2024年7月

※複数語による AND OR 検索はできません

絞り込み 参考キーワード

58 件 / 58件中 準備中…

  • 商品番号:NYCX-10480

    詳細ページを見る

    〈7月26日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    ミニョーネ(1897-1986)
    4つの協奏曲
    (ギター、クラリネット、ファゴット、ヴァイオリン) 詳細ページ
    [ニール・トムソン/ジャンカルロ・ゲレーロ、サンパウロ交響楽団、エマヌエーレ・バルディーニ、ファビオ・ザノン、オバニル・ブオシ、アレクサンドリ・シウヴェリオ]

    発売日:2024年07月26日

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:2,200円(税込)

    イタリアから移り住んだフルート奏者アルフェリオの息子として生まれたミニョーネは、13歳でピアニスト=指揮者として活動するなど幼い頃から楽才を発揮しました。サンパウロ音楽院とミラノ音楽院で学び、ブラジルに戻ってからは教職と作曲を両立させ、数多くの作品を書き上げ、ヴィラ=ロボス以降のブラジルにおける最も重要な作曲家の一人と称えられています。 このアルバムには4曲の協奏曲を収録。オーケストラとソリストがブラジルの詩と歌の形式である素早いエンボラーダ(掛け合い)を駆使する彼の協奏曲は、ドラマティックかつ、陽気さと豊かな情緒を備えており、どれも聴きごたえのあるものばかり。なかでも「ブラジル音楽史上、この挑戦的なジャンルの最高傑作」と評されたヴァイオリン協奏曲では、サンパウロ交響楽団のコンサートマスター、エマヌエーレ・バルディーニがソリストを務めます。 ※国内仕様盤には木許裕介氏(指揮者/日本ヴィラ=ロボス協会会長)の日本語解説が付属します。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10481

    詳細ページを見る

    〈7月26日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    ベートーヴェン(1770-1827)
    交響曲 第3・5・7・9番
    (マーラー版によるベートーヴェン作品のすべて) 詳細ページ
    [マイケル・フランシス(指揮)/ラインラント=プファルツ州立フィルハーモニー管弦楽団 他]

    BEETHOVEN, L. van: Mahler Re-Orchestrations - Symphonies Nos. 3, 5, 7, 9 / String Quartet No. 11 (Rheinland-Pfalz State Philharmonic, M. Francis)

    発売日:2024年07月26日 NMLアルバム番号:C5484

    CD 3枚組国内仕様 日本語解説・歌詞対訳付き価格:4,950円(税込、送料無料)

    マーラー版のベートーヴェンを網羅した画期的アルバムが登場!
    引き締まった演奏にも注目
    ウィーン・フィルの指揮者などを歴任したマーラーが、先輩作曲家たちの作品の演奏にあたりオーケストレーションに手を入れていたことは広く知られており、それぞれに録音も出ていますが、そのうちベートーヴェン作品をすべて演奏・収録したアルバムはありそうで無かった企画の一つ。すぐれた作曲家の眼を持つ練達の指揮者マーラーの思考を系統的に追うのに好適なセットです。 マーラー自身の交響曲は曲も編成も大規模なものですが、彼が過去の作品に行った変更は少し方向が違います。場所により弦楽器に管楽器を重ねる、弦の細かなフレーズを強調するために管のパートを省く、管の動きにオクターヴを付与する、といった楽器間のバランスを整えて効果的に響かせるためのものが多く、また細かな演奏指示も書き込まれており、指揮者マーラーがどのパートを重視したか分かるのが興味深いところです。また金管楽器の改良や用法の変遷に伴って、かつては音が出なかった旋律が足されたり、高すぎる音を下げるといった処理も行われています。 しかしながら、ホルンは基本的に倍管となっており、「第九」はティンパニ2人を擁するマーラーらしい巨大編成へと変貌していることも事実。「英雄」葬送行進曲フーガのクライマックスや第4楽章コーダ前にティンパニが加筆されていたり、「第九」第1楽章で低弦にトロンボーンを重ねたり第4楽章でコントラファゴットのサポートにチューバが動員されたりといったところは、なかなか衝撃的でもあります。 英国出身の指揮者マイケル・フランシスが2019年から首席指揮者を務める手兵オケを指揮してこれらを次々と浮き彫りにしてゆきます。 (曲目・内容欄に続く)

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYDX-50364

    詳細ページを見る

    〈7月26日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    ランゴー(1893-1952)
    歌劇《アンチキリスト》 詳細ページ
    [シュテファン・ツィリアス(指揮)、ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団、トーマス・レーマン、フルリナ・シュトゥッキ 他]

    発売日:2024年07月26日

    Blu-ray国内仕様 日本語字幕/日本語解説付き価格:4,950円(税込、送料無料)

    ベルリン発:ランゴーの教会オペラ《アンチキリスト》衝撃の映像登場!終末を迎える世界に堕天使ルシファーがアンチキリストを召喚。「虚栄」、「失望」が人間を堕落させ、「欲望」や「虚言」により「憎悪」が生まれ、ルシファーが全能の神の力を強奪しようとします…… コルンゴルトの《ヘリアーネの奇蹟》やツェムリンスキーの《こびと》など意欲的な新制作で話題を呼ぶベルリン・ドイツ・オペラより、近年、再評価の機運の高まるデンマークの作曲家ルーズ・ランゴー(1893-1952)が20世紀初頭に作曲した教会オペラ《アンチキリスト》の舞台映像の登場です。 本作《アンチキリスト》は、デンマークの作家ピーダ・エガト・ベンソンが新約聖書を基に著わした『アンチキリスト』の詩行を用いつつ、ランゴー自身が台本を執筆し作曲(「アンチキリスト」とは、終末に現れるという偽のキリスト)。しかし、この作品がオペラとして初演されたのは、作曲家の没後ほぼ半世紀を経た20世紀の末のことでした(1999年、ニルス・ムース指揮チロル州立劇場)。 本上演の歌唱陣にはルシファー役のトーマス・レーマン、大娼婦役のフルリナ・シュトゥッキらベルリン・ドイツ・オペラの優れた若手アンサンブル・メンバーを中心に、バイロイト音楽祭常連のベテラン、クレメンス・ビーバー(大言を吐く口)ら歌唱演技に優れた歌手たちを起用。2020年よりハノーファー州立劇場の音楽総監督を務める俊英シュテファン・ツィリアスが率いるベルリン・ドイツ・オペラのオーケストラと合唱団が、耽美的で陰影に富む豊潤な音楽を奏で、斬新な舞台作りで話題を呼ぶエルサン・モントタークによるアンドロギュノス(両性具有)的な着ぐるみや迷彩を施されたグロテスクなレオタードを着用した登場人物とダンサー、群衆(合唱団員)がコミカルな所作と歌唱を繰り広げます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYDX-50366

    詳細ページを見る

    〈7月26日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    伝ボエリオ:
    インテルメッゾ《過ぎ去った美しい時よ》 詳細ページ
    [アントニオ・フローリオ(指揮)、カペッラ・ナポリターナ、ピノ・デ・ヴィットーリオ、ジュゼッペ・ナヴィリオ他]

    発売日:2024年07月26日

    Blu-ray国内仕様 日本語字幕付き価格:4,950円(税込、送料無料)

    カペッラ・ナポリターナによる、
    ナポリ最古のインテルメッゾ《過ぎ去った美しい時よ》 ― 世界初収録!
    17世紀の中頃、ヴェネツィアから進出したオペラという芸術ジャンルがナポリで活況を呈するなか、同地で作曲されたオペラのインテルメッゾ(幕間劇)《過ぎ去った美しい時よ》が蘇演収録されました。この作品は、アントニオ・フローリオが文献研究で発掘したフランチェスコ・アントニーノ・ボエリオ作曲の歌劇《絶望的な無実》に付随した、現存するナポリ最古のインテルメッゾです。 舞台は17世紀、ハプスブルク・スペイン統治下のナポリの街角。ナポリ人、カラブリア人、少年というナポリ地方の喜劇にお決まりのキャラクター3人にスペイン人を加えた4人が登場 ― 4種類の言語を取り混ぜた滑稽な歌唱とラ・フォリアやタランテッラ、パッサカリアなどの舞曲を組み合わせた歌芝居を考証、再現しています。 ナポリのバロック音楽復興の第一人者アントニオ・フローリオ率いる古楽アンサンブル、カペッラ・ナポリターナに、ナポリ歌劇の名歌手たちをフィーチャーした活気とユーモアに溢れる舞台をお楽しみください。

  • 商品番号:NYCX-10477

    詳細ページを見る

    〈7月5日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    〈#bruckner2024〉
    ブルックナー(1824-1896)
    交響曲 第9番 ニ短調
    交響曲 ヘ短調 詳細ページ
    [マルクス・ポシュナー(指揮)/リンツ・ブルックナー管弦楽団]

    発売日:2024年07月05日

    CD 2枚組国内仕様 日本語解説付き価格:2,970円(税込)

    #bruckner2024、遂に完結。
    最終巻はブルックナーの交響曲の最初と最後を一堂に収録
    CAPRICCIOレーベルと国際ブルックナー協会の主導でブルックナーの交響曲全11曲全18バージョン(稿)を録音するプロジェクト、#bruckner2024が遂に完結。同一指揮者による全稿録音は史上初の快挙ですが、最新の知見を援用した解釈と、ブルックナーの細かい指示を丹念に踏まえたポシュナーの指揮によって新たなブルックナー像を提示することに成功。「私たちが習慣にしてきた聴き方と伝統と見なしてきたものを問い直す企画」としてICMA(International Classical Music Award)2024の特別賞を受賞しました。 最終巻にはブルックナーの交響曲創造の出発点となった交響曲ヘ短調(別名「習作交響曲」、通称「第00番」とも)と未完の遺作となった第9番を収録。どちらも異稿は無く、使用楽譜はノーヴァク版ですが、このプロジェクトに一貫する「スコアの読み直し」によって新鮮なサウンドと解釈が聞かれます。 ヘ短調の交響曲はブルックナーが作曲の師キツラーに提出した最終課題の一つ。ブルックナー自身はこれを出版することを考えていた形跡があり、自信作であったことがうかがわれます。ポシュナーはリピートを省いているので全曲の演奏時間は34分弱。インバル盤(Teldec、現Warner)の46分余りに比べてだいぶ短くなっていますが、シューマンやメンデルスゾーンに連なるドイツ・ロマン派の風合いを感じさせる、颯爽としてチャーミングな作品として独自の魅力を提示しています。 (曲目・内容欄に続く)

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10478

    詳細ページを見る

    〈7月5日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    シェーンベルク(1874-1951)
    フォーレ(1845-1924)

    ペレアスとメリザンド 詳細ページ
    [パーヴォ・ヤルヴィ、フランクフルト放送交響楽団]

    発売日:2024年07月05日

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:3,300円(税込、送料無料)

