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和布団とは昔ながらの木綿わた布団

最近めっきり使っている人を見かけなくなりましたが、和布団をご存知でしょうか。
和布団とは木綿わたを詰め込んだ、昔ながらの仕立てで作られた、敷き布団や掛け布団のことです。

敷布団であれば、座布団に見られるような和綴じ、掛け布団であれば、別布で布団の周りを縁取る額仕立てをしています。
見た目にも日本らしさを感じさせる和風仕立てで作られています。

中綿は木綿わたがメインですが、綿100%だけでなく、ポリエステルを混紡したものもあります。
今の洋布団に比べ、ずっしりと重く、洋布団のように格子状にキルティングしていないため、全体的にふっくらとしています。

木綿わたの特徴として吸湿性に優れており、汗を吸ってジメジメするのを抑えてくれます。
ポリエステルのパジャマより綿のパジャマで寝る方が気持ちいいように、布団の素材としても綿がおすすめです。

ただ汗をよく吸う分、放湿性に劣るため、定期的に日干ししたり乾燥機で乾燥させないと、湿気が和布団の中に溜まります。
天気が良い日は布団を天日干しし、表裏ともに良く日に当てて湿気を追い出し、よく乾燥させるようにしましょう。

ベランダに布団を干せないなどの事情がある場合は、布団乾燥機を使用しても問題ありません。
このお手入れを怠ると、じめじめして寝心地が悪くなったり、カビが発生したり、へたりも早くなるので注意が必要です。

なお環境や使用状況により前後することはありますが、和布団は敷布団で3年、掛け布団で5年が寿命といわれております。
寿命が来てもそのまま使い続ける人も多いですが、快眠のためにも健康のためにも、へたりが生じてふんわり感がなくなってきたら、買い替えをしたり、打ち直しをするようにしましょう。

和布団の敷布団で腰痛が楽になる!?

また和布団の敷布団は柔らかすぎず硬すぎず、適度な弾力で正しい寝姿勢を保つのにも役立ちます。
最近の敷布団はウレタンや固綿を使用したものが多いですが、柔らかすぎるウレタンは腰をしっかり支えてくれないものもあります。

使い始めは体をしっかり支えてくれていても、使用とともに腰やお尻などの負荷がかかる部分が先にへたっていき、こちらも正しい寝姿勢を保つことが難しくなります。
ところが和布団に替えたら正しい寝姿勢で寝られるようになり、腰痛が収まり、腰が楽になったという人もいるぐらいです。

和布団の掛け布団は春におすすめ

一方で和布団の掛け布団の場合、やはりずっしりと重いため、体を圧迫して寝苦しかったり、寝返りがしにくいことがあります。
重い掛け布団の方が安心感があって熟睡できるという人もいますが、軽い方が良いという人にはあまりおすすめできません。

ただ木綿わたは吸湿性がありますし、静電気を帯びにくいため、埃を寄せ付けにくいというメリットもあります。
またやはり天然素材の方が体には良いので、健康的な眠りを求めているのであれば、和布団はおすすめです。

なお木綿わたの掛け布団は重いので、中綿量を減らした肌掛け布団を、春や初夏に使用することをおすすめします。
木綿わたの肌ふとんなら0.8kg程度なので重すぎず、適度な重さで木綿わたの長所を最大限生かすことができます。

ポリエステルわたは汗を吸わないため、吸湿性に優れた木綿わたは汗をかきやすい時期に使うと快適に眠れます。
木綿わたは羽毛や羊毛に比べると安いので、天然繊維の掛け布団が欲しいという人にはお求めやすいのではないでしょうか。

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