ウッドデッキ 住宅以外の用途

ウッドデッキ 住宅以外の用途

ウッドデッキ 住宅以外の用途

ウッドデッキといえば住宅のエクステリアなど庭に設置されているイメージを持つ方が多いと思いますが、実は、ウッドデッキは店舗やレジャー施設、港湾エリアなど公共の場でも幅広く使われています。このような住宅以外のウッドデッキにスポットを当て、街中に広がるウッドデッキの魅力を知っていただけるよう、さまざまな用途をご紹介します。

店舗のウッドデッキ

最近ウッドデッキを用いる店舗が増えてきています。店舗に用いられるウッドデッキは一般的に、テラスなどの外部エクステリアに使用しているケースが多く見られ、デッキ材は耐久性に優れた人工木が主流です。

店舗にウッドデッキを用いる利点

店舗にウッドデッキを用いると、木の温もりのある自然な空間と落ち着いた雰囲気を醸し出すことが出来ます。主張しすぎないので、ショップに並べてある商品を目立たせるのにも有効的です。更に、ウッドデッキは同じ方向にラインが通りますので、奥行きが長く感じたりスタイリッシュな印象を受けることが出来ます。また、雨などに濡れても滑りにくいという利点がありますので、屋外にあるショッピングモールや広場、屋上などの床にウッドデッキが多く採用されています。

おしゃれなカフェにもマッチするウッドデッキ

ウッドデッキはカフェや屋外のテラスにも良く合います。床にウッドデッキを設置することで建物の内外装と調和しおしゃれな空間を作ることができます。ナチュラルでモダンな雰囲気の中、訪れる人もゆっくりとお茶を楽しむことができますね。
また、ウッドデッキは炎天下の下や凍結の恐れのある冬場など、屋外のあらゆる環境下でも安全で快適な空間を維持してくれるので、多くの店舗・飲食店で利用されています。

福祉施設のウッドデッキ

子供や高齢者にも優しい素材

保育園や老人ホームなどの福祉施設で人工木ウッドデッキが多く採用されています。
人工木ウッドデッキは、天然木と違って割れやささくれが起こらず、手足を傷つける心配がありません。デッキ材の表面に滑りにくい加工が施されているものもあり、人工木ウッドデッキは小さなお子様やご高齢の方にも優しい素材として人気を集めています。子供達が素足で走り回っても安全ですね。

港湾エリアのウッドデッキ

塩害に強い木材

港湾エリアの床板などにもウッドデッキは用いられています。なぜ、港湾エリアにウッドデッキが多用されているのでしょう。デッキ(deck)といえばデッキシューズの由来である船の甲板は有名ですよね。木材は比較的塩害に強く、現在では特に塩害などに強いとされる輸入木材が輸入されるようになってきており、さらにその需要も増えてきています。

港湾エリアにウッドデッキを用いる利点

港湾エリアなどの公共施設にウッドデッキを用いる利点としては、一番は安全で長持ちするという点です。公共のエリアということで利用者が怪我をしてしまったり、すぐに取り換え工事が必要になったりなどとならないように気を配る必要があります。ウッドデッキは適切な木材を用いると、屋外でも30年程度の耐用年数を持つものもありますので公共の場には最適なんです。更に、木材は雨に濡れても滑りにくく、歩行者の安全性という面も非常に有効な利点として考えられています。

レジャー施設のウッドデッキ

大規模テーマパークや有名アミューズメントパークなどの歩行者用通路にも天然木ウリン材や人工木デッキ材が使われています。公共施設ももちろんですが、世界有数の一流施設にもウッドデッキは用いられていて、その性能を如何なく発揮して評価を得ています。

訪れる人を楽しませてくれるウッドデッキ

家族連れやカップルで賑わう全国各地のレジャー施設でも、ウッドデッキは採用されています。訪れる人が快適に過ごせるように、人が集まる場所や歩行通路の床面にウッドデッキを用いることで安全が確保されています。
また、水分が染み込まず乾燥が早い人工木デッキは雨ざらしの場所にも適していることから、プールサイドでも多く使われています。色褪せることなく長い間その綺麗な色合いを持ち続けることも人工木が採用される理由のひとつです。

おしゃれなカフェにもマッチするウッドデッキ

公共の場のウッドデッキ

色々な場所で見かけるようになった人工木ウッドデッキ。最近は店舗や公園など公共の場でもよく見かけます。理由のひとつに、環境問題から人工木が選ばれていることが挙げられます。違法伐採の取り締まりや、環境に配慮した伐採計画などで天然木の供給が縮小しているなか、環境を破壊せず、天然木に近い質感を持つ人工木が注目されているのです。さらに、屋外設置の際の耐久性や、その他、メンテナンス性、安全性、加工の容易さなども採用の理由となっています。

屋内施設

図書館や大学のキャンバスなど、屋内でもウッドデッキは活躍しています。屋内のフロアにウッドデッキを使用することで、開放感のある空間を演出することができます。利用する人々が落ち着いた雰囲気の中ゆっくり過ごせます。屋内にウッドデッキがあると、外とのつながりも生まれますね。
人工木なら清掃など日々の手入れも楽々!汚れも落ちやすいので多くの人が利用しても安心です。

公園などの公共施設

噴水や遊歩道のある大きな公園でウッドデッキを良く見かけます。ウッドデッキは木々や草花とも自然に調和し、癒しの空間を作るベースとして大きな役割を担っています。
人工木デッキの場合、改修工事やメンテナンスも削減できるので、最近では公園、道路、美術館、市民会館など多くの公共施設で採用されることが増えてきています。

まとめ

如何でしたか?ウッドデッキは、住宅・オフィスをはじめ店舗、福祉・レジャー施設などで幅広く使われています。最近では、公共工事で屋外に設置されるウッドデッキの素材は大半が人工木ともいわれるほど。変色が少なく腐らないことや、メンテナンス費用のコスト面などで高く評価されています。そんな人工木はまだまだ改良が期待されており、より天然木に近い質感、施工性、変色耐性、反りにくさなどが追求され続けています。最新の人工木だからこそ創りだせるやすらぎの空間を求め、公共工事などで人工木ウッドデッキが設置されるケースは今後もさらに増えそうですね。街にお出かけの際は足元を見てみましょう。よく知っている場所に実はウッドデッキが使われていた!なんて発見があるかもしれませんよ。

- RETURN - ウッドデッキTOPに戻る