モヘア(アンゴラ山羊)のように長く白い毛が育つことから「アンゴララビット」と名づけられた兎の毛です。
一般にアンゴラウールと呼ばれる繊維として知られており、フランスを中心にチェコ、ドイツ、中国、日本などで飼育されています。
軽く柔らかい手触りだけでなく、羊の毛の約7倍の暖かさを保つことからも人気。
毛の太さは12〜14ミクロンでカシミヤ(15ミクロン)とほぼ同等で、一般羊毛(24〜28ミクロン)より細くなっています。
美しい光沢で独特の風合い。
優れた吸湿性と発散性も特徴で、吸湿はコットンの約3倍。
更に吸収した水分を発散させる為、セーターやカーディガン等のニット製品にも利用されています。
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