ウッドデッキに必要な工具

ウッドデッキに必要な工具

ウッドデッキを自分で施工するに当たり、必要な工具とその説明をしていきたいと思います。

電動工具

インパクトドライバー

穴あけ、ネジ、ビスなどの施工に用います。ウッドデッキは通常デッキ材の真上からビスを打ち根太に固定します。

イペやウリンなどのハードウッドなど硬い木材の場合には、直接ビスなどを打ち込むことが出来ないので、下穴を開けておく必要があります。下穴は、キリタイプの先をインパクトドライバーに取り付け、ビスのサイズより少し小さめで開けます。

ウッドデッキの場合は、外部ですのでステンレスビスを使います。ビスによっては、プラスドライバータイプのものや四角頭のビスタイプがありますので、その場合はインパクトドライバーの先の部分(ビッド)を取り替えることで対応出来ます。

四角ビットの場合にはサイズがありますので購入時にはビスまたはビッドを照らしあわせて購入するのが得策です。

ハードウッドの場合には、14.4Vタイプなどのプロ仕様のパワーのあるタイプをおすすめします。

また、用途によってプラスドライバー、マイナスドライバー、六角レンチ、モンキー、キリなどの工具を使い分けます。

ハードウッドには、
プロ仕様のパワータイプがオススメ!

固い木材には
下穴を開けてからビスでとめる!

丸ノコ

丸ノコはウッドデッキ施工に必要不可欠な電動工具といっても良いでしょう。主に木材の切断に用います。丸ノコの素晴らしい点としては、簡単に木材をまっすぐ切断できるという点です。木材に墨ツボなどでラインを付けておけば素人でも真っ直ぐ木材を加工することが出来ます。(更に、丸鋸カッター定規などがあると便利です)ただし、使う場合には、正しい姿勢で安全装置などをしっかり機能させた状態で使うようにする必要があります。

すばやく木材をカット!

カットソー

早く言えば電動のこぎりの小型版です。普通の電動のこぎりとしてではなく、木材の穴あけやちょっとした小さな加工に優れている工具です。又、刃を付け替えてペーパーなどを付ければ、角部に丸みを付けたりサンドペーパーのような施工を行うことが出来ます。ウッドデッキの施工ではあまりでないと思いますが、R加工を行いたい場合などに使うことがあります。

細かい加工に便利!

電動サンダー

ウッドデッキの表面やカットした部分の角部分などをカンナがけする場合に利用します。主に金属の切断や金属の研磨などで使う高速回転で円盤がついたものもサンダーと言いますが、ここでは、ウッドデッキを電動でサンドペーパーがけができる工具を指します。新規にウッドデッキを構築する場合にはそれほど出番はありませんが、メンテナンス時に塗装面の除去や研磨として利用するとウッドデッキが新品同様に生まれ変わります。

水垢や汚れを綺麗に!

その他

ウッドデッキを地面に安定させるため、束石などを利用しますが、それらと木材を留めるための接合プレート金物などは必須な材料となります。コーナー用の金属部材など付属部材をコンクリートに固定するために振動ドリルやビスがうまく打てなかった時に取り除くためのペンチ、プライヤー、バールなどがあると便利です。

振動ドリル

その他工具

手のこぎり

普通ののこぎりです。ウッドデッキのちょっとしたものを切断したりするときに使うので必須です。両方に歯がついているものや、歯が取り換えできるタイプのものなどいろいろあります。取り換えができるZソーというノコギリだと、目の細かさなどを選んでノコギリの歯を選べるのでおすすめです。

ちょっとしたものを切断するのに…

水平器

ウッドデッキがきちんと水平に取り付けられているか、土台などの施工段階から頻繁に利用します。水平器は長いほうが正確性が増します。プロは50cmから1mぐらいのものを使います。5cm程度のものは簡易的に使うものとしては良いですが、ウッドデッキなど大きなものを制作する場合にはあまり当てになりません。水平器を使って水平なウッドデッキをつくってください。

ウッドデッキには50cmから1mのものを使用

墨ツボ

真っ直ぐなラインを引く際に必須の道具です。墨を入れた工具から糸を引っ張り弾いて印をつけます。プロは必ず使用する道具ですが、一般的にはあまり知られていないものかも知れません。使い方は単純で、墨を漬けた糸をピンと張り、その糸を材料にパチンと弾くことで、一気に直線を引くための道具です。墨の代わりにチョークの粉が入ったものであれば、後で取ることもできます。ウッドデッキのデッキ材に真上からビスを打つ位置などまっすぐに揃えたい場合には特に重宝します。

真っ直ぐなラインを引くための必須アイテム!

差し金

L型になっているメモリ付きの線引きです。長い方で30cm測れるものが一般的です。直角をみる時やサイズを測る時などに使います。これも大工さんの必需品です。もし、DIYで材木を扱うのであれば必ず購入してほしい商品です。大工工事では、直角(カネ)がでているかどうかが非常に大切ですが、普通の定規だとそれが取りにくいのです。差し金は直角になっているので、材料にあてることで簡単に直角かどうかを確認できます。

DIYで材木を使用するための必須アイテム!

メジャー

木材の長さを測ったり、組み立ての際にきちんと図面通りに仕上げる為に必須の道具です。高いものほど伸ばしても折れにくい材質でできている場合が多いです。

図面通りに仕上げるための必須アイテム!

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