トップに戻る

当店の組立工程 ツーリング (ヨシガイ ENE CICLO C-1 )編

こちらの組立工程の写真は旧型のC-1となります。
現行のC-2とはパーツ構成やパーツの形状及び組立て方が違います。

写真をクリックすると大きい写真が見られます。

「ヨシガイ ENE CICLO C-1」の組立工程 1 2 3 4 5 

ホイールのセッティング(リア)

後輪もタイヤをはずしてまずハブのベアリングを締めてるネジにガタがないように調整します。
1
2
この機種の今にない構造はスプロケットとフリー体がひとつになっている事。その名はボスフリー。
ハブの形もボスフリー専用。
3
長年使っていると必ずボスフリーとハブが固着するのでハブのネジ部分をグリスアップ。
5
4
ボスフリー側も当然グリスアップ。次回はずす時がいつになるのかわかりませんが、はずれてくれますように。
6
ハブにボスフリーを取付けます。正直バカ締めしなくても乗ってるうちにどんどん締まって行きます。
7
後ろも下地にリムテープを巻いて補強します。
前と同じくタイヤのワイヤービードが入るようにするのとバルブ穴を合わせます。
なじみ出しをしてから振れ取りをします。
センターゲージを使ってホイールのセンターがずれていないか確認。
後ろは右側と左側のテンションが大幅に違う時があるので左側が出来るだけ締まるように右はかなりキンキンに張ってしまう事があります。
11
振れ取りが終わったらクイックリリースレバーをグリスアップして取付けます。
今時7段スプロケットなのでギヤ間が大きく見えます。
8
9
10
12
13

ヘッドパーツ、ステムの調整

1
2
ヘッドパーツはガタが出ないぎりぎりの強さで固定します。締め過ぎるとヘッドが重くなるので注意です。
ステムのセンターとタイヤのセンターが同じく直線上に来るように前に固定します。
3
ハンドルの角度は重要で乗った感じやポジションに大きくかかわってきます。
4
ブレーキレバーの取付け位置はSTIに慣れた人には迷うところですが、レバー上部が上を向くのが基本です。

 泥よけまわりの調整

1
2
3
4
泥よけがフォークのセンターにくるように位置を調整します。この場合はすき間があまりないので一番重要な作業です。
5
後ろもやはりタイヤとのすき間がないので一番上に押し付けて固定します。
6
後ろの泥よけステーの取付けネジも締めておきます。
泥よけ本体のステー取付けネジもちゃんとセンターになるように合わせて締め直します。
この機種の場合はタイヤと泥よけの間にほとんどすき間がないので出来るだけ開くように前は上に押し付けます。
フォーク部ステー取付けのネジも締めますがちゃんと穴がネジの中心に来て上下にずれないように注意します。
7
ステーのテンションを指で曲げながら調整して真ん中に来るようにします。
8
9
10
11
泥よけのセンター付近は本当にタイヤとぎりぎり接触しないくらいのすき間です。
何回もステーの張り具合を調整してセンター付近になるように調整します。
後ろから圧力をかけて真ん中付近が膨らむようにします。力を入れ過ぎて泥よけが折れてしまわないように注意します。
タイヤと泥よけがセンターになりました。たったこれだけでも結構時間がかかります。

組立工程3へ

81496@バイシクル TOPに戻る