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当店の組立工程 ツーリング (ヨシガイ ENE CICLO C-1 )編

こちらの組立工程の写真は旧型のC-1となります。
現行のC-2とはパーツ構成やパーツの形状及び組立て方が違います。

写真をクリックすると大きい写真が見られます。

「ヨシガイ ENE CICLO C-1」の組立工程 1 2 3 4 5 

ブレーキワイヤー、ブレーキの調整

ブレーキワイヤーはヨシガイオリジナルの物が付いています。
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長さが適当でなければ長さを切ります。
くちの断面を見て中の巻きが出ていたら切り落として平になるようにします。
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千枚通しを使って穴を丸く開けます。
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フロントはアウター受けがあるのでアジャスターのネジ部にグリスを付けておきます。
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アジャスターをねじ込みます。
インナーワイヤーには少しグリスを付けて錆びを防止し、滑りをよくします。
アウターワイヤー内部にはチタンスプレーを入れて長く滑りが良いようにします。
ブレーキレバーの中にインナーワイヤーと引っ掛けます。
後ろも同じくインナーワイヤーにグリスを塗布します。
フロントのワイヤーをちどりに固定します。
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同じくアウターの穴を千枚通しで広げます。
ブレーキレバーにインナーワイヤーを引っ掛けます。
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ちどり部分のワイヤーを止めるネジを同じくグリスアップします。
ちどりのワイヤーも薄くグリスを塗っておきます。
インナーワイヤーを固定します。
手でうまく引っ張れない時は工具を使って適当な長さに引っ張って固定します。
適当なワイヤーの長さで仮止めします。
ブレーキのバネが強く引きが硬過ぎるので調整するためにブレーキ本体をバラします。
このバネをはずします。
ブレーキ本体をバラした状態。
バネをプライヤーではさんで曲げます。
最初の状態よりもバネの力が弱くなるように曲げます。左右のバネを同じくらいに曲げなければなりません。
再び組付けます。
ブレーキシューの当たりを調整します。
ブレーキシューの調整出来る角度は決まってるので可能な限りリム面に当たるように調整します。
音鳴りがしにくいようにシューに角度を付けるのか効きが良くなるように出来るだけ当たるようにするのか悩むところです。
もう一度インナーワイヤーを引っ張って伸びを取りながら確実に固定します。
ブレーキ本体の左右位置を調整します。
フロントはブレーキとフロントキャリアと泥よけが同じネジで止まっているのでそれぞれがちゃんとした位置にくるように調整します。
ハンドルの上にアウターワイヤーが飛び出ますのでバランスの良い長さにします。
もちろん後ろブレーキもバラしてバネをゆるくなるように調整します。
リアのブレーキシューも当たりを調整します。
ブレーキシューの角度調整の範囲が狭いので出来る限り当たり面が多くなるように調整します。
前後ともにブレーキシューを調整した後は左右の引きが同じくらい、タッチが同じくらいになるように調整します。
インナーワイヤーの調整が決まれば確実に固定します。
余分なワイヤーは切って
インナーワイヤーキャップをしてほつれを防止します。
これでブレーキの調整は完了です。
ブレーキレバーにインナーワイヤーを引っ掛けます。

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