こんにちは。カゴメ健康直送便の細川です。

今年は関東大震災から100年目。企業として、また、一個人として防災について考え、災害に備える機会が作れたらと思い、節目のこの年に特集を企画しました。

そこで、今回はカゴメ社員とその家族と一緒に、東京・有明にある「そなエリア東京」で、体験学習ツアーへの参加と専門家のお話を伺うことに。防災に関しての知恵や発見が盛りだくさんのレポートです。最後まで目を通していただけると幸いです。

  • 【1】体験する
  • 【2】話し合う
1 体験する

~ 東京直下72時間ツアー ~

「そなエリア東京」がある公園の正式名称は「東京臨海広域防災公園」。国と東京都により設置された合計13.2ヘクタールの大きな公園です。この公園は、首都直下地震が発生した際の支援施設としても使われます。こちらで行われている体験ツアーにカゴメ社員とその家族が参加しました。

一緒にまわったのは
(左)管理栄養士・防災士・災害食専門員 今泉マユ子先生(右)そなエリア東京 副センター長 澤 善裕 氏

澤さんの説明からツアーが始まります。

「『東京直下72時間ツアー』へようこそ。このツアーは、『地震直後の72時間をどう生き残るか』をご自身で考えていただくツアーです。防災の知識を高め、より深く、広く、考えるきっかけになるとうれしいです」とご挨拶いただきました。

ところで、体験ツアーの「72時間」にはどんな意味が?

「地震後すぐには皆様のもとに支援物資が届きません。だいたい3日間(72時間)でさまざまな支援活動が立ち上がって行くと考えられています。ですから、少なくともその間はご自身の備えで乗り切っていかなくてはなりません」

なるほど、その「72時間」を意識してツアーへ、さあ出発です!