オズワルド(エンリケ) Oswald, Henrique
生没年 | 1852-1931 | 国 | |
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辞書順 | 「オ」 | NML作曲家番号 | 22822 |
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〈新世界からの宝物 第1集〉
ビーチ/オスワルド/ノブレ:
ピアノ五重奏曲集 [クレーリア・イルズン(ピアノ)/コウル四重奏団]Piano Quintets - BEACH, A. / OSWALD, H. (Treasures from the New World) (Iruzun, Coull Quartet)
発売日:2021年02月19日 NMLアルバム番号:SOMMCD0609
CD価格:2,025円(税込)
「Treasures from the New World 新世界からの宝物」と題された室内楽作品集。収録されているのはブラジルの作曲家オスワルドとノブレ、アメリカの作曲家ビーチの作品です。ヨーロッパからの移民を両親に持ち、イタリアとブラジルで活躍したオスワルド、初期のころから十二音技法に興味を抱き、ヒナステラに師事したノブレ、アメリカで初めて作曲家として成功した女性であるビーチ。3人とも新しい時代の音楽を開拓し、個性的な作品を書きあげました。 このアルバムでは、ブラームスとシューマンの影響が感じられるビーチのロマンティックな五重奏曲、流麗かつ力強いアンサンブルが楽しめるオスワルドの五重奏曲、この2曲をメインに置き、陰鬱ながらも情熱を秘めたノブレの詩曲(世界初録音)と、愛らしいビーチのロマンスが添えられています。ブラジル出身のピアニストのクレーリア・イルズンと、コウル四重奏団の演奏で。
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オスワルド(1852-1931):
ピアノ協奏曲 Op.10
サン=サーンス(1835-1921):
ピアノ協奏曲 第5番「エジプト風」 Op.103
ネポムセーノ(1864-1920):
古風な組曲 Op.11 [クレーリア・イルズン(ピアノ)/ヤク・ファン・ステーン(指揮)/ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団]OSWALD, H. / SAINT-SAËNS, C.: Piano Concertos (Iruzun, Royal Philharmonic, Steen)
発売日:2020年09月18日 NMLアルバム番号:SOMMCD276
CD価格:2,025円(税込)
ブラジル出身でロンドンを拠点に活躍するピアニスト、イルズンが演奏するブラジルとフランスの19世紀後半のロマン派ピアノ協奏曲の新録音。バックを務めるのはロイヤル・フィル&ヤク・ファン・ステーンの定評あるコンビです。 オスワルドはブラジルの外交官でもあり、サン=サーンスとは長い友情で結ばれ、一緒にサン=サーンスの2台ピアノ曲を公演で演奏する仲でした。サン=サーンスの「エジプト風」より10年早く作曲されたオスワルドの協奏曲は、フォーレのようなロマン派風のタッチでありながら、特徴的なブラジルのリズムに支配されています。 サン=サーンス自身が「ヌビア(エジプト南部アスワンあたりからスーダンにかけての地方の名称)のラブ・ソング」と呼んだ「エジプト風」は、複雑なピアノ語法と絶妙に軽いタッチで書かれており、印象的なガムラン風の響きも登場します。 ネポムセーノはヨーロッパで学んだブラジル人。グリーグの「ホルベアの時代より」をモデルにした「古風な組曲」は、バロック様式とロマン派のスタイルが融合しています。
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オズワルド(1852-1931):
〈ピアノ作品集〉
アルバムのページ/アルバム Op.32・33・36
3つの練習曲/左手のための練習曲他 [モンテイロ]OSWALD, H.: Pagine d'Album / Álbumes, Opp. 32, 33, 36 / 3 Études / Estudo para a mão esquerda (Monteiro)
発売日:2015年12月23日 NMLアルバム番号:GP682
CD価格:1,824円(税込)
リオデジャネイロで生まれ、その翌年にサンパウロに移住したエンリケ・オズワルド(1852-1931)。彼はまず母親からピアノの手ほどきを受け、その後1860年からフランス人ピアニスト、ガブリエル・ジロードンからピアノのレッスンを受けます。6歳、もしくは7歳でデビュー・リサイタルを開催し、その才能を存分に開花させるために16歳の時に母親の元を離れ、一人でヨーロッパに留学します。ミュンヘンに行く予定でしたが、最初に訪れたフィレンツェが気に入ったため、ここで音楽を学ぶことに決めた彼は、ハンス・フォン・ビューローの弟子であったジュゼッペ・ブオナミーチからピアノを学び、彼を通じてリストやブラームスと出会うのです。そして作曲家としての地位も確立した彼は1903年にブラジルに戻り、生涯この地で活躍したのです。 彼の作品は、フランスのエスプリとブラジルの民俗音楽が混在するという興味深いもので、セルジオ・モンテイロが説得力溢れる演奏で、この精緻な世界を表現しています。
収録作曲家:
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〈新世界からの宝物 第2集〉
ヴァイオリン・ソナタと小品集
オスワルド、ミニョーネ、ミゲス、ノブレ、レヴィ、ブラジレイロ [アンソニー・フリント(ヴァイオリン)/クレリア・イルズン(ピアノ)]Treasures from the New World, Vol. 2
発売日:2021年05月28日 NMLアルバム番号:SOMMCD0632
CD価格:2,025円(税込)
近代南米の作曲家の秘曲を紹介するシリーズ「新世界からの宝物」。第1集(SOMMCD0609)ではビーチとオスワルドのピアノ五重奏が紹介されていましたが、第2集にはオスワルドをはじめとした5人のブラジル人作曲家のヴァイオリン・ソナタと小品集が収録されています。 伸びやかな旋律が美しいオスワルドのソナタや、スペインとフランスで学んだミゲスの甘美な雰囲気を持つソナタ、ノブレのメロディアスな詩曲など、聴きごたえのある作品を楽しめます。またフランシスコ・ミニョーレはピアニスト、イルズンの師でもあり親友でもある作曲家。この子守歌風の「ロマンス」は短いながらも味わい深い1曲です。