ルドゥ(クロード) Ledoux, Claude
生没年 | 1960- | 国 | ベルギー |
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辞書順 | 「ル」 | NML作曲家番号 | 110199 |
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リュール(微かな光)
アポリーヌ・ジェジュプレ作品集 [アポリーヌ・ジェジュプレ、ミュジーク・ヌーヴェル、ジャン=ポール・デシー、アンサンブル・ホッパー、フランソワ・デッペ、ソニア・ラーディ]発売日:2024年02月09日
CD価格:2,775円(税込)
ベルギーの作曲家アポリーヌ・ジェジュプレ初の作品集。自然と歴史的動乱、現代の経済やテクノロジーまで様々なものからインスピレーションを得て書かれています。某大手IT企業の音声コマンド「OK G○○gle」をヒントにしたタイトルを持つ「Ok Gaïa(地球)」には、世界的な某ハンバーガーショップ、某世界的炭酸飲料、コンピューターからスマートフォンまでをカバーする某世界的企業などのジングルが引用されているとのこと(日本のものとは違うようです)。 様々な花のイメージを盛り込んだ「Efflorescence(花に)」、ベルギー出身のシャンソン歌手ジャック・ブレル(1929-1978)の歌の編曲、師であるクロード・ルドゥの協奏曲をピアニストとして演奏したものなど多彩な内容で、その魅力に迫ります。
収録作曲家:
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発売日:2021年11月19日
CD日本語解説付き価格:2,475円(税込)
日本をはじめとしたアジア音楽の研究でも知られる、ベルギーの作曲家クロード・ルドゥの生誕60年を記念して企画された作品集。エリザベート王妃国際音楽コンクール課題曲の作曲も手掛ける彼の、約30年に及ぶ期間の作品を収録しています。 彼の数多いピアノ作品の中で、最も私の心とシンクロする曲を選曲しました。彼のピアノ作品は超絶技巧でありながら、心に強く訴えかけるセンシティブな現代曲と言えます。常に時間、空間を意識し、音が立体的に構成され、様々な色彩、ある時にはまるで芳香まで感じさせる、五感を刺激する音楽。音の振動、方向性、弾いた後のジェスチャー(動き)まで思考された彼の曲は、彼自身がピアニストである故でもあると思われます。 ―― 籾谷奈芳(原盤解説より)
収録作曲家:
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『D’ombres ~ 影』
デュティユー(1916-2013):
ソナタ/3つの前奏曲
ルドゥ(1960-):
Surgir [エロディ・ヴィニョン(ピアノ)]発売日:2020年02月21日
CD価格:2,475円(税込)
ドビュッシー盤に続く注目作!
フランス・ピアノ音楽のスペシャリストが贈る、デュティユーとルドゥ第二次大戦直後に書かれたデュティユーのソナタは、第一次大戦直後に書かれたドビュッシーの「ピアノのために」との様式的な関連が指摘されています。『3つの前奏曲』は、アルトゥール・ルービンシュタインのために書かれた「影と沈黙から」、クロード・エルフェのために書かれた「同じ1つの和音から」、ユージン・イストミンの勧めで1988年のウィリアム・カペル・コンクールのために書かれた「対比の戯れ」という3曲をまとめたもので、ソナタから40年の歳月を経た作風の変化も楽しむことが出来ます。 ベルギー生まれのルドゥによるSurgirは、内部奏法(弦を手で押さえる)によるハーモニクスなども使われていますが、独特のリズムとダイナミクス、和声などで非常に聴かせる作品となっています。 ブリュッセルを中心に活躍するエロディ・ヴィニョンによる、2018年3月にリリースされ大きな評判となったドビュッシー(CYP1678)の続編。深い作品理解がなせる表情豊かなタッチが、それぞれの曲をたいへん聴き応えのあるものにしています。 -
発売日:2023年03月10日
CD価格:2,475円(税込)
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『Change』
ヴァイオリンとピアノによる変革の音楽 [エルザ・デ・ラセルダ、ピエール・ソロ]発売日:2023年01月27日
CD価格:2,475円(税込)
世界を変えた歌の数々をヴァイオリンとピアノのために再構築世界的パンデミックに見舞われた2020年3月、ともすれば無力感に沈んでしまいそうな中、ベルギーのヴァイオリニスト、エルザ・デ・ラセルダと、同じくベルギーのピアニスト、ピエール・ソロの二人は、世界を変えてきた人々に思いを馳せ、現代ベルギーとフランスの作曲家たちに、民衆の力や強さといったものを歌った数々の歌を、ヴァイオリンとピアノのために新しい解釈で昇華させた作品を依頼しました。 ブラジルの国民的歌手によるプロテスト・ソングである「Apesar de você」、ポルトガルのカーネーション革命の”のろし”となった「Grândola、 Vila Morena」、ドイツのロック・バンド、スコーピオンズがソヴィエトのグラスノスチを歌った「ウインド・オブ・チェンジ」、アメリカ南部の黒人差別の惨状を描いたルイス・アレンの歌をビリー・ホリディが歌い、現在まで様々な歌手に歌い継がれている「奇妙な果実」、『オズの魔法使い』でジュディ・ガーランドが歌い、現在ではLGBTの連帯を示す意味合いも帯びている「虹の彼方に」、アパルトヘイト活動家でもあったジョニー・クレッグが”私たちには彼を見ることが出来ない”と、当時獄中にあったネルソン・マンデラを歌った「Asimbonanga」、チリのヌエバ・カンシオン(社会変革の歌)として最も有名であり、フレデリック・ジェフスキーによる変奏曲でも知られる「不屈の民」、革命の歌として世界中で歌われた「インターナショナル」、ミュージカル『ヘアー』のナンバーをニーナ・シモンがメッセージ・ソングとして定着させた「Ain't Got No, I Got Life」、コンゴ音楽の父といわれるグラン・カレの大ヒット曲「アンデパンダンス(独立)・チャ・チャ」などを収録。 中には元のメロディが分からないくらいの新解釈も含みますが、作曲家一人一人、そして演奏する二人がそれぞれの方法論で偉大な音楽へのオマージュを捧げており、聴き応えのアルバムに仕上がっています。
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ルドゥ(1960-)、シャリーノ(1947-)
アッツァン(1987-)、ハリック(1986-)
作品集 [アンサンブル・フラクタルズ]発売日:2022年03月11日
CD価格:2,475円(税込)