ルドルフ(エルンスト・フリードリヒ・カール) Rudorff, Ernst Friedrich Karl
生没年 | 1840-1916 | 国 | |
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辞書順 | 「ル」 | NML作曲家番号 | 84072 |
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ルドルフ(1840-1916):
交響曲 第3番
自作主題による変奏曲 Op.24 [ボーフム響/ベールマン]RUDORFF, E.F.K.: Symphony No. 3 / Variations on an Original Theme (Bochum Symphony, Beermann)
発売日:2014年12月24日 NMLアルバム番号:777458-2
CD価格:2,608円(税込)
ベルリンに生まれ、ヴォルデマール・バルギールにピアノを学んだ後、ライプツィヒ音楽院でモシェレス、プレディ、リーツから音楽を学んだというエルンスト・ルドルフ(1840-1916)。彼はケルン音楽院でピアノを教えているときに、ケルン・バッハ協会を設立し、バッハ作品の普及に努めた他、ヴェーバーやモーツァルトなどの楽譜の校訂を行うなど活発な活動をしました。ブラームスやヨアヒムとも懇意にしていて、往復書簡も残っています。彼自身の作品も3つの交響曲をはじめ、管弦楽曲、室内楽曲、そして数多くの歌曲が残されていますが、残念ながら彼の作品は、同時期のヘルツォーゲンベルクやゲルンスハイムのようにほとんどが忘れられてしまっています。 そんなルドルフは自然を愛し、その破壊に心を痛めたといわれ、環境保護運動にも力を入れたことで知られています。作品にも雄大な雰囲気が仄かに感じられます。ここで聴ける音楽は、例えばユニゾンで始まる交響曲の第3番の第1楽章など、かなりユニークな作風を有しています。
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