犬の首輪・リード・ハーネス(胴輪)選び方ガイド
しつけ・目的に合わせた選び方
パピー(子犬)のトレーング 初めての首輪・初めてのお散歩
パピー犬(子犬・幼犬)におすすめの首輪
パピー犬の時期に首輪を慣らすようにします。出来るだけ早いうちから始めます。まだウロウロすることが少ないベイビー時は、手製のリボンなどを首に巻くのもいいでしょう。そのうち元気よく歩き回るようになると、専用の首輪に慣らすための用品が必要となります。それは首に優しい素材、引っ掛かってもすぐに外れるバックル、居場所がわかる鈴などが付いている首輪を選びます。おすすめは「首輪に慣らすための首輪」です。
お散歩デビュー時に必要な犬具
いよいよお散歩デビューです。初めは外へ出るだけでも緊張の連続です。驚いて急に車道などへ飛び出ないよう首輪とリードをしっかり装着します。
犬種にもよりますが、初めはあまり引っ張りが強くないので、首のサイズにあうものでしたら、どのタイプの首輪でもかまいません。初めてなので簡単に装着できるワンタッチバックル式の首輪をおすすめします。
つけっぱなしでもいいですが、パピー犬はすぐに大きくなるので、こまめにサイズを確認する必要があります。
また、リード付きハーネスもおすすめです。成長段階の犬には、サイズにゆとりのあるリード付きハーネスもおすすめです。
引っ張り癖改善・歩行訓練に必要な首輪・犬具
歩行訓練に必要な犬具(ハーフチェーン編)
歩行訓練には、合図が伝わりやすいハーフチェーンカラーをおすすめします。首輪が適度に締まって、「ツケ」「トマレ」などの合図を促します。首のサイズに比べ頭が極端に大きい子には、ハーフチェーンカラーでもバックル付きをおすすめします。
バックル付きだと頭を通さずに装着できるので、より適切な首のサイズに合わせることができます。また、首輪を頭に通すのが嫌な子にもバックル付きがおすすめです。頭を通さずに着脱できます。
歩行訓練に必要な犬具(チョークカラー編)
長毛の子にはクサリを使っていないチョークカラーがおすすめです。クサリだと毛が絡まりごっそり毛が抜けてしまう場合もあります。そのような時、クサリを使用しないチョークカラーがおすすめです。
また、首のサイズに比べ極端に頭の大きい子にはチョークカラーバックル付きをおすすめします。そして首輪が頭を通るのを嫌がる子にもチョークカラーバックル付きがおすすめです。頭を通すことなく装着することができます。
歩行訓練に必要な犬具(程よい長さのリード編)
引っ張り癖をなくすために、リードを引っ張らないという訓練方法があります。
よく言われる「リードはJの字に!」という方法です。その場合、短めのリードだとそれが出来なかったりします。可と言ってペット先進国の欧米みたいな2メーター以上のロングタイプも、愛犬の急な動きを制御できない可能性があります。
そのことから、日本の狭さにあった丁度良い長さを検証した結果、こちらでは1m60cmのリードをおすすめしています。これより長いと制御するのが難しいし、短いとJの字にならないし・・・、だから1.6mが丁度良いのです。しかも手に扱いやすい丸紐を使用し、超小型犬から大型犬まで全サイズを1.6mとしました。訓練用以外にも通常のお散歩用としてもお使いいただけます。
愛犬の癖・お散歩スタイル・使用目的に合わせた首輪・犬具
2頭でお散歩する時におすすめの犬具(リード)
2頭で同時お散歩するのは一苦労です。それぞれにリードを装着していると絡まったりして・・・ そんな時便利なのが二頭引きです。先端が二又に分かれている二頭引きを、リードに取り付けるだけで、1本のリードでお散歩できるようになります。 おすすめの2頭引き先端部はこまめに2頭間の距離を変更できるすぐれものです。 ※別途リードが必要です。
少し引っ張りが強い愛犬におすすめの犬具(首輪)
引っ張りが強く通常のバックルタイプの首輪では不安な場合があります。そのような時はトップリングカラーをおすすめします。 通常のバックルタイプの場合、直接バックルにテンションが掛かりますが、トップリングカラーは丸リングとバックルにテンションが分散され、バックルへの負担が軽減される構造となっています。そのため、通常の首輪より耐久力があります。
少し引っ張りが強い愛犬におすすめの犬具(ハーネス編)
愛犬の引っ張りが強く通常のハーネスでは不安な場合は3Dハーネスをおすすめします。3Dハーネスは他のハーネスで見られる歩行中の首への先端テープ移動がなく、愛犬の丁度良い胸の位置に先端バーが維持されるように設計されたハーネスです。また先端テープが愛犬の動きにあわせて動くため、愛犬への負担を和らげます。また、背中部を格子状に縫い合わせることで、耐久性はもちろんデザイン性もアップしています。足を通さず装着できるのも元気な愛犬向きのハーネスです。
8の字形ハーネスで胴輪部の紐がお腹へずれるのが
気になる方へおすすめのハーネス
よく胴輪部の紐がお腹側へずれて、お腹が締めつけられているように見える8の字形のハーネスを目にします。それは、首輪部の紐がゆるゆるでハーネス全体が後ろへずれてしまうのが原因です。首輪部を装着するために頭を通す必要があります。その際、本来の首回りのサイズではなく、頭のサイズにあわせるからゆるゆるとなるのです。これは足を通さず装着できる8の字タイプの構造上の問題です。これを解決するには首輪部と胴輪部を胸側から1本の紐でつなげれば解決します。しかし、それでは足を通さずに装着できる8の字形タイプではなくなります。そこで考え出されたのが、首輪部と胴輪部それぞれにバックルを装備することです。これですと、頭を通す際のサイズは全く気にすることなく、首回りのサイズにあわせることができ、しっかりとハーネスを装着できるので、ハーネス全体が後ろへずれることを抑えられます。お腹に紐がくる不恰好なこともなくなります。2つのバックルを装備したことで着脱もより簡単になります。
その他の便利な犬具用品
ノミ・ダニ予防薬投与・つめ切りにおすすめの犬具
毎月やってくるのがノミ・ダニ予防薬の摂取です。チューブ状の薬品を首筋に垂らすだけなんですが、これが元気な子の場合さ〜大変。2人がかりで押さえつけたりして・・・ そういうときに便利なのが、ワンちゃん用担架式プチキャリーのワンカです。6kgまでの愛犬でしたら、これに乗せてショルダーバッグのように飼い主さんの肩からぶら下げて、薬の投与がお1人でできてしまう便利な用品です。また、お家でつめ切りされている方にもおすすめです。日頃は元気な愛犬も、ワンカでお腹を持ち上げることで驚くほど大人しくなります。薬の投与やつめ切りにおすすめの用品です。
係留具
昔は愛犬の係留には鎖というイメージがありましたが、今では丈夫なワイヤーが主流となっています。ワイヤーは静かで丈夫、しかも長さも多様ですから、お住まいの住環境と愛犬の状態を考慮にお選びいただけます。また室内やドライブへ行った先で係留する際にも、便利は係留固定具もございます。愛犬の取り巻く環境も大きく変化しております。可能な限り家族の一員である愛犬と一緒にいたい、そんな思いから生まれたアイテムの一つです。
- ・係留具を探す(※準備中)