ピーニョ・バルガス(アントニオ) Pinho Vargas, Antonio

生没年 1951-
辞書順 NML作曲家番号 223564
  • 商品番号:8.573277

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    バルガス(1951-)
    レクイエム&ユダ 詳細ページ
    [グルベンキアン合唱団&管弦楽団/カルネイロ/エルドーロ]

    PINHO VARGAS, A.: Requiem / Judas (Gulbenkian Choir and Orchestra, J. Carneiro, Eldoro)

    発売日:2014年11月26日 NMLアルバム番号:8.573277

    CD価格:1,900円(税込)

    このレクイエムの作曲家である、アントニオ・ピーニョ・バルガス(1951-)は実はポルトガルでも有数のジャズ・ピアニストとして知られている人です。彼のジャズ・アルバムは世界中で高い人気を得ていて、その音楽もアルデッティ四重奏団をはじめとした、様々な演奏家によって演奏されています。しかし、この「レクイエム」は極めてシリアスな音楽であり、これまでのキリスト教に基づいた過去の作品だけでなく、もっと人間の根源にあるもの…これは先史時代の恐怖と畏れなども含めた「死」というものへの畏敬の念が込められた作品と言ってもよいのかも知れません。 曲は捉えようによっては、素晴らしくドラマティックであり、まるで映画音楽のような迫力をも有していますが、これも受け入れるべきものなのでしょうか。悲しみの中を漂うかのような「涙の日」、語りかけてくるかのような「サンクトゥス」などに独自の美を見出すことも可能です。 「ユダ」はもっと現代的な響きを持った音楽で、テキストは4つの福音書から取られています。普遍的な言葉を音楽に載せながらも、幾多の理由から、ソリストを使わずに合唱のやりとりで物語を進めていく様子は確かに見事としかいいようがありません。

    収録作曲家: