カルナヴィチウス(ユルギス) Karnavičius, Jurgis
生没年 | 1884-1941 | 国 | |
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辞書順 | 「カ」 | NML作曲家番号 | 269634 |
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カルナヴィチウス(1884-1941):
弦楽四重奏曲 第3番&第4番 [ヴィリニュス弦楽四重奏団]KARNAVIČIUS, J.: String Quartets Nos. 3 and 4 (Vilnius String Quartet)
発売日:2021年08月13日 NMLアルバム番号:ODE1387-2
CD価格:2,475円(税込)
リトアニアの作曲家、ユルギス・カルナヴィチウスの弦楽四重奏曲集。好評を得た第1集(ODE-1351)に続く第2集には第3番と第4番を収録、これで彼の弦楽四重奏曲を全てを聴くことができるようになりました。 これらの四重奏曲は、彼が第1次世界大戦に従軍した後、サンクトペテルブルク音楽院で教鞭を執っていた頃に書かれたもので、民謡にインスパイアされた素朴な第1番と第2番に比べ、第3番と第4番はより近代的な和声を持っています。これらはロシア楽壇における弦楽四重奏曲の歴史で、チャイコフスキーとショスタコーヴィチの間を埋める重要な作品ですが、第3番、第4番ともにサンクトペテルブルクで初演された後は、作曲家の死後まで再演の機会がなく、とりわけ第4番は現在においても未出版です。リトアニアを拠点に活躍するヴィリニュス弦楽四重奏団による世界初録音です。
収録作曲家:
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カルナヴィチウス(1884-1941):
弦楽四重奏曲 第1番&第2番 [ヴィリニュス弦楽四重奏団]KARNAVIČIUS, J.: String Quartets Nos. 1 and 2 (Vilnius String Quartet)
発売日:2021年03月12日 NMLアルバム番号:ODE1351-2
CD価格:2,475円(税込)
バルト三国の一つ、リトアニア出身の作曲家ユルギス・カルナヴィチウス。音楽一家に生まれ、幼い頃からピアノを学び、リトアニア音楽アカデミーを経てサンクトペテルブルク音楽院(後のペトログラード音楽院)に入学、マクシミリアン・シテインベルクに師事しました。卒業後は第1次世界大戦に参戦しましたが、戦後はピアニストとしてオーケストラと共演するとともに、サンクトベテルブルク音楽院で教鞭を執りました。 1920年代後半にリトアニアに戻り、ヴィオラ奏者としてアンサンブルを結成、数多くのコンサートを開催するとともに、カウナス音楽院で作曲を指導します。また作曲家としては、リトアニア初の歌劇《グラジナ》を作曲するなど、多方面でリトアニアの音楽界に貢献した人です。 このアルバムにはサンクトペテルブルク時代に作曲した2曲の弦楽四重奏曲を収録。ドヴォルザークの後期作品を想起させる民族主義的な第1番、調性崩壊ぎりぎりのところで抒情を保つ第2番。どちらもチャイコフスキーとショスタコーヴィチの狭間を埋める見事な作品です。 リトアニアを拠点に活躍するヴィリニュス弦楽四重奏団による世界初録音。
収録作曲家: