びーんずのマメ知識
真空断熱水筒なのに「保冷専用」ってどうして?
こんにちは、びーんずスタッフのいなです。
うちには小学校に入ったばかりの子どもがいます。
水筒といえば、昔は学校の運動会や遠足時に使うくらいでしたが、今は授業中の水分補給のため、年中・毎日、持参しないといけないんですね。
家庭においても、うちのおばあちゃんは、寝室からリビングへマイボトルとして持ち歩いています。
今や水筒は、年中・家・外関係なく、生活に密着した普段使いのアイテムになりつつあるわけですが、以前から私、ちょっと気になっていたことがありました。
- 同じ魔法瓶構造の【真空断熱】なのに、「保冷・保温OK」のものと、「保冷専用」のものがあるのはなぜ?
- 「保冷専用」の水筒は、保温効果がないの?
「サーモス」の中の人に聞いてみた!
どうしても気になったので、真空断熱ボトルのパイオニア「サーモス」の中の人に聞いてみました。
その答えは…
- 「保冷専用のものも、保温性能はおなじようにあります」
ではなぜ、「保冷専用」とうたっているのか!?
それは、飲み方(飲み口)に秘密がありました。
- 「直飲み」タイプ(飲み口に直に口を付けて飲む)の水筒に熱い飲料を入れると、飲む際、熱いまま口に飲料が入ってくることになるため、やけどの危険があります。そのため、「保冷専用」としています。
確かに…
直飲みのスポーツボトルは「保冷専用」
コップ付き(2WAYタイプ)ではスポーツタイプ口使用時は「保冷専用」、コップ使用時は「保温・保冷両用」
…になっています!
なーんだ、そういうことだったんですね!
まとめ
- 保冷専用でも、温かいものを入れて使うことが(実は)できる
- 保温性能が高いので、絶対に直飲みはしない。(やけどの危険がある)
いかがでしたか?
同じ真空断熱ボトルだから、やっぱり性能は同じなんですね。
コップに移し替えて使うなら、温かい飲み物も楽しめそうです。
でも間違い防止のため、お子様が直飲みで使う場合は、冷たい飲み物にして下さい!