    パーヴォ・ヤルヴィ&フランクフルト放送響による
    2つの「ペレアスとメリザンド」
    これまでALPHAではエストニア祝祭管、トーンハレ管とタッグを組んできたパーヴォ・ヤルヴィが、2006年から13年にかけて首席指揮者を務めたフランクフルト放送響との録音を開始。第1弾はメーテルリンクの戯曲を元にした「ペレアスとメリザンド」2曲を合わせるという興味深いものです。 無調音楽に入る前のシェーンベルクによる大管弦楽のための交響詩は、ドビュッシーが歌劇《ペレアスとメリザンド》を成功させた1902年から翌3年にかけて書かれたもので、物語の筋を追いながら全体で単一楽章の交響曲のような構造を取ったもの。かたやフォーレの劇音楽はドビュッシーの歌劇の数年前に発表されており、組曲版(ここでは声楽の入る「メリザンドの歌」を除く4曲版)は小規模な二管編成で書かれ、親しみやすい旋律を多く残したフォーレの代表作の一つと言える「シシリエンヌ」を含みます。 パーヴォ・ヤルヴィはシェーンベルクの巨大な編成と複雑なスコアを的確に整理しつつ、弦楽器をたっぷりと歌わせるとともに、高い技術力を誇る管楽器が芯のあるアクセントと輪郭をしっかりと固める役も担い、芳醇で濃厚な世界観と引き締まった造形を見事に両立しています。フォーレでは見透し良い響きとすっきりとした表情で、作品の美しさを最大限引き出しました。 近代音楽とフランス音楽で聴かせる、鋭さと柔和さを併せ持つ彼の感性を存分に味わうことの出来るアルバムです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10479

    詳細ページを見る

    〈7月5日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    モーツァルト(1756-1791)
    ピアノ協奏曲 第20番・第23番 詳細ページ
    [オルガ・パシチェンコ、イル・ガルデリーノ]

    発売日:2024年07月05日

    CD国内仕様 解説日本語訳付き価格:3,300円(税込、送料無料)

    歴史的ピアノ最前線をゆくパシチェンコと精鋭集団による、
    対話劇としてのモーツァルト
    アムステルダムとヘントの音楽院で教鞭をとりながら世界的な活躍を続けるフォルテピアノ奏者オルガ・パシチェンコと、ベルギーの実力派古楽器集団イル・ガルデリーノによるモーツァルトのピアノ協奏曲録音シリーズに待望の第2弾が登場。『レクイエム』などと並ぶニ短調の傑作=第20番と、オーボエの代わりに一対のクラリネットが印象的な響きを添える第23番、いずれもモーツァルトがウィーンで希代のピアニストとして活躍しながら間もなく《フィガロの結婚》で新たな成功を掴む躍進期の充実作2曲が選ばれています。 パシチェンコはもはや「アレクセイ・リュビモフ門下」と紹介するまでもなく強い存在感を欧州第一線で発揮していますが、今作も冒頭総奏部分の通奏低音から絶妙の立ち回りで、経験豊かな奏者たちと対話を続けながら各曲それぞれの物語を引き出してゆく演奏は抜群の瑞々しさ。緩徐楽章の息をのむようなカンティレーナから説得力豊かなアレグロの音使いまで隅々まで聴きどころに事欠かず、ニ短調の協奏曲ではファンタジーに満ちた独自のカデンツァまで披露してくれます。 他の奏者たちも古楽器の音ならではの玄妙なニュアンスや鮮烈なアクセントを大いに活かし、「これらの協奏曲をオペラと同じと考え、加わる楽器全てを主人公たちと認識する」(パシチェンコ談、本盤解説より)という一貫した姿勢がありありと示された解釈を披露。トラヴェルソのデ・ヴィンネやオーボエのポンセ―ル、クラリネットのボウドら管楽器奏者にも世界的名手が続々。同レーベルのHAYDN 2032シリーズでも活躍中の技師J-D.ノワールによる古楽器の機微をよく踏まえた録音でお楽しみください。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.571384

    詳細ページを見る

    〈7月26日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    ウィリアムズ(1906-1977)
    歌曲集 詳細ページ
    [ジェレミー・ヒュー・ウィリアムズ(バリトン)、ウェンディ・ヒスコックス(ピアノ)]

    発売日:2024年07月26日

    CD価格:1,900円(税込)

    イギリスのウェールズ生まれの作曲家グレース・ウィリアムズ。有名な「ロミリー少年合唱団」の指揮者を務めるウィリアム・マシュー・ウィリアムズを父とし、自然豊かなバリーで幼少期から音楽に親しんだ彼女は、やがてカーディフ大学を卒業、王立音楽大学でレイフ・ヴォーン・ウィリアムズに教えを受け、ウィーンではエゴン・ヴェレシュに師事し作曲の研鑽を積みました。その後は第二次世界大戦時に一時的にグランサムに疎開するも、ほぼ15年間、ロンドンで作曲活動と教師としてのキャリアを重ね多くの管弦楽曲などを作曲、注目を集めます。1947年に健康上の理由でバリーに戻りBBCに勤務、亡くなるまでこの地で過ごしました。 ウィリアムズは生涯にわたり声楽曲に興味を抱き、晩年までこのジャンルの作品を書き続けました。この全て世界初録音となるアルバムには、初期の比較的シンプルな曲調から、マーラーやリヒャルト・シュトラウスの影響を受けた1930年代から50年代後半の後期ロマン派風歌曲、BBC勤務時代に依頼された子供番組のための民謡アレンジや故郷ウェールズ独自の言葉の響きを活かした作品まで、彼女の広範囲にわたる歌曲を収録。イギリスの名歌手、ヒュー・ウィリアムズが伸びやかな声で歌い上げました。ピアニストとしても優れた腕を持っていたこの作曲家ならではの華やかなピアノ・パートも聴きどころです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.574507

    詳細ページを見る

    〈7月26日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    ディートリッヒ (1829-1908)
    交響曲 ニ短調
    ヴァイオリン協奏曲
    序曲 ハ長調 詳細ページ
    [クライディ・サハチ(ヴァイオリン)、クリストフ・ケーニヒ(指揮)、ソリスツ・ヨーロピアンズ・ルクセンブルク]

    発売日:2024年07月26日

    CD価格:1,900円(税込)

    「FAEソナタの、もう一人の作曲家」ディートリッヒの神髄を聴く!アルベルト・ディートリッヒ、ドイツのロマン派時代の作曲家で指揮者。ブラームスやシューマンのファンならば、FAEのソナタの共作者として見覚えのある名前でしょう。シューマンに作曲を師事していたディートリッヒは、そこでブラームスと出会って親交を結び、後に指揮者としてブラームス作品のよき理解者となりました。彼の回想録『ブラームスの思い出』は、その時代の息吹を生き生きと伝える第一級の資料とされています。 ここでは彼の大規模な管弦楽作品を収録。メンデルスゾーンのように屈託を感じさせない抒情的ロマン派といった趣の楽想に、シューマンやブラームスに通じる語法や響きをまとわせており、ドイツ・ロマン派好きの人ならばきっと楽しめる仕上がりです。欧州の腕利き演奏家を集めたソリスツ・ヨーロピアンズ・ルクセンブルクが力強いサウンドを響かせています。 中でもヨアヒムを念頭において書かれたヴァイオリン協奏曲は高度な技巧の見せ場の多い華麗な作品で、クライディ・サハチが献身的な演奏を聴かせます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.574650

    詳細ページを見る

    〈7月26日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    ニールセン(1865-1931)
    交響曲全集[4枚組 BOX]
    デンマーク王立管弦楽団575周年記念 詳細ページ
    [デンマーク王立管弦楽団、指揮:サイモン・ラトル、レナード・バーンスタイン、パーヴォ・ベルグルンド 他]

    発売日:2024年07月26日

    CD 4枚組価格:9,975円(税込、送料無料)

    初出多数! 「ニールセンのオーケストラ」による交響曲全集2023年に創設575周年を迎えたデンマーク王立管弦楽団(RDO)ならではの記念企画、ニールセンの交響曲全集です。 RDOは1448年にデンマーク王クリスチャン1世が臨席する場面で演奏するためのトランペット・バンドとして発足しました。その後の拡充や改編を経て今日に至りますが、驚くことに初代メンバーから名簿が残っており、通し番号が振られていて、その中にはダウランド(140番)やシュッツ(259番)の名前も見られます。 デンマークを代表する作曲家ニールセンは1889年から1905年までヴァイオリン奏者(647番)として在籍し、その後も指揮者として度々登場。その主要作品の数々をここで初演したため、楽団には「ニールセンのオーケストラ」としての特別な自負が今もあると言います。 このボックスでは、バーンスタインの第3番はCBS(現ソニークラシカル)、ベルグルンドの第6番はRCA(同)、シェンヴァントの《仮面舞踏会》序曲はDACAPOからのライセンスですが、他はすべてアーカイヴから厳選した音源で、初CD化となります。 (曲目・内容欄に続く)

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.578376

    詳細ページを見る

    〈7月26日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    大作曲家 ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル
    朗読と音楽で綴る生涯 詳細ページ
    [デイヴィニア・キャディ作、ニコラス・ボールトン(朗読)]

    発売日:2024年07月26日

    CD価格:1,900円(税込)

    ヘンデルはドイツのハレで生まれ、ハンブルクでオルガニスト兼作曲家として活動した後、メディチ家の招きでイタリアに渡ってイタリア語のオラトリオやオペラで成功を収めました。その後はイギリスに移り、1714年にハノーファー選帝侯がイギリス王ジョージ1世として即位すると、王のために「水上の音楽」を作曲しました。1723年に王室礼拝堂作曲家となり、1727年にはイギリス国籍を取得して「ジョージ・フレデリック・ハンドル」と名乗ります。1740年代以降には「王宮の花火の音楽」や英語によるオラトリオ「メサイア」などの名作を作曲するかたわら、オルガンやチェンバロの名演奏家として、亡くなるまで栄誉を保ちました。 このアルバムには、彼の伝記の朗読(英語)とともにイタリア、イギリス、各々の時代に書かれた名作からの抜粋が収録されています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.579096

    詳細ページを見る

    〈7月26日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    カタルーニャのヴァイオリン作品集
    グラナドス、モンポウ、カサド、
    モンサルバーチェ、セルベリョの作品
    詳細ページ
    [ヤンナ・ガンデルマン(ヴァイオリン)、ライア・マルティン(ピアノ)]

    発売日:2024年07月26日

    CD価格:1,900円(税込)

    20世紀前半のカタルーニャではグラナドスやアルベニスが民謡を採り入れた多くのピアノ曲を書き、カサドやカザルスがチェロの分野で活躍していました。それに比べヴァイオリン曲はあまり書かれていません。しかしその憂愁に溢れたピアノ曲や歌曲の旋律に魅せられたクライスラーやシゲティらがこれらをヴァイオリン用に編曲、旋律の魅力と名人芸を聴かせる格好の小品として生まれ変わらせています。 またアルバムにはヴァイオリンのオリジナル作品も収録。チェロの名手カサドが、1915年に世を去った兄アウグスティンを偲んで作曲したヴァイオリン・ソナタや、モンポウがパリ時代に作曲した唯一のヴァイオリン作品「Altitud 高地」、グラナドスの死後に出版された「ロマンス」や「3つの前奏曲」などを聴くことができます。 最後におかれた「ヴァイオリンのためのプローヴァ」の作曲家ジョルディ・セルベリョは1935年バルセロナ生まれ。もともとヴァイオリニストとして活躍するも、交通事故のためキャリアを中断し作曲活動に専念しました。彼の数多くの技巧的なヴァイオリン作品は、聴き手を21世紀の新しいカタルーニャ音楽へと導きます。 エルサレム交響楽団のコンサートマスター、ジャンナ・ガンデルマンが情感に満ちた演奏を聴かせます。

  • 商品番号:CDS-8016

    詳細ページを見る

    〈7月26日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    伝ボエリオ:
    インテルメッゾ《過ぎ去った美しい時よ》 詳細ページ
    [アントニオ・フローリオ(指揮)、カペッラ・ナポリターナ、ピノ・デ・ヴィットーリオ、ジュゼッペ・ナヴィリオ他]

