枕カバーの役割と選び方
枕は寝具の中でも一番汚れやすいものです。
ですからもし枕カバーや枕パッドを使っていないとしたら、是非すぐにでも使うようにしてください。
枕そのものは洗えないものが多かったり、洗うのが面倒臭いものが多いです。
しかし枕カバーであれば取り外して洗濯機ですぐに洗えます。
枕カバーをこまめに洗うだけでも、衛生的にだいぶ変わってきますし、寝心地も良くなります。
ちなみに枕カバーはどんなものを使っているでしょうか。
枕に比べて枕カバーは適当に選んでいる、あるいは安いものにしている人が多いのではないでしょうか。
確かにどんな枕カバーでも使えば枕を汚れや破損から守ることができます。
しかし枕カバーの役割はそれだけではありません。
枕カバーは肌に直接触れる寝具ですから、身体に直接影響異を与えて寝心地が大幅に変わってくるのです。
快適な寝床内気候を作るためには温度や湿度の調整が欠かせません。
そのために枕カバーに使われている素材の熱伝導性や吸水性、速乾性などがとても大切になります。
枕カバーに使われている素材は大きく分けると天然素材と化学繊維に分けられると思います。
吸水性に優れており、汗や湿気をたくさん吸ってくれるのは自然から生まれた天然繊維でしょう。
天然繊維は生きていますから、繊維自らが呼吸をするため、快適な寝床内気候をつくるのに大いに役立ちます。
人間も同じ生き物ですから、化学繊維よりも体に優しく相性が良いのです。
天然繊維といえばシルクや木綿が代表的で枕カバーにもよく使われています。
また枕カバーを選ぶ際はサイズにも注意してください。
一般的には43cm×63cmが標準的なサイズとなっています。
しかし枕によって大きさが異なるので、微妙に大きさが合わなかったり、枕が入らないなんてこともあるかもしれません。
おもちの枕に専用の枕カバーがあればそれを使った方が良いでしょう。
専用の枕カバーは大きさが合っていることはもちろん、枕の性能を最大限生かすために工夫がされています。