布団からほこりが出る原因と対策
家の中を掃除をすると、家の中にはほこりがたくさん溜まっていることが分かります。
こまめに掃除をしても次から次へと溜まるほこり、一体どこからやってくるのでしょうか。
ホコリの正体はほとんどが綿ほこり、つまり衣類やカーペット、カーテン、ソファ、布団などから発生しているわけです。
綿は家具の至るところに使われていますから、埃はどうしても発生してしまうわけです。
ほこりをゼロにすることはできませんが、その量を減らすことはできます。
簡単にできるほこり削減対策、それはほこりが出にくい布団を使うことです。
特に寝ているときは口や鼻が低い位置にあり、埃を吸いやすいものです。
特にハウスダストなどにアレルギーのある方は、埃の出にくい布団を使うことで症状が楽になる可能性が高いです。
そもそもなぜ布団からほこりが発生するかというと、布団の中綿がちぎれて小さくなり、生地の外に出てしまうからです。
ということは、中綿にちぎれにくいものを使えばほこりが発生しにくくなることが分かります。
あるいは高密度の生地を使って、生地の外に綿が出ないように対策すれば良いわけです。
実際ニトリさんのNクリーンシリーズはほこりが出にくい布団といわれ、高密度の生地で織られています。
ほこりを通しにくいということは、ダニが布団の中に入るのを防ぐこともできるというわけです。
織り方で工夫しているため、人体に影響のあるような薬剤が使われていないことも有難いです。
ただ高密度の生地は使用したり、洗濯を繰り返すことで徐々に隙間が出来てくるのは防ぎようがないでしょう。
その場合、中綿がちぎれにくい布団を使ってみるのも良いでしょう。
基本的に綿を中綿に使った布団は埃が発生しやすいといわれています。
また羽毛布団は軽くて暖かく、掛け布団としては優秀ですが、やはりホコリが発生しやすいです。
埃が出にくい掛け布団プリマロフト
なおホコリが発生しにくい中綿の素材はポリエステルといわれています。
ポリエステルは繊維が強く、綿がちぎれて埃が発生するリスクが低いのです。
ですからホコリがどうしても気になるという人は、ポリエステルを中綿に使った布団を使ってみてはいかがでしょうか。
特にプリマロフトは中綿がポリエステルですが、繊維構造が羽毛に似ており、羽毛の機能性も受け継いでいるのでおすすめです。
つまりホコリが出にくいだけでなく、プリマロフトの布団は羽毛のように軽くて暖かくボリュームがあるというわけです。
プリマロフトは高い機能性を買われ、多くの有名アパレルブランドにも使われています。
埃が出ない敷き布団リテリー
また敷き布団についてもほこりが出る原因ではありますが、昨今はそもそも綿を使っていない敷き布団も登場しています。
ブレスエアーなど樹脂をラーメン構造に絡めた芯材を使用している敷き布団は、そもそも綿を使用していないためほこりが立たないのです。
もちろん側地には繊維を使用しているため、全く埃が立たないということはないでしょうが、限りなく少ないといえます。
このような敷き布団は寝心地が固めという人もいますが、その分腰が沈み込まないので、理想の寝姿勢を保ちやすいという利点もあります。
樹脂を3次元に絡めた芯材を使用した敷き布団は、ブレスエアーやエアウィーブなどいくつかあります。
その中でもモーブル社のリテリーマットレスは耐久性に優れ、コスパに優れているといえます。