    発売日:2024年07月26日

    CD価格:2,175円(税込)

    17世紀の中頃、ヴェネツィアから進出したオペラという芸術ジャンルがナポリで活況を呈するなか、同地で作曲されたオペラのインテルメッゾ(幕間劇)《過ぎ去った美しい時よ》が蘇演収録されました。この作品は、アントニオ・フローリオが文献研究で発掘したフランチェスコ・アントニーノ・ボエリオ作曲の歌劇《絶望的な無実》に付随した、現存するナポリ最古のインテルメッゾです。 舞台は17世紀、ハプスブルク・スペイン統治下のナポリの街角。ナポリ人、カラブリア人、少年というナポリ地方の喜劇にお決まりのキャラクター3人にスペイン人を加えた4人が登場 ― 4種類の言語を取り混ぜた滑稽な歌唱とラ・フォリアやタランテッラ、パッサカリアなどの舞曲を組み合わせた歌芝居を考証、再現しています。 ナポリのバロック音楽復興の第一人者アントニオ・フローリオ率いる古楽アンサンブル、カペッラ・ナポリターナと、ナポリ歌劇の名歌手による活気とユーモアに溢れる演奏をお楽しみください。

  • 商品番号:ORC100313

    詳細ページを見る

    〈7月26日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    クララ&ロベルト・シューマン、
    シマノフスキ、プロコフィエフ:

    ヴァイオリン作品集 詳細ページ
    [ナターリア・ロメイコ(ヴァイオリン)、ディナラ・クリントン(ピアノ)]

    発売日:2024年07月26日

    CD価格:2,175円(税込)

    ロシア出身のヴァイオリニスト、ナターリア・ロメイコのアルバム。このアルバムで彼女は、シューマン夫妻とシマノフスキ、プロコフィエフの神話や魅惑をテーマにした作品を選び、各々を美しく歌い上げています。 シューマンの「幻想曲」はもともとヴァイオリンとオーケストラのための作品で、1853年に友人のヨアヒムの依頼を受け作曲、何度か演奏されたものの次第に忘れられてしまった曲。1937年にクライスラーがピアノとヴァイオリン用に編曲し、現在ではこの形で愛奏されています。冒頭はイ短調ですが、主題が始まるとハ長調に転じ、自由な楽想が次々と展開する美しい作品です。クララの3つのロマンスはロベルトの幻想曲と同じ年に書かれており、こちらも彼女ならではのインスピレーションに溢れています。 共演はウクライナ出身で200年のブゾーニ国際ピアノ・コンクールの優勝者ディナラ・クリントン。これまでにリストの「超絶技巧練習曲」などのテクニカルな作品で高く評価されているピアニストです。

  • 商品番号:ORC100314

    詳細ページを見る

    〈7月26日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    バディネリ
    フルートとハープによる作品集 詳細ページ
    [ジュリアン・ボーディモン(フルート)、マリー=ピエール・ラングラメ(ハープ)]

    発売日:2024年07月26日

    CD価格:2,175円(税込)

    フランスのフルート奏者ジュリアン・ボーディモンとハープ奏者マリー=ピエール・ラングラメのアルバム。タイトルの“バディネリ”は18世紀の舞曲で、ここにも収められたバッハのものがフルートの活躍で有名です。 冒頭に置かれたのはプーランクのソナタで、軽やかで憂愁溢れるフルートの旋律を通常はピアノが伴奏しますが、ここではハープで伴奏することでラングラメは柔らかい響きを与えています。モーツァルトの美しいアダージョ、アルバム・タイトルでもあるバッハのバディネリやグルックの精霊の踊りなどのバロック、古典派の作品が続き、サン=サーンスやドビュッシーの流麗な曲から、バルトーク、ファリャ、リムスキー=コルサコフの民族的な曲、そして最後はピアソラの名曲「タンゴの歴史」でアルバムを締めくくるという贅沢な1枚。 世界中で活躍する二人の奏者が生み出す親密な音楽を存分に楽しめます。

  • 商品番号:ORC100315

    詳細ページを見る

    〈7月26日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    モーツァルト(1756-1791)
    2台のピアノのための協奏曲とソナタ 詳細ページ
    [フィアンメッタ・タルリ(ピアノ)、イーヴォ・ヴァルバノフ(ピアノ)、ムハイ・タン(指揮)、イギリス室内管弦楽団]

    発売日:2024年07月26日

    CD価格:2,175円(税込)

    ストラヴィンスキーの「春の祭典」や「ペトルーシュカ」、ブラームスのワルツ集での素晴らしいアンサンブルが高く評価されるフィアンメッタ・タルリとイーヴォ・ヴァルバノフによるピアノ・デュオ。 当盤ではモーツァルトの2台ピアノのための3作品を演奏しています。協奏曲ではムハイ・タンが指揮するイギリス室内管弦楽団をバックに従え、バイロイトに本拠を置くドイツのピアノ製造会社、シュタイングレーバーの「フェニックス・モデル」を使用。この楽器の特徴である「オーケストラを思わせる壮大かつ柔らかい音色」を存分に生かした華麗な演奏を披露。ロンドン、ヘンリー・ウッド・ホールの美しい響きも聴きどころです。 メニューイン・コンサートホールでスタインウェイを使用したソナタとの音色の違いもお楽しみいただけます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ORC100322

    詳細ページを見る

    〈7月26日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    バワーズ(1989-)
    若き日の自分へ
    シェーンベルク(1874-1951)
    室内交響曲 第1番 詳細ページ
    [チャールズ・ヤン(ヴァイオリン)、カルロス・イスカライ(指揮)、アメリカン・ユース・シンフォニー]

    発売日:2024年07月26日

    CD価格:2,175円(税込)

    2011年にセロニアス・モンク国際ジャズ・ピアノ賞を受賞し、アカデミー賞の短編ドキュメンタリー部門を受賞したピアニスト・作曲家クリス・バワーズの「For A Younger Self=若き日の自分へ」。コロナ禍のパンデミックの中で書き上げられたこの作品は、映画音楽作曲家として名を上げた彼の初の管弦楽作品であり、若者が自身の問題を克服し、成長していくという物語をヴァイオリン協奏曲の形式で描こうとしています。 ヴァイオリン独奏は、グラミー賞受賞バイオリニストのチャールズ・ヤンが担当。併録のシェーンベルクは編成を拡大した、いわゆる「フル・オーケストラ」版と呼ばれるもの。両曲ともカルロス・イスカライが指揮するアメリカン・ユース・シンフォニーが見事にバックを務めています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:QEC2024

    詳細ページを見る

    〈7月26日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    エリザベート王妃国際音楽コンクール
    ヴァイオリン部門2024 [4枚組] 詳細ページ
    [ドミトロ・ウドヴィチェンコ、ジョシュア・ブラウン、エリー・チョイ、吉田南(MINAMI)]

    発売日:2024年07月26日

    CD 4枚組価格:5,550円(税込、送料無料)

    日本先行発売! 吉田南が入賞したQEC2024
    6月1日(日本時間2日)に閉幕したばかりのエリザベート王妃国際音楽コンクールから、
    熱演を収めたライヴ盤が早くも登場!
    エリザベート王妃国際音楽コンクールは、チャイコフスキー・コンクール、ショパン・コンクールと共に「世界三大コンクール」と呼ばれる屈指の名門コンクール。前身のウジェーヌ・イザイ・コンクール時代を含めれば、ヴァイオリン部門の優勝者にはダヴィド・オイストラフ(1937)、レオニード・コーガン(1951)、堀米ゆず子(1980)、ヴァディム・レーピン(1989)、戸田弥生(1993)、レイ・チェン(2009)など、錚々たる顔ぶれが並びます。2024年のヴァイオリン部門は当初予定の2023年から1年延期されて開催され、5月6日から熱戦が繰り広げられました。日本でも奈良県出身でボストンのニューイングランド音楽院修士課程を5月に修了したばかりのMINAMIこと吉田南が入賞し、メディアで紹介されたので、ご覧になった方も多いと思います。 このアルバムではCD1からCD3には入賞者6名による選りすぐりの演奏を収録し、CD4には順位が付かなかったファイナリストたちの演奏を収めていますが、難関で知られるコンクールだけに、ファイナリスト12名の全員が非常に高水準であったことが伝わる内容となっています。中でもウドヴィチェンコは力強い美音と造形力を持ちながら、時にグロテスクなサウンドを出すこともいとわず曲の核心をえぐり出そうとする、師のクリスティアン・テツラフにも通じる演奏を展開しており、インターネット中継を見ていた人たちの多くが優勝候補筆頭に挙げたことも頷けます。 ちなみにウドヴィチェンコは6月1日生まれ。優勝を手にしたのは25歳の誕生日でした。CD2のモーツァルト2曲は演奏者がカデンツァも作曲しています。吉田南はロマンティックな美感を前面に出したものを披露していて、これが実にモーツァルトの音楽とつながりが良く、全曲の造形の確かさと相俟って聴きものとなっています。 CD3のトラック4はファイナルの、CD4のトラック3はセミ・ファイナルのための新作課題曲です。

  • 商品番号:QECDUO24

    詳細ページを見る

    〈7月26日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    エリザベート王妃国際音楽コンクール
    ヴァイオリン部門2009-2012 [4枚組] 詳細ページ
    [レイ・チェン、ロレンツォ・ガット、ヴィネタ・サレイカ、アンドレイ・バラノフ]

    発売日:2024年07月26日

    CD 4枚組価格:5,025円(税込、送料無料)

    今や世界に活躍するヴァイオリニスト4人のコンクール・ライヴ集「世界三大コンクール」の一つに数えられるエリザベート王妃国際コンクールの記録音源より、こんにち世界的に活躍する4人のライヴをリリース。収録時間にして約3分の2が初出音源で構成されているのも魅力です。 CD1のレイ・チェンは2009年の第1位。今や世界的なソリストとして活躍し、メジャー・レーベルからCDリリースしています。 名作フランクのソナタやサン=サーンスのヴィルトゥオーゾ・ピースの初出音源が聴けるのは嬉しいところ。 CD2のロレンツォ・ガットは同2009年の第2位。母国ベルギーを代表する音楽家として国際的に活動し、ALPHAレーベルからリリースしたベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全集は高く評価されました。初出音源では彼のヴィルトゥオジティを堪能できます。 CD3のヴィネタ・サレイカ(現在の姓はサレイカ=フォルクナー)は2009年のファイナリスト(Laureate)。フランダース交響楽団のコンサートマスターやアルテミス弦楽四重奏団の第1ヴァイオリンを経て、2023年にベルリン・フィルのコンサートマスターに就任し(女性として初)、同年の来日公演にも参加しました。ここでは様式も規模も異なる2曲の協奏曲を聴かせます。 CD4のバラノフは2012年の第1位。得意とするチャイコフスキーの名曲2曲に加えてモーツァルトの協奏曲も初出という嬉しい内容です。

  • 商品番号:VOXNX3044CD

    詳細ページを見る

    〈7月26日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    ワーグナー(1813-1883)
    管弦楽曲集 (2024リマスター) 詳細ページ
    [イェジー・セムコフ(指揮)、セントルイス交響楽団]

    発売日:2024年07月26日

    CD価格:2,175円(税込)

