注目の演奏家 ― 福間洸太朗(ピアノ)
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-★『レコード芸術』特選盤(2023年6月号)★-
福間洸太朗(ピアノ)
幻想を求めて
スクリャービン&ラフマニノフ [福間洸太朗(ピアノ)]■器楽曲
発売日:2023年04月21日
CD国内盤価格:2,750円(税込)
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武満 徹(1930-1996):
ピアノ作品集 [福間洸太朗(ピアノ)]TAKEMITSU: Piano Music
発売日:2021年07月09日 NMLアルバム番号:8.570261
CD日本語解説書付き価格:1,980円(税込)
若き新星による、瑞々しいタケミツ福間洸太朗は、日本人では初となるクリーヴランド国際ピアノコンクール(2003年)の優勝者。ナクソスへのデビュー盤となったシューマンの作品集では、闊達なテクニックと繊細なニュアンス、さらには通好みなプログラミングで、期待の俊英登場として広く話題を集めました。 そして今回、彼に託されたのは、ナクソスのカタログでは初となる武満徹のピアノ作品集。ピアニスト自身、世界中に紹介したいと意欲的に演奏してきた 作品でもあり、作曲家への深い敬意が感じ取れる録音となっています。 静寂の中に瑞々しさを湛えた23歳の福間によるこのピアノ作品集は、作曲家の没後10年余を経て、武満作品の演奏が新しい時代を迎えたことを印象づけます。
収録作曲家:
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-★『レコード芸術』特選盤(2021年10月号)★-
福間洸太朗(ピアノ)
バッハ・ピアノ・トランスクリプションズ [福間洸太朗(ピアノ)]BACH, J.S.: Piano Transcriptions (Kotaro Fukuma)
発売日:2021年06月25日 NMLアルバム番号:NYCC-27313
CD国内盤価格:2,750円(税込)
コロナ禍の不安の中で心が自然と求めたバッハの音楽。
癒しと希望を込めて、歴史を彩る名ピアニストたちの編曲で贈る。昨年、自身初となるオール・ベートーヴェン・アルバムをリリースして日欧で高い評価を得た福間洸太朗。しかし、CD発売記念コンサートをはじめとする昨年春以降の演奏会はコロナ禍により世界中で相次いで開催延期・中止となってしまいました。 その不安の中で心が自然と求めたのがバッハの音楽。ヨーロッパの演奏会で披露したプログラムを元に録音に取り組みました。選ばれたのは、歴史に名を遺す大ピアニストたちによる「バッハの音楽に忠実な編曲」。心安らぐコラールや、仰ぎ見る山のようにそびえ立つシャコンヌやパッサカリア、そして福間自身による「マタイ受難曲」の名アリア…。大きな起伏に富んだドラマのような1枚を最後のコラールがそっと閉じて、深く穏やかな余韻で満たします。 福間、会心の一枚。 -
-★『レコード芸術』特選盤(2020年8月号)★-
福間洸太朗(ピアノ)
ベートーヴェン(1770-1827):
〈ピアノ・ソナタ集〉
第17番 ニ短調 Op.31, No.2「テンペスト」
第24番 嬰ヘ長調 Op.78
第32番 ハ短調 Op.111 [福間洸太朗(ピアノ)]BEETHOVEN, L. van: Piano Sonatas Nos. 17, 24 and 32 (Kotaro Fukuma)
発売日:2020年04月29日 NMLアルバム番号:NYCC-27312
CD国内盤価格:2,750円(税込)
満を持して世に問う、初のベートーヴェン・アルバム!日本を代表するピアニストの一人として、ヨーロッパを中心に世界各地で活躍する福間洸太朗。楽聖ベートーヴェンの生誕250年となる今年(2020年)、自身にとって初めてのオール・ベートーヴェン・アルバムをリリースいたします。その弛まぬ探求力で磨きをかけたテクニックと表現力はもとより、ベルリンでの暮らしで培われた感性を瑞々しく生かした、力強さと気品が高度に融合する彼ならではのベートーヴェンです。 「14歳の時にウィーンにあるベートーヴェンの墓石の前に立った時、ベートーヴェンから音楽家になる覚悟を問われた気がしました。あれから20年余りを経て、ついにベートーヴェン・アルバムをリリースします。私が特別な畏敬の念を抱いて来たベートーヴェンの独創的で幅広い芸術性が皆様にも伝わりますように。」 -- 福間洸太朗
