マルコ(トマス) Marco, Tomas
生没年 | 1942- | 国 | スペイン |
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辞書順 | 「マ」 | NML作曲家番号 | 21748 |
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マルコ(1942-):
交響曲 第4番&第5番 [イルジー・ビエロフラーヴェク(指揮)/チェコ・フィルハーモニー管弦楽団 ビクトール・パブロ・ペレス(指揮)/テネリフェ交響楽団]発売日:2019年05月24日
CD価格:1,840円(税込)
マドリードで生まれた作曲家トマス・マルコは、法律を学びつつ、音楽(作曲とヴァイオリン)を、彼曰く「少年のように貪欲に」学んだという人。フランスでブーレーズとマデルナ、ドイツでシュトックハウゼンに就き、1967年には彼の助手にもなっています。社会学や心理学を学び教師としても活躍するマルコですが、作曲家としても世界中で人気があり、作品の多くが録音されリリースされています。 このアルバムには交響曲第5番と第4番が収録されており、迫力に満ちた響きとユニークなリズムが楽しめます。中でも交響曲第4番の第3楽章の熱狂ぶりが聴きどころです。
収録作曲家:
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マルコ(1942-):
ピアノ作品集 [マリオ・プリスエロス(ピアノ)]MARCO, T.: Piano Works - Soleá / Fetiches / Sonata en forma de cármenes / Giardini Scarlattiani / Movilidad de la escultura (Prisuelos)
発売日:2019年01月25日 NMLアルバム番号:IBS-112017
CD価格:2,400円(税込)
1942年スペイン生まれの作曲家、トマス・マルコ。マドリードで法律を学びながら、音楽(作曲とヴァイオリン)も学び、フランスで現代音楽の雄、ブーレーズ、マデルナに教えを乞い、ドイツではシュトックハウゼンの助手も務めたという万能の人。彼のポリシーは現実を解体した上で再構成し、アート作品へと変換するというもので、このアルバムに収録されている作品も、ラテン的なリズムと不思議な音の並び方がユニーク。「マドリードのソナタ」と題された曲や、音が乱雑に並べられているような「トッカータ」が聴きごたえたっぷりです。
収録作曲家:
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マルコ(1942-):
カンタータ「イスラ・デソラーダ」 [マリナ・ロドリゲス=クージ(メゾ・ソプラノ)/エドゥアルド・サンタマリア(テノール)/マヌエル・ガリアーナ(ヴォーカル)/カンタブリア大学室内合唱団/グスタボ・ディアス=ヘレス(ピアノ)/ハビエル・ネグリン(ピアノ)/アントニオ・ドミンゴ(打楽器)/ペドロ・テラン(打楽器)/ホセ・ラモン・エンシナール(指揮)]MARCO, T.: Isla Desolada (La) (Rodríguez-Cusí, Santamaría, Gallana, Camerata Coral de la Universidad de Cantabria, Encinar)
発売日:2019年01月25日 NMLアルバム番号:IBS-152017
CD 2枚組価格:2,720円(税込)
2015年にルチアーノ・ゴンザレス・サルミエント(長いキャリアを持つピアニストであると同時に詩人としても活躍)によって書かれた詩的な文章をテキストに、トマス・マルコが作曲したカンタータ。内容は5つのエピソードで構成されており、荒廃した島で孤独に生きる人々が描かれています。 物語は合唱、語り、メゾ・ソプラノとテノール独唱によって進められます。複雑なプロットを包みこむかのようなピアノと打楽器の合いの手が聴きどころです。
収録作曲家:
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トマス・マルコ(1942-):
ギターのための室内楽作品集 [ファントーニ]MARCO, T.: Chamber Works for Guitar (Fantoni)
■室内楽 ■器楽曲(ギター)
発売日:2013年09月25日 NMLアルバム番号:CDS7664
CD価格:2,325円(税込)
1942年生まれの作曲家トマス・マルコ(1942-)。以前NAXOSレーベルから彼の交響曲集がリリースされた時にも、熱狂的な現代音楽ファンの間でひそやかな話題となった人です。名ギタリスト、マルチェロ・ファントーニはすでに彼のギター独奏曲を録音しており(CDS-708)今作では彼の室内楽に興味を抱き、コラボレーションを提案することで、このアルバムが出来上がりました。 ゴヤの絵画やガルシア・ロルカの詩など、様々な作品からインスピレーションを得たこれらの曲は、1960年代のダルムシュタットに参加し、当時の前衛を体に吸収した人の作品らしく、調性感と即興性が程よくミックスされた不思議な音楽。かろうじて聞こえてくるものを旋律として定義できますが、その和声は限りなく不確定であり、自由なものです。
収録作曲家:
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若いピアニストのための
前奏曲集 [ルイス・ゴンサレス・リャド(ピアノ)]Preludios for a Young Pianist
発売日:2022年12月23日 NMLアルバム番号:IBS-102022
CD価格:2,250円(税込)
2000年にマドリッドで生まれた若きピアニスト、ルイス・ゴンサレス・リャド。彼はスペイン、ポルトガル、ラテン・アメリカ諸国で活躍する作曲家たちに、自由なアプローチによる「プレリュード」の作曲を委嘱。その中から選ばれた19曲がここに収録されました。 静謐な音によるカムパーナの「Askein」やマルコの「神秘的な前奏曲」、タイトル通りの煌めく音色を 特徴とするカッロの「リオ・デ・クリスタル」、スペイン情緒が感じられるJ.L.トゥリーナの「リンダラハの前奏曲」など多種多様な音とイメージに満ちています。
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エルバニア
20世紀スペインのチェンバロのための音楽 [シルヴィア・マルケス・チュリリャ(チェンバロ)]Harpsichord Recital: Márquez Chulilla, Silvia - MARCO, T. / RODRIGO, J. / THOMAS SABATER, J.M. / TURINA, J.L. (Herbania)
発売日:2020年03月06日 NMLアルバム番号:IBS-122019
CD価格:2,250円(税込)
一度は廃れたと思われたチェンバロですが、20世紀になって次々と新しい作品が書かれています。カリスマ的な演奏家、ワンダ・ランドフスカに触発されたファリャがチェンバロに目を向け、それに続くかのようにアントワネット・フィッシャーやエリーザベト・ホイナツカのために曲を書く作曲家たちが登場しました。スペインでは、1960年代に初のチェンバロの教授となったヘノべーバ・ガルベスがその道を切り開き。この国の作曲家たちも、楽器が奏でる音色がもたらす古き良き時代への想いに魅了され、楽器の限界にとらわれることなく自由な作品を発表しています。 このアルバムには、1952年から96年の間に作曲された2曲の世界初録音を含むスペインの作品が収録されており、どれも、スペインの歴史的な鍵盤楽器のスペシャリスト、シルビア・マルケス・チュリリャがプレイエル社のチェンバロなどを使って演奏した味わい深い音色を楽しめます。現代スペインの鋭敏な感性あふれる、チェンバロの新たな魅力が感じられる1枚です。
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Melólogos en honor de Santa Teresa
聖テレサに敬意を表した作曲家たち [マヌエル・ガリアーナ(ナレーター)/マリサ・ブラネス(ピアノ)]Piano Recital: Blanes, Marisa - MILLÁN, E.S. / SÁMANO, N. / RUGELES, A. / MARCO, T. / TURINA, J.L. (Melólogos en honor de Santa Teresa)
発売日:2020年02月21日 NMLアルバム番号:IBS-62015
CD価格:2,250円(税込)