ラザロフ(アンリ) Lazarof, Henri
生没年 | 1932-2013 | 国 | ブルガリア |
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辞書順 | 「ラ」 | NML作曲家番号 | 21029 |
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オネゲル(1892-1955):
交響曲 第2番
ラザロフ(1932-):
イカロス [シアトル響/シュワルツ]HONEGGER, A.: Symphony No. 2 / LAZAROF, H.: Concerto for Orchestra No. 2, "Icarus" / Poema (Seattle Symphony, Schwarz)
■交響曲/管弦楽曲
発売日:2012年07月18日 NMLアルバム番号:8.572748
CD価格:1,900円(税込)
第二次世界大戦の最中、オネゲルが書き上げた交響曲第2番。これは1936年にバーゼル室内管弦楽団の創立10周年記念のためにパウル・ザッハーが委嘱したものでした。しかし曲の完成が遅れ、その間に刻々と世相は混乱を極めていきます。作品の持つ暗い陰鬱な雰囲気は、確かにそんな当時の空気を反映したものですが、終楽章に現れるトランペットで奏される壮麗なコラールは、そんな重苦しさを一瞬にはねのける輝かしさを有しています(トランペットの使用は任意ですが・・・)。 ラザロフの2つの作品は、シアトル交響楽団の性能を存分に発揮させるために書かれた作品で、とりわけ「ポエマ」は指揮者シュワルツの結婚祝いでもあり、華麗さとロマンティックな雰囲気が見事に融合した美しい曲です。