南仏紀行プロバンス

(5)天空の村Gordes(ゴルド)

今回からラピュタ城のモデルになったとも言われるゴルドの村に入ります。

NHK番組「ふれあい街歩き」でも取り上げれたことのある街なんですよ。


岩山の上にできた街、石造りの家々が頂上のお城を目指すかのように段々に連なり、遠くから見るとまさに天空の城。
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街の中心に近づくと、なんだか賑やかな雰囲気…

マルシェ(市)が出ているのです。

いろいろなお店が出て、眺めているだけで楽しい市場の様子を次回からお届けします♪

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天空の村ゴルドの市場の様子をお届けします。

冒頭画像は市場の入口あたりにあるフルーツや野菜のお店。

なかなか趣きあるたたずまいで、NHKのふれあい街歩きに出ていたお店じゃないかなぁ~と、思っています。

桃、ネクタリン、特産品のメロン、イチジク、そしてさまざまなプラム・プルーン類。

このあたりまでは地場ものでしょうけれど、バナナやパイナップルはさすがに輸入品なんだろうなぁ…('-')

イチジクやプルーンを買ってみましたが、日本のものより水分が少なくて食べ応えのある肉厚な感じ、これはこれで、とても美味。

瑞々しさを求める日本とはまた違った観点から栽培しているのかな、なんて思いました。
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山盛りフルーツにテンションが上がります。

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引き続き天空の村・ゴルドの市場から。

スパイスやハーブがずらりと並ぶお店をみつけると、おー、南仏!という感じがします。

お店のオリジナルMIXもかなりの種類が並んでいて仕事柄かなり興味津々に見てしまいます。

冒頭画像のスパイスは「Chevre Chaud 」用。

Chevre Chaudとは、ヤギのチーズをパンに載せて、サラダと一緒に楽しむ一皿だそう。

ふむふむ、このスパイスは上からふりかけたり、ドレッシング用にね、という事なのかしら。

風味豊かなチーズにハーブドレッシング…想像すると、先ほどお昼を食べたばかりなのにもうお腹が「グー」っと鳴りそうです(´¬`)

シルバーポットでもティースパイスをご紹介中ですが、産地とのコネクションをいかして、もっともっと、いろいろなスパイスMIXをご紹介したいな、頑張ります!
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天空の村ゴルドのマーケットからハチミツ・スタンドの様子をお届けします。

一言でハチミツといってもずいぶんといろいろな種類があるものです、皆、お店の人と話し合いながら自分に一番しっくりくるものを選ぶのかな。


暑さがおさまり、コクのあるものが嬉しく感じられる今日この頃、紅茶にハチミツをおとして甘いひと時を楽しんではいかが。

私のおススメはアッサムセイロン・ティーのミルクティー向きリーフです。

ハチミツの鉄分によって紅茶の水色が少し黒ずむ事がありますが、気になる場合はミルクティーにしてどうぞ。


日の光がハチミツ色に輝く夕暮れ時や、お日さまになかなか会えない秋の長雨にピッタリのおいしさです。
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冒頭画像は、市場にたつサボン(石鹸)屋さん。

カラフルなサボンに目を奪われる(^o^*)

ギフトの提案もステキ、カラフルなサボンを並べて、ドライローズやハーブもふんだん入れて包装しています。

左側のサボンは何だか不思議な形をしていますが、これはcicada=蝉さん、南仏伝統のモチーフです。

「あ、日本と同じように蝉さんが身近なのね」

とちょっと嬉しくなります。
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「どれにしようかしら」

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プロヴァンスからお届けしている南仏紀行、本日はシトー派「セナンク修道院」からお届け。

12世紀創建、ロマネスク様式の修道院は禁欲をモットーとしたシトー派らしく、装飾を排したシンプルな作りです。

6~7月頃には一面ラベンダーが咲き、美しい光景が見れる事でも有名ですが私が訪れたのは8月。

とうにラベンダーの時期が過ぎ、刈り残しがところどころドライフラワーになっている状況でした。むー、残念。

ところで、ラベンダーは紅茶とも相性良しですよ。

お手元に飲んでOKなドライ・ラベンダーがありましたら紅茶にお好み量プラスして、香りよいティータイムをお楽しみいただけます。
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プロバンスといえばラベンダーですが…

残念ながら咲き誇る姿は見られず。