犬の首輪・リード・ハーネス(胴輪)選び方ガイド
首輪・犬具の種類(首輪)
首 輪
首輪にはバックル(凹凸を合わせてワンタッチで「カチン」と音をたてて簡単に留めることができる)タイプと、 昔ながらのベルト式と呼ばれる人間用のベルトと同じ仕様で、金属製バックルのピンを反対側の穴に通して留めるタイプ、そして上記2タイプのような留め具がなく、 頭からかぶせて使うタイプ(チョークカラーと呼ばれます)のおおよそこの3タイプに分類されます。
バックルタイプ首輪
プラスチックもしくは金属製バックルで簡単に着脱できる首輪です。サイズ調整も容易に行え、幅広いサイズを網羅しています。通常の首輪としてお使いいただけます。
トップリングカラー
基本ワンタッチバックルで着脱するタイプの首輪ですが、形状的に丸リングが先端にあることにより、バックルへの負担を軽減し耐久力をアップしているのが特徴です。引っ張りの強い犬や元気な愛犬に向いています。
通常のDリングに比べ丸リングが大きいので、リードの着脱がしやすく機能性やデザイン性もアップしています。
ベルト式の首輪
人間用のベルトとほぼ同じ形体で、金属製バックルのピンを穴に通して留める首輪です。
このタイプの首輪の素材は革もしくは合成皮革が多く、比較的厚めなのが特徴です。デザイン的に革をベースに布が貼られていたり、違う素材と組み合わせたりしているものもあり、バックルタイプとは異なるテイストをかもし出しています。 そこがお好きな飼い主さんも多く、根強い人気があります。
ベルト式と言うことで装着する際にワンタッチで簡単にとはいきませんが、一度装着してしまえば長く使える首輪です。 バックル式のように取ったり外したりする首輪ではなく、装着しっぱなし向けの首輪です。
ハーフチェーンカラー
テキスタイルのテープ素材にクサリがついたタイプの首輪です。
クサリの先端にリードを取り付け、リードを引っ張ると首輪が締まる構造になっているので、しつけで合図を伝えるのに適しています。そのためしつけ用首輪として最も人気のある首輪です。
テープ素材とクサリのコンビネーションがファッション性をも生み出しているので、人間用チョーカーみたいに、おしゃれアイテムとしても使われていることが多いです。
ハーフチェーンカラーバックル付き
テキスタイルのテープ素材にクサリがついたタイプの首輪に、バックルが付いて着脱しやすくしたタイプの首輪です。クサリの先端にリードを取り付けて、リードを引っ張ると首輪が締まる構造になっているので、しつけで合図を伝えるのに適しています。
首のサイズに比べ頭の大きい子は、通常のハーフチェーンカラーだと、首まわりがゆるゆるとなってしまいます。こちらのバックル付きは頭を通す必要がないので、直接首まわりのサイズにあわせることができるため、必要以上にゆるゆる状態にはなりません。
また、頭を通すのを嫌がる愛犬にもこちらをおすすめします。テープ素材とクサリのコンビネーションがファッション性をも生み出しているので、人間用チョーカーみたいに、おしゃれアイテムとしても使われていることが多いです。
チョークカラー
基本的にハーフチェーンカラーと同じ仕様ですが、クサリの部分がテキスタイルのテープ素材になったタイプの首輪です。クサリではなくテープ素材になったことで、長毛犬種に毛抜けを気にすることなく合図が伝えることができるようになります。
どうしてもクサリだと毛が絡まり毛抜けの原因となっていましたが、これで解決です。
また、テープ素材にすることで、首輪の重量も軽くなりました。一見しつけ用の首輪と見えないことも特徴的です。見た目もやさしいしつけ用首輪です。
チョークカラーバックル付き
基本的にハーフチェーンカラーと同じ仕様ですが、クサリの部分がテキスタイルのテープ素材になった首輪で着脱容易なバックルがついたタイプの首輪です。
クサリではなくテープ素材になったことで、長毛犬種に毛抜けを気にすることなく合図が伝えることができるようになります。どうしてもクサリだと毛が絡まり毛抜けの原因となっていましたが、これで解決です。
バックルがついたことで、首のサイズと比べ頭が大きい愛犬にもフィットするようになりました。また、頭を通されることを嫌がる愛犬にも容易に着脱できるようになります。また、テープ素材にすることで、首輪の重量も軽くなりました。一見しつけ用の首輪と見えないことも特徴的です。見た目もやさしいしつけ用首輪です。
【首輪・リード・ハーネス等、犬具の交換時期について】
メーカーが推奨する使用期間の目安として、商品タグ・パッケージの注意書きなどに「およそ6ヶ月〜1年ぐらいが取り替えの目安」と記載されている場合がございますが、実際の耐用期間につきましては、使用状況によりかなりの個人差があります。使用状況・頻度等により、1年以上でも問題なくご使用頂ける場合もございますが、高い頻度での使用、高い負荷がかかる使用をされた場合は、耐用期間が短くなる場合もあります。
また、犬具のどの箇所に負荷がかかったかによっても劣化状況は変わりますので、そのため、商品タグの説明文に記載されております期間はあくまで目安として頂き、実際の使用状況より判断してください。
大抵の商品におきまして「6ヶ月〜1年程度」を使用の目安としていますが、首輪・リード・ハーネスなど犬具をより安全にお使い頂くために、日常的に素材のほつれ・傷み、金具や留め具の傷み緩みなどを点検の上、使用してください。
※使用期間の目安につきましては商品・メーカーにより異なります。