    高音質録音で名高いエリート・レコーディングズ制作のVOX原盤を現代の名エンジニア、マイク・クレメンツがオリジナル・マスターテープから192kHz/24bitでデジタル化するVOX AUDIOPHILE EDITION。セントルイス響でスラットキンの前任だったイェジー・セムコフ(1928-2014)のワーグナーが登場。 ポーランドに生まれたセムコフは、クラクフとレニングラードで学んだ後ムラヴィンスキーの下でレニングラード・フィルの副指揮者を務め、更にミラノでセラフィンに、ウィーンでワルターにも師事。ボリショイ劇場、ワルシャワ国立歌劇場、デンマーク王立歌劇場などのポストを持ったほか、ニューヨーク・フィル、ボストン響、シカゴ響、クリーヴランド管、ベルリン・フィル、ミラノ・スカラ座、コヴェント・ガーデン王立歌劇場などに招かれて指揮をしました。 メジャー・レーベルの録音に恵まれなかったこともあって日本での知名度は上がりませんでしたが、ヨーロッパでは信頼が厚く、フランス政府から叙勲されています。没後10年となる2024年に復刻されたワーグナー・アルバムは、欧州の劇場での高い評価を裏付ける明晰な音楽作り。拍をくっきりと刻んだ《マイスタージンガー》前奏曲、繊細なサウンドが息長く高揚してゆく《ローエングリン》第1幕前奏曲など、作品の性格に合わせた音楽を引き出しています。 巧みな録音の助けもあって、ワルキューレの騎行や聖金曜日の音楽の劇的・神秘的な場面描写も効果的です。新リマスターにより弦や木管の音に潤いが加わり質感が向上しました。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ARIADNE5029

    詳細ページを見る

    〈7月19日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    発売日:2024年07月19日

    CD 2枚組価格:3,675円(税込、送料無料)

    アメリカ・ブルックナー協会の事務局長で、放送業界でも活躍したジョン・F・バーキーの11,000本にも上るエアチェック・テープから、選りすぐりの音源で交響曲全集をCD化するブルックナー・フロム・アーカイヴ第3巻、いずれも初出音源です。このシリーズは同協会の総裁でブルックナー研究者のベンジャミン・コーストヴェットが監修と解説執筆を担当していることも注目です。 第3番はハンス・シュミット=イッセルシュテット指揮の北ドイツ放送響。彼はブルックナーの正規録音がありませんが、1950年にフリッツ・エーザーが校訂した第3番第2稿の楽譜が出版された際にいち早くその初演を行っています。マタチッチやスイトナーなど第3番第2稿を好む指揮者が使っていたエーザー版ですが、1980年に第2稿のノーヴァク版が出版されると、主流の座を譲りました。しかし両版の大きな違いは第3楽章のコーダの有無(エーザー版には無い)だけということもあり、その後もバレンボイムやドホナーニが使っています。 当音源には、第3番の演奏史において重要な役割を果たしたエーザー版と、そのバイオニアとしてのシュミット=イッセルシュテットへのトリビュートが込められているのでしょう。TahraからCD化されたこのコンビの第4番(1966年)と第7番(1968年)に通じる、あわてず騒がず細部を緻密に積み重ねて行く音楽作りが聞かれます。 フォルクマール・アンドレーエは1953年にウィーン響を指揮して録音した史上初のブルックナー交響曲全集で知られていますが、1906年から1949年の長きにわたり首席指揮者を務めたチューリヒ・トーンハレ管とは第4番と第9番のスイス初演や交響曲全曲演奏会を行い、生涯でのブルックナー作品指揮回数は250回以上と伝えられています。ここではミュンヘン・フィルを指揮して楽想の変化に応じた細かなテンポとダイナミクスの操作によって作品の持つ威容と深い情感を過不足なく描き出しています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:C230113

    詳細ページを見る

    〈7月19日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    モーツァルト(1756-1791)
    歌劇《ドン・ジョヴァンニ》 K.527
    カラヤン/ウィーン・フィルハーモニー
    ザルツブツク音楽祭 1970年
    詳細ページ
    [ニコライ・ギャウロフ、ヴィクター・フォン・ハーレム、グンドゥラ・ヤノヴィッツ 他/ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団]

    発売日:2024年07月19日

    CD-R 3枚組価格:3,750円(税込、送料無料)

    1970年、ザルツブルク音楽祭における《ドン・ジョヴァンニ》の歴史的上演のライヴ録音が復活。オーストリア放送局(ORF)の最初のステレオ放送で、カラヤン自身が最高の歌手たちをキャスティングしています。 ドン・ジョヴァンニ役をブルガリアの名歌手ニコライ・ギャウロフが歌い、ドンナ・アンナはカラヤンが強く推していたグンドラ・ヤノヴィッツ。脇を固めるレポレッロ役にはウェールズ出身で、すでに「フィガロ歌手」として評判を博していたエヴァンス、ドンナ・エルヴィラ役には、こちらもモーツァルト歌手して定評のあるテレサ・ツィリス=ガラと、現代では考えられないほどの豪華な顔ぶれは、まさに黄金期のカラヤンの力を示すものと言えるでしょう。 カラヤンはザルツブルク音楽祭で何度も《ドン・ジョヴァンニ》を上演していますが、この1970年の上演は1968年の演出と同じもので、歌手たちの顔ぶれもほとんど同じ、カラヤン自身は「最良のメンバーによる演奏」と絶賛しています。聴衆たちも大絶賛し、まさに伝説的な公演となりました。 全編にわたる快速なテンポ設定と、カラヤンらしい美麗なオーケストラの響きも聴きどころ。 ※ CD-Rでの再発売となります。

    収録作曲家:

  • 商品番号:C230133

    詳細ページを見る

    〈7月19日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    ブリテン(1913-1976)
    歌劇《ビリー・バッド》 Op.50 詳細ページ
    [ニール・シコフ、ボー・スコウフス 他/ドナルド・ラニクルズ(指揮)、ウィーン国立歌劇場管弦楽団]

    発売日:2024年07月19日

    CD-R 3枚組価格:3,675円(税込、送料無料)

    ブリテンの《ビリー・バッド》は、出演者が全て男声という特異な作品です。ウィーンでは、ブリテンの作品自体が20世紀末までほとんど上演されることがありませんでしたが、ニール・シコフの主演による《ピーター・グライムズ》が初演され好評を博したことで、その数年後の2001年に、同じくニール・シコフの出演による《ブリー・バッド》が上演されました。 シコフの説得力ある歌唱は聴衆の心を掴んだだけではなく、当時40歳になっていたボー・スコウフスの見事な題名役と悪役クラッガートのハーフヴァーソンの名唱も相俟って、上演後は30分間も拍手喝采がやまなかったというほどの名演となりました。また新兵を歌うのは日本でも人気の高いジョン・健・ヌッツォ。若々しい声がよいアクセントになっています。 指揮者のドナルド・ラニクルズとウィーン国立歌劇場管弦楽団は、バランス感覚を保った一糸乱れぬアンサンブルを披露、ブリテンの繊細な音楽を表現しています。 ※ CD-Rでの再発売となります。

    収録作曲家:

  • 商品番号:CDS-8017

    詳細ページを見る

    〈7月19日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    発売日:2024年07月19日

    CD価格:2,175円(税込)

    イタリア近現代の合唱作品を3作収録したアルバム。 ピツェッティの「レクイエム」は1922年の作品。彼の初の大規模な合唱作品で、1920年に妻を失ったピツェッティの悲しみの心が作曲の契機となったとされています。複雑な対位法とグレゴリオ聖歌の「怒りの日」が効果的に用いられており、12名の独唱者で演奏されることもありますが、このアルバムでは混声合唱で歌われました。 マルグッティの「ミサ・ロルカ」はスペインの偉大な詩人、フェデリコ・ガルシア・ロルカの詩を用い2002年から2006年に書かれた作品。ロルカの詩とモンテヴェルディのミサ曲「llo tempore そのときイエスは」の旋律を組み合わせたことで素晴らしい効果を上げています。 ドナーティの「Sicut Cervus 谷川の水を求める鹿のように」も過去の音楽素材を用いた作品で、タイトルにあるようにパレストリーナのモテットからの控え目な引用があり、16の声部が複雑なポリフォニーを歌い、豊かな音世界が広がる作品です。 演奏は2018年にダリオ・ベッキとマッシモ・ロンバルティによって設立された、トリノを拠点に活躍するエラート合唱団。これまでにイタリアをはじめ、ヨーロッパ中のオーケストラ、指揮者と共演し高く評価されています。

  • 商品番号:CDS-8041

    詳細ページを見る

    〈7月19日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    〈タルティーニの弟子たち 第3集〉
    ストラティコ、ジルメン、
    モリージ、ナウマンのヴァイオリン協奏曲
    詳細ページ
    [チュルトミル・シシュコヴィッチ(ヴァイオリン)、アンサンブル・ディソナンス]

    発売日:2024年07月19日

    CD価格:2,175円(税込)

    1726年にパドヴァでジュゼッペ・タルティーニ(1692-1770)が開いたヴァイオリン教室は「諸国民の学校」と呼ばれるほど、国際色豊かな弟子たちが集まりました。ここで学んだ彼らはフランス、ドイツ、イタリア、オランダなど、それぞれの出身国に戻り、タルティーニの教えを守りながら数多くの作品を生み出し、故郷の音楽的発展に貢献していきます。 このシリーズでは、彼の弟子たちの中でも傑出した才能を発揮した作曲家たちの作品を収録しており、この第3集では4人の作曲家の協奏曲を聴くことができます。どの曲もこのジャンルの先駆者であるヴィヴァルディの伝統を継承しながらも、タルティーニ独自の抒情性と技巧が反映されたギャラント様式による美しい作品です。 シリーズを通じてソロを務めるチュルトミル・シシュコヴィッチの優れた技巧と、スロベニアで活躍するアンサンブル・ディソナンスの巧みな伴奏が聴きどころです。

  • 商品番号:DSL-92275

    詳細ページを見る

    〈7月19日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    原稿は燃えない
    リスト、ファニー・メンデルスゾーン、
    サイ、アサド

    ピアノ作品集 詳細ページ
    [インナ・ファリクス(ピアノ&朗読)]

    Piano Music - BULGAKOV, M. / FALIKS, I. / KRAUSAS, B. / LISZT, F. / MENDELSSOHN-HENSEL, Fanny (Manuscripts Don't Burn) (Faliks)

    発売日:2024年07月19日 NMLアルバム番号:DSL-92275

    CD価格:2,325円(税込)

    タイトルの「Manuscripts Don’t Burn=原稿は燃えない」は、ロシアの劇作家ミハイル・ブルガーコフ(1891-1940)のカルト小説「巨匠とマルガリータ」に出てくる1節。ウォッカを飲む巨猫や吸血鬼のような劇場支配人、そして悪魔が縦横無尽に暗躍するこの作品を子供時代に読み衝撃を受けたというオデーサ出身のピアニスト、インナ・ファリクスは、この小説からインスパイアされる作品をクラウサスやジョンソン、ガーソンら現代の作曲家たちに委嘱するとともに、「巨匠とマルガリータ」の主題でもあるファウストにまつわる様々な作品や、彼女の故郷オデーサにまつわる作品を演奏。 豊かな語り口によるナレーションや、トラック15-17ではテープに録音されていた古の語りや歌などをまじえた聴き手の想像力を刺激するアルバムです。

  • 商品番号:DSL-92278

    詳細ページを見る

    〈7月19日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    Clear Voices In The Dark
    プーランク(1899-1963)「人間の顔」と
    アメリカ南北戦争の音世界
    詳細ページ
    [スカイラーク]

    POULENC, F.: Figure humaine (Clear Voices in the Dark) (Skylark Vocal Ensemble, Guard)

    発売日:2024年07月19日 NMLアルバム番号:DSL-92278

    CD価格:2,325円(税込)

    1943年、第二次世界大戦下の混乱した世界情勢の中で作曲されたプーランクのカンタータ「人間の顔」は、演奏には高い技術を求められることで知られています。アメリカの精鋭たちが集う声楽アンサンブル「スカイラーク」が歌うこのアルバムでは、指揮者マシュー・ガードの発案で、占領下フランスの人々の苦悩を映し出したポール・エリュアールの詩を用いたこの「人間の顔」に、南北戦争(1861-1865)時代の歌を組み合わせるという斬新な試みが行われています。 ガードは南北戦争にまつわる様々な合唱作品を探し出し、適切な編曲が見当たらなかった場合は自身で編曲を行い収録。戦争の時代を耐え抜く人間の力強い精神へと捧げています。

  • 商品番号:GP946

    詳細ページを見る

    〈7月19日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    発売日:2024年07月19日

    CD価格:2,175円(税込)

    アルメニアの作曲家アラム・ハチャトゥリアン。モスクワで音楽を学び指揮者としても活躍しました。 映画音楽やバレエ音楽が高く評価されており、とりわけローマに対して反乱を起こした指導者を描いた『スパルタクス』とアルメニアへの愛国心を描き、激しい「剣の舞」を含む『ガイーヌ(ガヤネーとも)』の2作は彼の代表作として広く愛されています。 このアルバムでは、この2作からの聴きどころを3人の作曲家がピアノのために編曲した版を演奏。元のオーケストラの荒々しくも色彩豊かな響きをピアノへそのまま移した見事な編曲が聴きどころ。アルバムには『仮面舞踏会』組曲のピアノ版も加え、ハチャトゥリアン作品の魅力を存分に伝えています。 アルメニア音楽を幅広く紹介するミカエル・アイラペティアンの巧みな演奏です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:OC1733

    詳細ページを見る

    〈7月19日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    発売日:2024年07月19日

    CD価格:2,475円(税込)

    2001年生まれのチェリスト、マヌエル・リプシュタインのデビュー・アルバム。 リプシュタインはわずか10歳でケルン音楽大学に入学、カタリーナ・デセルノに師事した後、2015年から2019年にはマリア・クリーゲルのもとで研鑽を積みました。2019年からはクロンベルク・アカデミーで学ぶとともに、2020年からは作曲と指揮の指導を受け、現在はケルンWDR交響楽団やブレーメンのドイツ・カンマーフィルハーモニーと共演するなどヨーロッパを中心に活動の幅を広げています。 彼は作曲家としても才能を期待されており、「ルーツ」と題されたこのアルバムでは、自身のお気に入りの作品であるヒンデミットやフェルドブッシュ、カサドといった近現代作品に交えて自作を披露。曲間にはリプシュタインの編曲によるチェロ・ピッコロで演奏するテレマンのファンタジアを置くという凝ったアルバム構成も魅力です。

  • 商品番号:OC499

    詳細ページを見る

    〈7月19日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    ブルックナー(1824-1896)
    オルガン編曲による交響曲全集 詳細ページ
    [ハンスイェルク・アルブレヒト(オルガン)]

    発売日:2024年07月19日

    CD 13枚組価格:9,675円(税込、送料無料)

    ブルックナー生誕200周年企画「オルガン編曲による交響曲全集」ついに完結!オルガニストでミュンヘン・バッハ管弦楽団の指揮者でもあるハンスイェルク・アルブレヒトの壮大なプロジェクトを集成。交響曲ヘ短調を含むCD13は当ボックスのみの収録となります。リンツのザンクト・フローリアン修道院の「ブルックナー・オルガン」をはじめ、チューリッヒ、ライプツィヒ、ウィーン、ロンドンなど作曲者所縁の地のオルガンを用いることで、各地のオルガンの音色の特徴を楽しめるだけではなく、ブルックナー作品のオルガン的な響きも存分に堪能できます。 番号順に並べられたアルバムには、交響曲の他、第二次世界大戦直後にブルックナーの弟子の遺品から発見された「交響的前奏曲」や「詩篇150篇」、3本のトロンボーンのための「エクアーレ」など興味深い作品のオルガン版も収録されています。 更に、現役作曲家がぞれぞれの交響曲から受けたインスピレーションをもとに作曲した各曲への「フェンスター(窓)」を収録(第5番へのフェンスターは配信のみ)。伝統を現代につなぐ企画となっています。

  • 商品番号:SOMMCD0688

    詳細ページを見る

    〈7月19日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    アフリカのピアニズム 第2集 詳細ページ [レベッカ・オモルディア(ピアノ)]

    発売日:2024年07月19日

    CD価格:2,250円(税込)

    第1集(SOMMCD0647)が高く評価されたレベッカ・オモルディアによる「アフリカのピアニズム」シリーズ第2集の登場。このシリーズのタイトルになったエウバのアフリカのピアニズムによる練習曲他、モロッコのベナブデルジャリルのロマンティックな小品、アラブ・イスラム圏の音楽を伝えるサリム・ダダの小品集など多彩な作品が収録されています。また今作にはアフリカ系アメリカ人の作曲家フローレンス・プライスの作品も収録、黒人霊歌「Don’t Let this Harvest Pass」の物悲しい旋律を用いた技巧的な「ファンタジー・ネグレ」も耳に残ります。 レベッカ・オモルディアは「アフリカのクラシック音楽のパイオニア」と称賛される、ルーマニアとナイジェリアの血を引くピアニスト。ロンドン、ウィグモアホールで開催されるアフリカ音楽コンサート・シリーズの芸術監督を務めています。

  • 商品番号:555409

    詳細ページを見る

    〈7月12日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    ミヒャエル・ハイドン(1737-1806)
    6つの弦楽四重奏曲 MH308-313 詳細ページ
    [コンスタンツェ四重奏団]

    HAYDN, M.: 6 String Quartets (Constanze Quartet)

    発売日:2024年07月12日 NMLアルバム番号:555409-2

    CD価格:2,100円(税込)

    ヨーゼフ・ハイドンの5歳年下の弟ミヒャエル・ハイドンは、モーツァルトと親交があり、作品を共作したこともありました。かつてモーツァルトの交響曲第37番と呼ばれていたものがミヒャエルの作だったように、その作風もよく似ています。兄ヨーゼフやモーツァルト同様にあらゆるジャンルで多数の作品を書いたミヒャエルですが、特に室内楽は作品数も多く、彼の創造性がよく発揮されています。 ここに収められた弦楽四重奏曲でも、優雅な旋律、時には荒々しさも感じさせる短調の楽章など聴きどころは多く、まさに兄ヨーゼフとモーツァルトの間に位置するような特徴を感じさせます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:555474

    詳細ページを見る

    〈7月12日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    ヨーゼフ・ラビツキー(1802-1881)
    アウグスト・ラビツキー(1832-1903)

    ワルツ、ポルカ、行進曲集 詳細ページ
    [クリスティアン・シモニス(指揮)/ニュルンベルク交響楽団]

    Waltzes, Polkas, Marches - LABITZKY, A. and J. (Nuremberg Symphony, Simonis)

    発売日:2024年07月12日 NMLアルバム番号:555474-2

    CD価格:2,775円(税込)

    「ボヘミアのヨーゼフ・ランナー」の異名をとったヨーゼフ・ラビツキーとその息子アウグストの作品集。 ボヘミア出身のヨーゼフは14歳から地方巡業のオーケストラでヴァイオリンを弾くなど早くから才能をあらわしていました。その後ソリストとして活躍した後、1825年に自身のオーケストラを結成、ウィーンとワルシャワでツアーを行い人気を博します。やがてチェコのカルロヴィ・ヴァリ(カールスバート)に移った彼は耳なじみのよい旋律と軽快なリズムを持つワルツやポルカを300曲以上作曲、湯治のために各地から集まった人々を魅了しました。 彼の息子アウグストは、最初父の楽団でヴァイオリンを弾き、後に指揮者として楽団を統率。父ほど多くはないものの、およそ50作ほどの舞曲や行進曲を遺しています。 一時はヨーロッパ中を席巻するほどの人気を博したものの、やがてヨハン・シュトラウスの影に隠れてしまったこれらの魅力的な作品に、クリスティアン・シモニスが新たな光を当てるとともに、アウグストの「酪農家の夢 - 牧歌」ではオダギリマキコとアンナ・レズニアクがソリストを務めています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:555569

    詳細ページを見る

    〈7月12日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    ハンス・フーバー(1852-1921)
    ピアノ五重奏曲 第1番・第2番 詳細ページ
    [オリヴァー・トリンドル(ピアノ)/カルミナ四重奏団]

    HUBER, H.: Piano Quintets Nos. 1 and 2 (Triendl, Carmina Quartett)

    発売日:2024年07月12日 NMLアルバム番号:555569-2

    CD価格:2,100円(税込)

    スイス出身の作曲家ハンス・フーバーのピアノ五重奏曲。音楽愛好家の両親の下に生まれ、早くから才能を発揮、10代の終わりにライプツィヒ音楽院に入学し、カール・ライネッケに師事しました。帰国後はバーゼルで音楽を教え、37歳の時にバーゼル音楽院の教授に就任。やがて院長となり数多くの弟子を育てました。彼の作品には親交のあったブラームスやサン=サーンスの影響が感じられます。 このアルバムには後期に書かれた2曲のピアノ五重奏曲を収録。独奏ヴァイオリンが導くフーガで幕を開ける第1番は全体に劇的で、まさにブラームスを思わせますが、弦楽器のピッツィカートとピアノのアルペッジョではじまる第2番は各楽章にストーリー性が与えられたシューマン風の作品。この対照的な2作をオリヴァー・トリンドルのピアノとカルミナ四重奏団が丁寧に演奏しています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:555592

    詳細ページを見る

    〈7月12日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    シュミューゲル(1727-1798)
    平和カンタータ 1763年
    テレマン(1681-1767)
    オラトリオ『ハノーファーの勝利』 詳細ページ
    [イラ・ホッフマン(指揮)/バロックヴェルク・ハンブルク]

    SCHMUGEL, J.C.: Friedencantate / TELEMANN, G.P.: Hannover siegt, der Franzmann liegt (Zumsande, Dahling, Ludwig, Wörner, Barockwerk Hamburg, Hochman)

    発売日:2024年07月12日 NMLアルバム番号:555592-2

    CD価格:2,775円(税込)

    フランスとイギリスの紛争を皮切りに1756年に勃発した戦争は、オスマン帝国を除くヨーロッパの列強が参戦し、まさに「世界大戦」とも呼ぶべき様相を呈していました。開戦から7年を経た1763年、ようやく戦いは下火になり、フベルトゥスブルク条約が結ばれ和平が成立。人々もようやく一息つくことができました。 ドイツの歴史ある都市リューネブルクもフランスに侵攻されていましたが、戦争が終結したことで、当時リューネブルクの教会音楽家を務めていたヨハン・クリストフ・シュミューゲルがブラウンシュヴァイク=リューネブルク選帝侯が催した祝賀会に寄せるカンタータを作曲。1763年1月6日に初演されたこの輝かしい作品は、250年以上の年月を経て今回初録音されました。 シュミーゲルはテレマンの弟子として知られ、このアルバムにはテレマンによる七年戦争に寄せる作品も併せて収録されています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:555656

    詳細ページを見る

    〈7月12日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    グラウプナー(1683-1760)
    ソロ&ダイアローグ・カンタータ 第2集 詳細ページ
    [マリー・ルイーズ・ヴェルネブルク/ドミニク・ヴェルナー/フロリアン・ヘイエリック(指揮&チェンバロ)/キルヒハイム・バッハコンソート(古楽器使用)]

    GRAUPNER, C.: Solo and Dialogue Cantatas, Vol. 2 (Werneburg, Wörner, Kirchheimer BachConsort, Heyerick)

    発売日:2024年07月12日 NMLアルバム番号:555656-2

    CD価格:2,775円(税込)

    1722年、クリストフ・グラウプナーはクーナウ亡きあとのライプツィヒの聖トーマス教会のカントルの候補者に選ばれましたが、彼を高く買っていた当時の雇い主ヘッセン=ダルムシュタット方伯が解雇を拒否、その地位はJ.S.バッハが手にすることとなりました。グラウプナーは数多くのカンタータを書きましたが、その総譜は雇用主が独り占めし、彼の死後は自身の城にしまい込んでしまったため、作品の演奏機会が失われてしまいました。しかし、そのおかげで彼の作品は散逸を免れ20世紀になって研究が進み、さまざまな作品が蘇演されるようになりました。 このソロ&ダイアローグ・カンタータは第1集(555215)に続くシリーズ第2作。イエスと魂の対話が表現されているという「ダイアローグ(対話)・カンタータ」はバッハの作品がよく知られていますが、グラウプナーの作品はオペラの二重唱を思わせる華麗な曲が多く、とても聞きごたえがあります。 演奏は1990年に設立されグラウプナー作品を積極的に紹介する古楽器アンサンブル「キルヒハイム・バッハコンソート」。

    収録作曲家:

  • 商品番号:555667

    詳細ページを見る

    〈7月12日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    17-18世紀のホルン協奏曲集
    ファッシュ、ハイニヒェン、シュテルツェル、
    ホフマン、バッハ、グラウプナー
    詳細ページ
    [シュテファン・カッテ/ゼバスティアン・フィッシャー(ホルン)/ラルパ・フェスタンテ]

    Horn Concertos (18th Century) - FASCH, J.F. / HEINICHEN, J. / STÖLZEL, G.H. / HOFFMANN, M. (Katte, Fischer, L'Arpa festante, Voskuilen)

    発売日:2024年07月12日 NMLアルバム番号:555667-2

    CD価格:2,775円(税込)

    ナチュラル・ホルンが奏でる華麗な協奏曲集ボヘミアのフランツ・アントン(チェコ名フランティシェク・アントニン)・フォン・シュポルク伯爵が1680年にルイ14世の宮廷を訪れた際、初めてホルンに出会いました。彼はこの楽器に魅了され、2人の召使をフランスに派遣、演奏法を学ばせたと言われています。このときボヘミアにに導入された狩りのホルン(Corno de Chasse)は、その後改良されてヨーロッパ全体に広がったとされています。それに伴い奏者たちのテクニックも向上し、作品中には難度の高いパッセージも含まれるようになっていきます。 このアルバムでは華麗なファッシュの協奏曲をはじめ、さまざまなホルンが活躍するオーケストラ作品を紹介。18世紀初頭には協奏曲の明確な区分がなかったためシンフォニアとされていても、独奏楽器が活躍する協奏的作品も含まれます。 独奏者シュテファン・カッテとゼバスティアン・フィッシャーは、ナチュラル・ホルンと指孔付きのトロンバ・ダ・カッチャを使い分け、ベル内の手の位置で音程を変化させるストップを用いない古い時代の奏法も曲によって駆使し、ラルパ・フェスタンテとともに驚異的なテクニックで作品を聴かせます。

  • 商品番号:8.574414

    詳細ページを見る

    〈7月12日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    バツェヴィチウス(1905-1970)
    〈管弦楽作品集 第2集〉
    交響曲 第3番
    ピアノ協奏曲 第1番&第2番 詳細ページ
    [ガブリエリウス・アレクナ(ピアノ)、クリストファー・リンドン=ジー(指揮)、リトアニア国立交響楽団]

    発売日:2024年07月12日

    CD価格:1,900円(税込)

    グラジナ・バツェヴィチの兄、ヴィータウタス・バツェヴィチウスの管弦楽曲集第2弾バチェヴィチウスは、もともとピアニストとして名声を博し、数多くの演奏会に出演していましたが、1939年に南アメリカで演奏旅行を行っている時に第二次世界大戦が勃発。その翌年、祖国リトアニアがソビエト連邦に併合されたため、アメリカ合衆国へ渡りそこに留まりました。 このアルバムに収録されている交響曲第3番は、アメリカに到着して間もなく作曲された作品。新天地に対する楽観的な希望が、牽引力ある力強い曲調で描かれており、曲の最後はアメリカ国歌「星条旗」で高らかに締めくくられます。 2つのピアノ協奏曲は大戦前のパリ留学時の作品。第1番ではリトアニアの民俗音楽の旋律が用いられており、彼の故郷への郷愁が窺えます。第2番の協奏曲にも民謡の要素が使われており、その曲の歌詞がバツェヴィチウスによって総譜内に書き込まれています。どちらの曲も装飾的なピアノ・パートを持ち、オーケストラの伴奏がこれを彩ります。 リトアニアのピアニスト、ガブリエリウス・アレクナはTOCCATAレーベルからバツェヴィチウスのピアノ曲をこれまでに3枚リリースした他、このシリース第1集の協奏曲でもピアノを担当しています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.574515

    詳細ページを見る

    〈7月12日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    ボッシ(1861-1925)
    ヴァイオリン・ソナタ 第1番・第2番 詳細ページ
    [エマヌエーレ・バルディーニ(ヴァイオリン)、ルカ・デッレ・ドンネ(ピアノ)]

    発売日:2024年07月12日

    CD価格:1,900円(税込)

    イタリアの作曲家エンリコ・ボッシのヴァイオリン・ソナタ。19世紀終わりから20世紀初頭にかけて、オペラ全盛期を迎えていたイタリアで、ボッシは終生オルガニストとして活躍。イタリアの器楽曲復興に力を尽くしました。オルガンのための作品が知られていますが、数少ない室内楽作品も歌心溢れる旋律と抒情性に満ちており、どれも聴きごたえのあるものです。 第1番のソナタは情熱的な主題で始まる作品。セザール・フランクのソナタのような循環形式が取り入れられた実験的な側面も持ち合わせています。 第2番のソナタはベートーヴェンやブラームスを思わせる古典的な4楽章形式による作品。第1楽章のピアノの幅広いアルペッジョに乗って歌われる旋律が印象的です。 イタリアに生まれ、サンパウロ交響楽団のコンサートマスターを務めるバルディーニが情熱歴な演奏を聴かせます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.574544

    詳細ページを見る

    〈7月12日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    発売日:2024年07月12日

    CD価格:1,900円(税込)

    コダーイのオルガン作品のすべてとドホナーニ唯一のオルガン作品を収めた貴重なアルバム。 「読唱ミサ」は本来、音楽を伴わず司祭の読誦のみで進行しますが、この作品は読誦はなく25分余りのオルガン独奏曲となっており、コダーイの最も重要なオルガン作品とされています。晩年の作「エピグラム」は声楽曲をオルガン用に編曲したもの。他にはハンガリーとチェコの作曲家による作品を収めています。 NAXOS、CHANDOS、 Hyperionに録音の多いイアン・クインの演奏で。

  • 商品番号:8.579160

    詳細ページを見る

    〈7月12日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    発売日:2024年07月12日

    CD価格:1,900円(税込)

    現代アメリカを代表する作曲家の一人、ジョン・コリリアーノ。クラシック音楽とポピュラー音楽の要素を融合したその作品は世界中で愛されています。この『ミスター・タンブリンマン』は2000年にボブ・ディランの詩に作曲した7曲からなる歌曲集。2008年に発表されたソプラノと管弦楽版の録音(8.559331)は2009年のグラミー賞を受賞。大きな話題をさらいました。 このアルバムでは、コリリアーノが2009年に室内楽用にアレンジしたヴァージョンを収録。小さな編成による音楽は風通しよく、アンプリファイド(電気的に増幅された)・ソプラノによる歌唱を引き立てており、管弦楽版とは違った味わいを楽しめます。カナダのソプラノ、ローラ・ハインズの美しい歌声も聴きもの。 同時に収録された「グリフォン・レルムス」はニューヨーク・タイムズ誌で作品を高く評価されるヴィンセント・ホーの作品。数々の賞を受賞し、2007年から2014年までウィニペグ交響楽団のコンポーザー・イン・レジデンスを務めるなど広く活躍しています。この作品は伝説上の生物グリフォンの物語にインスパイアされたピアノ三重奏曲で、ヴァイオリンとチェロが奏でるグリフォンの鳴き声や、第2楽章の東洋的な旋律が神秘的な雰囲気を盛り上げます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.579165

    詳細ページを見る

    〈7月12日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    発売日:2024年07月12日

    CD価格:1,900円(税込)

    世界20か国以上から集まった13歳から23歳までの若き才能による弦楽アンサンブル、LGTヤング・ソロイスツの水際立った演奏が聴きもののアルバム。シューベルトの名作弦楽四重奏曲「死と乙女」はマーラーによる弦楽合奏版で、コントラバスのパートを加えて響きに厚みが増し、音楽の劇的な側面が一層強調されています。 もう1曲の作曲家アイラト・イシュムラトフはソ連で生まれで、今はカナダを拠点として指揮活動にも注力しています。合奏協奏曲第3番はリヒテンシュタインの豊かな自然にインスパイアされた作品で、鳥の鳴き声を模した音も聞こえてきます。

  • 商品番号:DDX-21104

    詳細ページを見る

    〈7月12日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    ミツバチの日記
    ヘレン・リーチ:
    室内楽作品集 詳細ページ
    [ヴィクトリア弦楽四重奏団/リチャード・シンプソン(オーボエ)/ジョン・ブラッドベリ(クラリネット)/サイモン・リーチ(ピアノ)]

    発売日:2024年07月12日

    CD価格:2,475円(税込)

    自然豊かなスコットランド、ホーイックで生まれた作曲家ヘレン・リーチの作品集。 王立ノーザン音楽大学で学び、マンチェスターの礼拝堂で音楽監督を務めるとともに、自作をBBCラジオ4で演奏。アルバム収録曲でもある「ロイヤル・スワンのための前奏曲」は故エリザベス女王の即位記念日にラジオ3で取り上げられるなど、その作品は高く注目されています。 その後、夫とともにホーイックに戻った彼女は自然に触発された作品を多数書き上げ、1750年に建てられた歴史的な建造物として知られるマーチモント・ハウスでこのアルバムを録音、演奏には彼女の友人たちによる演奏家たちが集結し、ピアノは彼女の夫サイモンが担当しています。

  • 商品番号:DDX-21129

    詳細ページを見る

    〈7月12日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    Kefi
    カカバーゼ(1955-)
    合唱曲と室内楽曲集 詳細ページ
    [ルパート・ゴフ(指揮)/ロンドン大学ロイヤル・ホロウェイ合唱団 他]

    発売日:2024年07月12日

    CD価格:2,475円(税込)

    イギリス出身で、ギリシャ、オーストリア、ロシアとジョージアにルーツを持つ作曲家、リディア・カカバーゼ。その音楽には西欧と地中海世界の文化的要素が色濃く反映されており、彼女がこれまでに発表した作品も高く評価されてきました。 このアルバムは2020年リリースの「イタカ(イタケー)」(DDA-25188)の続編とも言える1枚です。収録曲でアルバム・タイトルでもある「Kefi」はギリシャ語の喜び、活気、興奮を意味し、ギリシャのブズーキ、バイオリン、ビオラ、チェロ、コントラバスのための賑やかな作品。ブズーキは「ヘロデの饗宴」でもエキゾチックな魅力を披露します。 アルバムの中心となる「サーティ・ステップス」はロイヤル・ホロウェイ・カレッジのヘレニズム(=古代ギリシャ文化)研究所の創立30周年記念の委嘱作。シナイの聖ヨハネ・クリマコス(579頃-649頃)が修道士たちに信仰の手引を説いた『天国への階梯』のテキストが用いられた合唱曲です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:DDX-21137

    詳細ページを見る

    〈7月12日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    発売日:2024年07月12日

    CD価格:2,475円(税込)

    トーマス・ピットフィールドの弦楽とピアノのための5作品を集めたアルバム。 若い頃にチェロを学んだ彼は生涯この楽器を愛し、1937-38年に作曲されたチェロ・ソナタをはじめ、さまざまな時期にチェロを用いた作品を書いていました。その多くは彼の友人たちのために書かれており、アルバムに収録されているソナティナもチェリスト、オリヴァー・ヴェラとその妻に捧げられています。 また後にピットフィールドの妻となるアリスに捧げられたピアノ三重奏曲第1番は1930年の作品。すぐに出版され大成功を収めています。かたや1948-49年に書かれた第2番は、作曲家の80歳を記念する1983年のコンサートで初演されるまでは忘れられていた作品。自筆譜のコピーに「抒情三重奏曲」と記されているとおり、抒情的で感傷的な音楽です。 「エピグラフ」にはアレンスキーの旋律の断片が用いられた短いながらも印象的な作品。 2011年結成のプレイエル・アンサンブルによる演奏で。

    収録作曲家:

  • 商品番号:DDX-21246

    詳細ページを見る

    〈7月12日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    トーマス・ピットフィールドとその時代
    イギリス近現代の室内楽曲集 詳細ページ
    [ジョン・ターナー(リコーダー)/ヴィクトリア四重奏団 他]

    発売日:2024年07月12日

    CD 2枚組価格:3,225円(税込、送料無料)

    イギリスの作曲家トーマス・ピットフィールドの没後25周年を記念したアルバム。 ピットフィールドは王立マンチェスター音楽大学(現王立ノーザン音楽大学)でピアノ、チェロと和声を学んだ後、ボストンに留学し美術と家具製作を学んだという異色の経歴を持ちます。第二次世界大戦後は母校で作曲科の教授となり、ジョン・オグドンらを指導するかたわら、詩作や執筆、また鳥類学の分野でも活動しました。 このアルバムは彼へのトリビュートで、CD1ではその魅力的な作品を同時代の作曲家たちの作品と並べ、CD2では彼の弟子たちと友人たちの作品を収録しています。 弟子の一人ジョン・ターナーを中心に、現代イギリスで活躍する演奏家たちによる演奏が聴きどころです。

  • 商品番号:A564

    詳細ページを見る

    〈7月5日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    A.スカルラッティ(1660-1725)
    それはあなたが不誠実だから
    アレッサンドロ・スカルラッティの室内カンタータ 詳細ページ
    [ヴァレリア・ラ・グロッタ、ヴァンヴィテッリ四重奏団、横山令奈]

    SCARLATTI, A.: Prima d'esservi infedele / Nella stagione appunto / Mentre un zeffiro arguto (La Grotta, Quartetto Vanvitelli)

    発売日:2024年07月05日 NMLアルバム番号:A564

    CD価格:2,775円(税込)

    イタリア後期バロックの大家、
    その原点を示す室内カンタータの初期作品を中心に
    アレッサンドロ・スカルラッティは、555曲の鍵盤ソナタで有名なドメニコ・スカルラッティの父で、ナポリとローマを中心に活躍し大きな影響力を誇りました。その作品群の中でもオペラや教会音楽と並んで重要な位置を占める室内カンタータ群から、比較的初期の作品を中心に長めの4曲を厳選(いずれも楽譜は未出版)、イタリア最前線の古楽プレイヤーたちの細やかな演奏でその秘技を味わえるアルバムです。 若くしてナポリ王の宮廷楽長に抜擢された後、欧州中の要人が集まるローマで注目を集めてゆく過程では、見識の高い貴族や高位聖職者たちのプライベートな楽しみを彩った小編成の室内カンタータが大きな意味を持ちました。この分野の作品は大半が理想郷で牧歌的に暮らす羊飼いやニンフたちの恋物語を扱っており、同時期の詩人たちも関心を寄せ議論を交わしていた作詩技法が反映されています。スカルラッティの室内カンタータは数百曲に及び、そのどれもが詩句一つ一つの味わいをよく活かすユニークな趣向の連続になっていて、現代の聴き手にとっても興趣が尽きません。 器楽勢ではイタリア17~18世紀の知られざる作品の発掘紹介に情熱を注ぐヴァンヴィテッリ四重奏団に、現代楽器奏者としても幅広く活躍する横山令奈も参加。欧州古楽シーンの注目を集めるイタリア人歌手ヴァレリア・ラ・グロッタの繊細な解釈で、若い頃のA.スカルラッティが見せた才気充分の至芸を心行くまでお楽しみください。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA1088

    詳細ページを見る

    〈7月5日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    神話
    シューベルト(1797-1828)
    レーヴェ(1796-1869)
    歌曲集 詳細ページ
    [コンスタンティン・クリンメル、アミエル・ブシャケヴィッチ]

    発売日:2024年07月05日

    CD価格:2,775円(税込)

    クリンメルが物語る、シューベルトとレーヴェの傑作リートの世界情熱、孤独、郷愁、世界の苦しみ、飛翔、死――これらはロマン主義の典型的なテーマです。コンスタンティン・クリンメルは、彼の最初のリサイタル・アルバム『Saga』(ALPHA549)でこの感傷の時代を特徴づける作品をすでに探求していましたが、今回はこの世界にさらに深く分け入ります。 「私は物語を語るのがとても好きです。子供の頃から、古い伝説や物語を聞くのが好きでした」と語るクリンメルはピアニストのアミエル・ブシャケヴィッチと共に、これらの偉大なテーマを具現化するフランツ・シューベルトとカール・レーヴェの歌曲を対比させました。 2人の作曲家はどちらもリートの巨匠でありながら、シューベルトは31歳にして亡くなり、レーヴェは72歳まで生きるという対照的な人生を送っています。2019年の「ヘルムート・ドイチュ賞」受賞など既に第一級の表現者として認められており、秀でたストーリーテラーでもあるクリンメルの魅力が、大いに発揮されたアルバムです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:CD-16335

    詳細ページを見る

    〈7月5日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    発売日:2024年07月05日

    CD価格:2,775円(税込)

    言葉のない笛の音が逆説的に浮かび上がらせる、昔日の「物語」の奥深い魅力ユトレヒト、ミラノ、ウィーン、トロッシンゲンなど欧州屈指の古楽拠点で名匠たちに学んだ後、さまざまな楽器を手に中世ヨーロッパと中近東の音楽を自在に行き来する、ギリシャ出身のリコーダー奏者ディミトリス・クントゥラス。その笛の音を軸に、イタリアからコーカサス山地まで幅広く曲を集め、歌い手も朗読者もなしに古来の「物語」を浮き彫りにしてゆくプログラム。 「現代は誰もが歌や小話を求める時代で、長々と続けられる物語に人が耳を傾けてきた伝統は忘れられている」との発想のもと、いずれも短い演奏時間に収まる作品を選んでいながら、その全ての背後に何かしらの物語や伝統が息づいている充実した選曲になっています。 十字軍遠征の最中に囚われの身となり、忠臣ブロンデルに救われたという伝説で知られるリチャード獅子心王の歌に始まり、クントゥラスの故郷ギリシャの歴史に関わるビザンツ帝国やオスマン帝国からの伝統、アルメニアやシリアの伝承曲、数多くの詩人や音楽家が集ったアキテーヌ地方の教会音楽や詩人としても高名だったマショーの語り歌など、背景の豊かさに裏打ちされた音楽の味わいはどこまでも深く、シンプルな音が驚くほど想像力を刺激してやみません。 しなやかな笛の調べと中世楽器の素材感の心地良さ、安定した舞曲のリズムが穏やかな陶酔をさそう、聴くほどに引き込まれるアルバムです。

  • 商品番号:CDM2457

    詳細ページを見る

    〈7月5日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    恋のときめき
    ウプサラの歌曲集(1556)より 詳細ページ
    [ベアトリス・ラフォン、カルレス・マグラネル、カペリャ・デ・ミニストレルス]

    発売日:2024年07月05日

    CD価格:2,775円(税込)

    知る人ぞ知るスペイン・ルネサンスの名曲集、本場の精鋭陣の演奏で!スペイン東部バレンシアを拠点に活躍するカペリャ・デ・ミニストレルスがこのアルバムで紹介するのは、同国の音楽史に輝くルネサンスの傑作ビリャンシーコ集「ウプサラの歌曲集」。これはグラナドスやルーセル等と同世代のスペインの音楽学者ラファエル・ミチャーナが1907年、古い音楽史料を多く所有するスウェーデンのウプサラ大学図書館で発見した古い曲集で、出版は1556年、楽譜印刷の一大拠点だったヴェネツィア。印刷譜でありながら残存例は1907年当時この1集しかありませんでした。16世紀に南イタリアのカラブリアを支配していたスペインの王族、アラゴン家のカラブリア公フェルナンドの宮廷で編纂され、朴訥な庶民風の歌詞に彩られた2~4声の多声世俗歌=ビリャンシーコが多数収められているほか、幾つかの多声器楽曲=トノも併録されています。 カペリャ・デ・ミニストレルスはこれらのトノをプログラムのアクセントとして使い、選び抜いた8曲のビリャンシーコと交互に演奏。一説によれば彼らの本拠地バレンシアに起源があるという弦楽器ビウエラ・デ・アルコ(発展の後にヴィオラ・ダ・ガンバとして知られるようになる古い弓奏弦楽器)と撥弦楽器で綴られるトノの豊かな響きも、時に玄妙にして静謐、時に生命力迸る情熱を秘めた歌の味わいも、CdMレーベルならではの丁寧なエンジニアリングを通じて隅々まで生々しく聴こえ、数百年の隔たりを越え昔日の音楽に触れる喜びを堪能させてくれます。

  • 商品番号:CKD744

    詳細ページを見る

    〈7月5日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    発売日:2024年07月05日

    CD価格:2,775円(税込)

    古楽器四重奏団なればこそ!
    ルネサンスやバロックの音世界とシューベルトの交錯
    現代音楽開拓と古楽器演奏研究のどちらにも長い歴史をもつスイスのバーゼルで研鑽を重ねた4人の若い弦楽器奏者が、メンバーの大半の母国であるスペインで結成したプロティアン四重奏団によるシューベルトの弦楽四重奏曲集。大家サリエリの門下で作曲法を学び始めた頃の第4番と、後年の短調の傑作の一つ第13番「ロザムンデ」が選ばれていますが、注目すべきはその前後と曲間に置かれた併録曲。シューベルトと同じく30代で早世した17世紀英国の天才パーセルのコンソートや劇付随音楽、そしてさらに古いフランドル楽派最大の巨匠の一人ジョスカン・デ・プレの多声音楽を並べて弾くことで、それら全く違う時代の音楽が持つ意外な共通点が浮かび上がるのです。 シューベルト作品に生き続けるポリフォニー技法の下地もさることながら、パーセルやジョスカンの綴った音楽の意外な抒情性やドラマにもはっとさせられるのは、各声部の動きを明晰に伝えるアンサンブルの確かさに加えて音楽の起伏を脈々と伝えるプロティアン四重奏団の解釈の妙あればこそ。企画そのものの魅力を十二分に活かした演奏の見事さを、LINNならではのエンジニアリングで触感確かに味わえる1枚です。