収録作曲家:
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映画「蜜蜂と遠雷」
福間洸太朗 plays 高島明石 [福間洸太朗(ピアノ)]発売日:2019年09月04日
UHQCD価格:3,300円(税込、送料無料)
福間洸太朗が弾く、「蜜蜂と遠雷」高島明石インスパイアード・アルバム!第156回直木賞&2017年本屋大賞をダブル受賞した恩田陸『蜜蜂と遠雷』がついに実写映画化! 映像化不可能と言われたこの作品で松坂桃李演じる高島明石のピアノ演奏を担当するのは、福間洸太朗。ベルリンを拠点に国際的な活躍を続ける福間が、家庭を持つ生活者・高島明石の情熱に思いを巡らせて、コンクールに挑戦するピアノの音を作り上げました。小説での第一次予選第一曲「J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集 第1巻 第2番」の寄り添うような祈りから、映画で使用される藤倉大の書き下ろし「春と修羅」まで、優しさと愛情あふれる音楽を届けます。
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-★『レコード芸術』特選盤(2019年8月号)★-
福間 洸太朗
France Romance [福間 洸太朗(ピアノ)]Piano Recital: Fukuma, Kotaro - DEBUSSY, C. / FAURÉ, G. / RAVEL, M. / SATIE, E. / POULENC, F. (France Romance)
■器楽曲(ピアノ)
発売日:2019年04月17日 NMLアルバム番号:NYCC-27308
CD価格:2,750円(税込)
印象派からシャンソンまで フランスリリシズムの奥義
世界を舞台に活躍するピアニスト、福間洸太朗。
彼の人生とリンクした”フランスのロマンス”をベヒシュタインの美しい響きで!
日本・ヨーロッパ同時発売このアルバムは、単に自分の好きなフランス音楽の小品を集めたわけではありません。私のピアノ人生にとって欠かせない出来事とリンクした作品がちりばめられており、そのすべてをここで語ることができないのが惜しまれるほどです。- ブックレット序文より
入念に考えられたアルバム・コンセプトに沿って選ばれた一連の曲は、心地よい流れに乗り聴き手の心を満たします。文字通り夢心地の雰囲気溢れる「夢」、ためらいがちに始まりながら少しずつ親しさを増していく「レントより遅く」、そして柔和で流麗なフォーレを経て、ラヴェルの「亡き王女のためのパヴァーヌ」で一息ついたあと、最初のクライマックスともいえる「ラ・ヴァルス」の音の奔流! 小粋なサティ、プーランクからアルバムの白眉ともいえるワイセンベルクの「シャルル・トレネによる6つの歌の編曲」、最後は名曲「聞かせてよ、愛の言葉を」で余韻を残してそっと消えていく・・・。音楽性、技術の粋が結実した珠玉の演奏をじっくりとお聞きください。 各曲を彩るベヒシュタインの深みのある音色も聴きどころ。録音の素晴らしさも相俟って、聴き手を“福間洸太朗の内なる世界”へといざなってくれます。 -
福間洸太朗(ピアノ)
シューマン(1810-1856):
作品集 [福間洸太朗(ピアノ)]発売日:2013年03月20日
HQCD価格:1,980円(税込)
今こそ聴きたい瑞々しい演奏
俊英ピアニスト若き日の録音、新たな装いを得て再登場!クリーヴランド・コンクール優勝から10年。現在は活動の拠点をベルリンに移し、海外での評価も高い福間洸太朗。2013年の国内ツアーもスタートした、今最も注目されている日本人若手ピアニストのデビュー盤を、高音質化&国内盤仕様で再リリース! 新しい演奏家への出会いの提供で好評を頂いている当シリーズ、2003年クリーヴランド国際ピアノコンクールで優勝した、日本期待の星・福間洸太朗の登場です。オール・シューマン・プログラムとなっていますが、超メジャー曲が外れた選曲が興味をそそります。若々しく華やかな「アベッグ変奏曲」、詩情と充実したピアニズムが魅力の「8つのノヴェレッテ」、やや晦渋な色も見え隠れする「3つの幻想的小曲」、いずれもシューマンらしいロマンティシズムが横溢していますが、力任せの勢いだけでは絶対に聴かせることのできない、真の意味での難曲といえましょう。そして福間は見事に楽曲の魅力を引き出すことに成功しています。収録作曲家: