クラフト(アントン) Kraft, Anton
生没年 | 1749-1820 | 国 | |
---|---|---|---|
辞書順 | 「ク」 | NML作曲家番号 | 20471 |
-
2つのチェロのための作品集
A.クラフト、N.クラフト、ロンベルク [アレクサンドル・ルーディン(チェロ・指揮)/エミン・マルティロシアン(チェロ)/ムジカ・ヴィーヴァ室内管弦楽団]KRAFT, A. and N. / ROMBERG, B.H.: Works for 2 Cellos (Rudin, Martirosian, Musica Viva Moscow Chamber Orchestra)
発売日:2022年07月22日 NMLアルバム番号:8.574386
CD価格:1,900円(税込)
19世紀に入ってチェロが独奏楽器として活躍するようになると、作曲家たちは複数のチェロをソリスティックに組み合わせた作品も書くようになりました。 ロンベルクはチェロ奏者として高く評価され、友人であったベートーヴェンと共に彼のチェロ・ソナタOp.5をウィーンで演奏したことでも知られています。ここに収録された「2つのチェロのためのコンチェルティーノ」は晩年の作品で、成熟した作風がうかがえます。 アントン・クラフトもチェロの名手で、その名技に感銘を受けたハイドンは彼のために協奏曲を作曲しました。その息子ニコラウスも優れたチェリストで、ここに収録されたアントンの「大二重奏曲」は、ニコラウスとともに演奏するために書かれたと考えられています。 アルバムで演奏する1960年生まれのチェリスト、アレクサンドル・ルーディンと1987年生まれのエミン・マルティロシアンはこれまでにも長らく共演を続けており、ここでも絶妙のハーモニーを聴かせます。