  • 商品番号:FUG813

    詳細ページを見る

    〈7月5日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    発売日:2024年07月05日

    CD価格:2,775円(税込)

    アレクサンドラ・スムとバンジャマン・レヴィがパリの賑わいを描く、
    楽しくも美しいアルバム
    2024年パリの祝祭をテーマに、第二帝政から1920年代の狂騒の時代まで約70年間の作品を集めたアルバム。ブラジルの大衆音楽に大きな影響を受けたミヨーの「屋根の上の牛」で賑やかに始まり、最晩年のシャブリエが書き上げたピアノ曲の管弦楽版「気まぐれなブーレ」、新しいラヴェル・エディションでの初録音となる「ツィガーヌ」、ビゼーが唯一残した交響曲が収められています。 ミヨーとラヴェルではロシア出身で現在はパリを拠点に活躍するヴァイオリニスト、アレクサンドラ・スムがソリストを務め、高い技術と表現力で聴く者に強く訴えかける素晴らしい演奏を披露。バンジャマン・レヴィ率いるペレアス室内管弦団も世界観をストレートに歌い上げ、喧騒、郷愁、揺らぎに満ちた光の街の肖像画を描きます。

  • 商品番号:RAM2303

    詳細ページを見る

    〈7月5日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    心の奥底に
    ~シェイクスピア演劇の音楽~ 詳細ページ
    [ロミーナ・リシュカ、ハトホル・コンソート]

    発売日:2024年07月05日

    CD価格:2,775円(税込)

    高雅にして人間的!
    変幻自在、昔日の舞台を彩った響きを最前線の古楽プレイヤーたちと
    欧州屈指の古楽拠点バーゼルとブリュッセルで学んだオーストリアのヴィオラ・ダ・ガンバ奏者ロミーナ・リシュカを中心に、意欲的なプログラムを次々と音盤化してきた古楽器集団ハトホル・コンソート。ルネサンス期の英国で愛されていたガンバ・コンソートを主なレパートリーとしてきたこのグループが、エリザベス朝時代を賑わせたシェイクスピアの戯曲に光を当てるアルバムを制作しました。 シェイクスピアの作品は随所に音楽や楽器への言及が見られるほか、16~17世紀の英国で実際に演劇上演時に音楽を使っていたことも分かっており、直接その詩句に曲がつけられた当時の楽曲はもちろん、同時代の英国で知られていた器楽曲もテーマに沿って厳選。一座の入場から劇の終わりまで、ルネサンス演劇を音で辿れる充実したプログラムになっています。 政治風刺や道化芝居を織り込みながら、恋の魅力もさまざまに描きつつ最後は壮絶な死を連想させて終わるその流れは、まさしくシェイクスピア悲喜劇の展開さながら。英国と欧州各地で、さまざまな第一線グループの一員として幾多のステージや名盤を彩ってきた古楽器の名手が多数加わり、オラトリオや歌曲でも高く評価されているハンナ・モリソン、小編成ポリフォニーから劇音楽まで幅広い活躍をみせるマルニクス・デ・カットという名歌手2人が変幻自在の歌を鮮やかに歌い継ぐ70分。各歌詞の背景まで含め、古楽の奥深さとスリリングな多様さを十分に味わえる1枚となっています。

  • 商品番号:RIC465

    詳細ページを見る

    〈7月5日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    麗しき季節の訪れに
    中世フランス北部のトルヴェールたちの歌 詳細ページ
    [クララ・クトゥリ、ポラン・ビュンドゲン、アンサンブル・セラドン]

    発売日:2024年07月05日

    CD価格:2,775円(税込)

    昔日のフランス北部に花開いた「宮廷式恋愛」の息吹中世の貴人たちを虜にした南フランスの宮廷詩歌人(トルバドゥール)たちの歌を集めた『オクシタニアの夜』(RIC144)、ドイツ語圏のミンネゼンガーによる宮廷音楽を集めた『菩提樹の下で』(RIC447)に続くアンサンブル・セラドンの中世音楽アルバムは、フランスの北側で活躍した宮廷詩歌人(トルヴェール)たちの音楽を厳選。 カタルーニャ語やスペイン語にやや近い南フランスの言葉で詩歌を作ったトルバドゥールと違い、ここに集められた曲はどれも現代フランス語の直接の先祖となる北フランスの言葉で詩句が編まれており、パリでノートルダム楽派のポリフォニー教会音楽が花開いた時代にあってフランスの貴人たちが艶やかな恋愛に憧れ、高度な文学・音楽芸術を愉しんでいた様子を窺わせるものとなっています。 14世紀に編纂された史料をもとに、セラドンの音楽家たちはニュアンス豊かな詩句の味わいを最大限に活かす音作りでみずみずしい解釈を聴かせ、冒頭トラックのように数十秒にわたり鳥の声など自然音を取り込んだ演出も歌詞に即して導入、各作品の魅力をいっそう豊かに伝えてくれます。 ヴィエルのル・グェン、オルガネットのヒュン・ファン・シュアンなど新旧世代の名手が集う器楽勢の頼もしさもセラドンならでは。緑豊かな中世フランスで、既婚女性へのプラトニックな恋慕を軸とした「宮廷式恋愛」がどんな芸術的瞬間へと昇華されていったか、1枚を通じて深く聴き確かめられる内容になっています。 ※ブックレットの歌詞は原詩のみの掲載で英訳等はありません。

  • 商品番号:TOCC-671

    詳細ページを見る

    〈7月5日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    A.ブッシュ(1891-1952)
    〈管弦楽作品集 第1集〉
    室内オーケストラのための作品集 詳細ページ
    [ウルリッヒ・ワーグナー(指揮)/ブッシュ・コレギウム]

    発売日:2024年07月05日

    CD価格:2,175円(税込)

    日本でもSP時代からファンの多いヴァイオリニスト、アドルフ・ブッシュの管弦楽作品を録音するプロジェクトがスタート。第1弾は彼の没後70周年記念演奏会のライヴ音源が中心で、ドイツで活躍するヴァイオリニスト井手上康(いでうえ やすし)も参加しています。 1910年代にドイツ楽壇の寵児となったブッシュは、ケルン音楽院在学中には演奏家よりも作曲家を目指していたといい、ソリスト、弦楽四重奏、指揮者と しての多忙な活動の合間にも作曲を行って、交響曲やヴァイオリン協奏曲などの管弦楽作品、室内楽曲、器楽曲、歌曲に合唱曲まで180ほどの作品を書きました。その大半は未出版または絶版の状態で、演奏の機会にあまり恵まれません。 TOCCATAにはすでにピアノ曲全集や室内楽作品集の録音がありますが、このたび管弦楽作品の網羅的な録音をスタート。第1弾となる当CD収録曲のうちディヴェルティメントを除く4作は世界初録音。その作風からは、青年時代に知り合い親友となったマックス・レーガーの影響を感じさせる巧みな対位法と厚めのハーモニーが見て取れますが、ディヴェルティメントにはブゾーニやストラヴィンスキーといった同時代の作曲家たちに通じるモダンな洗練や軽妙さも見られます。 作曲家の名を冠した音楽家たちによる演奏に加え、譜例や当時の演奏会評などを盛り込んだ曲目解説(英独各19ページ)も充実しています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:TOCC-705

    詳細ページを見る

    〈7月5日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    発売日:2024年07月05日

    CD価格:2,175円(税込)

    近代フィンランド音楽、特に合唱音楽への多大な貢献で知られるヘイッキ・クレメッティのオルガン音楽を収めた1枚。彼は青年時代に留学したベルリンで優れたオルガン奏者オットー・ディーネルに師事し、次いでベルリンの教会音楽アカデミーでオルガン製作を学び、オルガン検査官の資格とオルガニストの学位を取得しました。オルガン作品も遺していますが、生前に出版されたのは15曲に留まり、それらも現在では演奏の機会にめぐまれません。 彼のオルガン作品には自身の演奏を書き留めたと思われる即興的で粗削りなものもありますが、このアルバムに収録された曲はどれもしっかりと作り込まれており、同時代のシベリウスやヴォーン・ウィリアムズ、そして彼の研究対象でもあったオストロボスニア民謡の影響も感じさせます。 録音に使われたタンペレ大聖堂のオルガンは1907年建造、フィンランド国内でも最大級のロマンティック・スタイルによる歴史的オルガンです。1929年に改造工事を受けましたが、2021年に当アルバム演奏者レヘトラの監修のもとで復元工事が行われ、往時の響きを取り戻しました。

    収録作曲家:

  • 商品番号:TOCC-720

    詳細ページを見る

    〈7月5日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    発売日:2024年07月05日

    CD価格:2,175円(税込)

    リヴァプール出身のジョージ・ロックリンは、王立音楽大学(RCM)でピアノをアーサー・ベンジャミン、作曲をゴードン・ ジェイコブに学び、ピアニストとしてデビューした後、更にウェールズ大聖堂でオルガンを学びました。現在では主に1958年から21年間務めたメルボルン大学での教育活動で知られています。 一方で教職の合間を縫いながら晩年に至るまで作曲活動を続け、多くの作品を書き上げました。その一部はアデレード音楽祭やオーストラリア放送協会(ABC)の番組で演奏されましたが、録音されるのはこれが世界初となります。 その作風はヴォーン・ウィリアムズの系譜に連なるもので、時折不協和音を用いながらも比較的穏やかな旋律が多く用いられ、抒情的なニュアンスが魅力となっています。

  • 商品番号:TOCC-732

    詳細ページを見る

    〈7月5日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    発売日:2024年07月05日

    CD価格:2,175円(税込)

    「ティペットとブリテンの後継者」と見做されるイギリスの現代作曲家、ディヴィッド・マシューズ。彼はこれまでに17曲もの弦楽四重奏曲を作曲しています。 このアルバムに収録された第8番の四重奏曲は彼の友人でチェコ人の作曲家、パーヴェル・ノヴァークの40歳を記念して作曲されましたが、最終楽章は1996年に亡くなったもう一人の友人、ベルトルト・ゴルトシュミットの思い出に捧げられており、第1ヴァイオリンの最後の2つの音は彼のイニシャルを表しています。 第16番は2022年のビヴァリー室内音楽祭で初演された作品。こちらも2021年8月に世を去った友人、ヒュー・ウッドに捧げられており、ウッドの作品のモティーフが組み込まれています。 第17番は30年近くにわたり協働を行ってきたクロイツェル四重奏団のための曲。第1楽章の冒頭では4人の奏者がそれぞれソロを弾くなどの見せ場があり、ピツィカートで全体が奏される第2楽章、瞑想的な第3楽章、夢の中を彷徨うような幻想的な雰囲気で始まり、精緻なフーガが続き最後は熱狂的に曲を閉じる終楽章と聴きどころの多い作品です。 最後に添えられているのは、平均律クラヴィーア曲集第1巻 第24番。「バッハ作品の中でも最高の曲」と語るマシューズが弦楽四重奏版に編曲したものです。

    収録作曲家: