ヘークフ(カール) Höckh, Carl
生没年 | 1707-1773 | 国 | ドイツ |
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辞書順 | 「ヘ」 | NML作曲家番号 | 338769 |
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ヘークフ(1707-1773):
ヴァイオリン・ソナタ集 [ミコワイ・ズゴウカ(ヴァイオリン)/ヤロスワフ・ティエル(チェロ)/アレクサンドラ・ルポチンスカ(チェンバロ)]発売日:2019年12月13日
CD価格:2,550円(税込)
18世紀ドイツのヴァイオリニスト、カール・ヘークフのヴァイオリン・ソナタ集。もともとは軍楽隊のオーボエ奏者として活躍し、連隊の一員としてポーランドに赴いた際、ワルシャワの知事の目に留まり、知事のお抱えの音楽家となりました。この地ではヴァイオリンとホルンを演奏、その後フランツ・ベンダの推薦によりツェルプストの音楽監督に就任。優れたヴァイオリン奏者、教師として名を馳せ、最終的には「ドイツにおけるヴァイオリン演奏法の創始者の一人」として讃えられるようになった人です。 このアルバムには彼の技術の粋を極めたソナタを収録。どの曲もバロック盛期の特徴を備えており、最初と最後のソナタは調性も冒頭の旋律もほとんど同じですが、装飾の違いや、少しずつ違う曲に発展していくところはヘークフの創意工夫の表れと言えるでしょう。
収録作曲家: