モラフスキ=ダンブロヴァ(エウゲニウシュ) Morawski-Dabrowa, Eugeniusz
生没年 | 1876-1948 | 国 | ポーランド |
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辞書順 | 「モ」 | NML作曲家番号 | 105382 |
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モラフスキ=ダンブロヴァ(1876-1948):
交響詩集 [シンフォニア・ヴァルソヴィア/ウォリンスカ]MORAWSKI-DABROWA, E.: Symphonic Poems - Don Quixote / Ulalume / Nevermore (Sinfonia Varsovia, Wolinska)
■交響曲/管弦楽曲
発売日:2012年06月13日 NMLアルバム番号:CDAccordACD176
CD価格:1,824円(税込)
ポーランドの作曲家、教師、そして画家として活躍したエウゲニシュ・モラフスキは1876年11月2日、ワルシャワに生まれました。1899年から1904年にかけて、じぐむんと・ノスコフスキ音楽院で作曲とピアノを学びつつ、1903年からは美術学校にも入学、素描を中心に学んでいます。同時代の芸術家たちと共に、写真や応用美術についての情報発信を頻繁に行い、新しい美術学校の創立にも書か会っています。その頃から彼は、革命派のポーランド社会党で働き、かなり過激な活動を行ったことで、シベリア流刑、及びワルシャワ要塞に投獄の判決を受けますが、父親の尽力で減刑、国外追放となります。そのため1908年からはパリに定住、ここでも美術学校で絵画と彫刻を学んでいます。1930年にポーランドに帰国、まずはポズナニ音楽院の監督となり、その後はワルシャワ音楽院の高等科の教授となります。多彩な活動が認められ多くの賞を受賞するなど、華々しく認められましたが、その作品はほとんど顧みられることがありません。 このアルバムには現存する全3曲の交響詩が収録されています。まるで彼自身を表すかのように勇壮な「ドン・キショット(ドン・キホーテ)」と、神秘的な幽界をさまようかのような、エドガー・アラン・ポーの詩にインスパイアされた2つの作品という、この作曲家を知るにふさわしいもの。女性指揮者モニカ・ウォリンスカはパワフルさと繊細さを併せ持ち、知られざる作品を顕在させるために尽力しています。
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