
水仕事・水泳
ヨット・ボート等
スキンダイビング
スキューバダイビング × ×
飽和潜水 × × ×
飽和潜水
時計
表示されている水深(200m〜1000m)までの潜水に耐える防水性を備えています。
空気潜水
時計
表示されている水深(100m〜200m)までの耐圧性と長時間の水中使用に耐える防水性を備えています。
20気圧
防水
この性能を備えているものが「ダイバーズウォッチ」と呼ばれるものとなります。 海またはプールでのご使用も問題ありませんが、水圧の激しい場合には耐えられない場合がございます。
10気圧
防水
100M防水とも言われます。「100mの水圧に耐えられる」という意味であって、「100m潜れる」という意味ではございません。実際は「水が掛かっても、あるいは水に浸かっても大丈夫」程度の使用に抑えてください。水圧の激しい場合には耐えられない場合がございます。

いくら高い防水機能がある時計でも、水中でリューズを操作することはできません。腕時計をつけたまま水中に入る際は、必ずリューズが閉じているかどうかの確認が必要です。防水機能のある時計には、裏ブタにその記載があります。

水が時計内部に浸入した場合は、そのままご使用にならず、ただちに修理が必要です。 時計内部に浸入した水は、機械や精密な電子部品、文字板などを破損する原因となります。