コセンコ(ヴィクトル・ステパノヴィチ) Kosenko, Viktor Stepanovych
生没年 | 1896-1938 | 国 | |
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辞書順 | 「コ」 | NML作曲家番号 | 47456 |
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Ukrainian Masters
ウクライナのヴァイオリン・ソナタ集
コセンコ/スコリク/ボルトキエヴィチ [ソロミヤ・イヴァヒフ(ヴァイオリン)/スティーヴン・ベック(ピアノ)]Violin Sonatas (Ukrainian) - BORTKIEWICZ, S. / KOSENKO, V.S. / SKORYK, M. (Ukrainian Masters) (Ivakhiv, S. Beck)
発売日:2024年02月23日 NMLアルバム番号:8.579146
CD価格:1,900円(税込)
ウクライナの3人の作曲家によるヴァイオリン・ソナタ集。 サンクトペテルブルクに生まれ、後半生をウクライナで過ごしたコセンコのソナタは1927年の作品。2楽章で構成されており、刻々と変化する曲想が魅力的な第1楽章に、美しい緩徐楽章が続きます。 スコリクはリヴィウ生まれ。1988年にウクライナ作曲家連盟のリヴィウ支部の会長に就任し、2011年にキーウ国立歌劇場の芸術監督に就任するなど、ウクライナの音楽文化の発展に寄与しました。このソナタ第2番にはベートーヴェンを暗示する旋律があるとともに、時にはプロコフィエフやガーシュウイン、ジャズの影響も感じさせるさまざまなイディオムが組み込まれています。 ハルキウ生まれのボルトキエヴィチのト短調のヴァイオリン・ソナタは、彼の室内楽作品の中でも、音楽言語が最も鮮やか、かつ直接的に伝わる作品として際立っています。賑やかで快活な終楽章にはシンコペーションの効いた民族音楽の引用も聞かれます。
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TRANSITIONS
コセンコ(1896-1938)/
スクリャービン(1872-1915):
ピアノ作品集 [イーゴリ・フリシン(ピアノ)]KOSENKO, V.: 11 Etudes, Op. 8 / SCRIABIN, A.: 4 Preludes, Op. 22 / Piano Sonata No. 4 (Transitions) (Gryshyn)
発売日:2021年08月27日 NMLアルバム番号:ORC100176
CD価格:1,950円(税込)
ウクライナ出身のピアニスト、イゴール・フリシン。地元で基礎を学び、1996年にモスクワ音楽院の特別音楽学校に入学、アルカディ・セビドフに師事し研鑽を積みました。1999年からライプツィヒに留学し、2005年にはフェリックス・メンデルスゾーン・バルトルディ音楽演劇大学の最年少卒業生として学位を習得し、ウラディーミル・アシュケナージの薫陶を受けた他、いくつかの国際コンクールに入賞、優れたピアニストとして活躍しています。 このアルバムでは、フリシンの同胞であり、彼が現在関心を抱いているヴィクトル・コセンコの作品を中心に、コセンコに強い影響を与えたアレクサンドル・スクリャービンの初期の名作「前奏曲」と神秘的な和声が用いられた「ソナタ第4番」を併せて演奏することで、ショパンからジャズへと連なる2人の作曲家の共通点を探っていきます。 コセンコはサンクトベテルブルクに生まれ、幼い頃から音楽の才能を発揮、ワルシャワ音楽院とサンクトベテルブルク音楽院でピアノを学びました。教育者としても功績を残しましたが、生活には恵まれず、41歳の若さで世を去っています。彼の代表作の一つ「11の練習曲」は調性感を保ちながらも、スクリャービン風の和声と、ジャズからの影響が感じられる多彩な表情を持つ作品。どこか懐かしくメランコリックな旋律が魅力的です。