こころとからだの健康タイム・対談編27-2

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 このコーナーでは、エヌ・ピュア社長・鳴海周平が各界を代表する人生の達人との対談を通して、「こころとからだの健幸」に役立つ様々な情報をご紹介しています。毎日の健幸にお役立ていただけましたら幸いです。

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Vol.27 ゲスト:ロッキー田中さん 【2

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ロッキー 本当にありがたいことですよね。ただ、私はカメラマンになろうと思って独立したわけではないんです。写真を撮る、という行為には興味がなくて、生み出す作品にのみ興味があるんです。「カメラマン」というより「作家」と言った方がいいかもしれません。だからいずれは、東京に作品を展示出来る事務所を持ちたいと思っていました。それも人が出入りしやすい1階に。でも、当時の僕では東京で1階に事務所を持つなんて夢物語の世界ですよ。それでも、いつも心のどこかでその事を考えていました。そうしたら、ある朝早くに通りかかった道でお爺さんが掃除をしていたんです。そのお爺さんが、亡くなった私の親父そっくり。それで「おはようございます。早くからお疲れ様です。」って声をかけたんです。その次にそこを通りかかった時も早朝だったんですが、またあのお爺さんが掃除をしていました。また声をかけて、今度は少し話をしてみたんです。そこで何となく「東京で1階に事務所を借りたいんですよね。」と言ってみたら「ここで良かったら、もうすぐ空きますよ。」って言うんですね。何とそのお爺さんは、目の前にあった9階建てのビルのオーナーだったんです。
私が借りたい事務所の条件として「1階であること」「作品を展示するため天井が高いこと」「値段が安いこと」という3つがあったのですが、このビルの1階は車庫として使っていましたから、当然1階だし、天井が高いし、値段も安いわけです(笑)。もう即決でした。

鳴海 素晴らしいご縁があったんですね。ロッキーさんにとっても好条件だし、ビルのオーナーとしても、空き室にならずにすんだわけですから。しかも「富士山の写真」という素晴らしい波動を、常に発している方に住んで貰えるというのは、オーナーさんとしても嬉しいことだと思います。

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* 【天空に舞う】 5月 忍野村より 風が奔った。
あれは鳳凰だ!大きく大きく翼を広げ夢を乗せて私の心に飛んで来た。

ロッキー 実はこのビル、バブル崩壊後にガラガラになってしまって、困ったオーナーさんがある方に相談に行ったそうなんです。そうしたら「原点に戻って、ビルの周辺を掃除してまわりなさい。」とアドバイスされたらしいんですね。そこで毎日一生懸命掃除をしている時に、私が通りかかったわけです。その後、私が入居してから2ヶ月も経たないうちに、このビルは満室になってしまいました。以降、ずっと空き室がありません。
皆さん「富士山のパワーだね」と仰ってくださいますが、確かに、このビルの前の街路樹だけ、他の場所と大きさがまったく違うんです。雑草まで青々と茂っています(笑)。

鳴海 富士山は昔から「霊峰・富士」と呼ばれてきました。昔の人たちは、富士山に何か特別な力を感じていたのかもしれませんね。富士山の見える場所に住んでいる人は、健康で長命な方が多い、ということもよく言われています。ロッキーさんのサロンにいると、心身共に癒されていく感じがするのも、きっと富士山の「気」が作用しているのでしょうね。

ロッキー このサロンには毎日いろんな方がフラッとおいでになって寛いでいかれます。富士山に囲まれているだけで、とても心身が癒されるみたいですね。都会に出来た異空間、大江戸富士山名所と呼ばれています。
ワイングラスにワインを注いで、グラス越しに富士山の写真を見ます。すると、不思議なことにワインの味がまろやかになるんですよ。富士山には、間違いなくこうしたエネルギーがあると思いますね。

鳴海 私は毎朝グラス越しに富士山の写真を見ながら、水を1杯飲んでいます。身体の中を富士山のエネルギーが、スーッと流れていく感覚がありますね。
ところでロッキーさんは、ヨーロッパの三大新聞のひとつから「現代の北斎」という評価を得ていらっしゃいますが、それは浮世絵から写真のヒントを得たこととも関係があるのでしょうか?