ポルトガル人とプライア(ビーチ)

皆さん、こんにちは。さちこです。

今年の夏は猛暑でしたが、8月後半から急に涼しくなったり、また暑くなったり。
皆さん体調くずされたりしていませんか。早く過ごしやすい秋が来てほしいものですね。

さて、今日のテーマは「ポルトガル人とプライア(ビーチ)」。
多くのポルトガル人にとって8月と言えば夏休み。夏休みと言えばビーチ。
ビーチと言えば、青い海に青い空、心地よい風と楽しそうな声。

ポルトガル語でビーチのことをプライア(praia)と呼び、夏はこの言葉が何度も聞かれます。

まれにビーチを好まないポルトガル人もいますが、
たいていの場合、夏の過ごし方を聞くと「ビーチに行く」という答えが返ってきます。
この夏も友人たちから、楽しそうにビーチで過ごしている写真をたくさんもらいました。

1日中ビーチで過ごす人もいますが、だいたいのポルトガル人は日差しが強い日中は避け、
朝10時から13時、ランチをゆっくりとった後の16時から19時くらいに行きます。
この時間帯は本当にたくさんの人で溢れていますよ!
もし夏にポルトガルへ行くチャンスがあれば、一度はビーチに行ってみて下さいね。

せっかくなので、私のおすすめのビーチを2つご紹介します。

★アルガルヴェ地方のラゴス(Lagos)
ラゴスにあるドナ・アナ(Praia Dona Ana)と呼ばれるビーチは、2013年「コンデナスト・トラベラー」誌のランキングで、世界一美しいビーチに選ばれました。

ラゴスにあるビーチ、ドナ・アナ(Praia Dona Ana)

ラゴスのビーチの特徴としては岩場が多く、その岩と岩の間にこぢんまりとしたビーチがあるところです。
そのため、同じ海岸沿いではありますが、ひとつひとつのビーチに名前がついています。

エメラルドグリーンに見える海水と白に近い砂浜が本当に天国のようですね。
アルガルヴェにはラゴスの他にも、アルブフェイラ(Albufeira)やヴィラ・モウラ(Vila Moura)など有名なリゾート地があります。

ヨーロッパ各地から夏のバカンスで観光客が訪れるため、街はこの季節だけ多国籍になります。
特にイギリスから来る人が多く、お店の店員さんもみんな英語で話していますよ。

混み合うヴィラ・モウラのビーチ

★ポルトガル中部のナザレ(Nazaré)
海岸沿いに美しく広がるナザレのビーチ。
こちらもエメラルドグリーンの海水と白い砂浜ですが、ラゴスのような岩がないので、とても開放感があるビーチです。夏のゴールデンタイムは、このビーチもとても混み合います。

ナザレビーチ

波が高いナザレは世界のサーファーの間でも人気スポットです。
この付近で30メートルの高波に乗って、ギネス記録を更新したサーファーもいるほどです。

ナザレは漁村としても有名で、町並みもとても可愛いですよ。
そして何と言っても海の幸が美味しい!

Arroz de Marisco

いかがでしょうか。
天国のようなビーチと美味しい食べ物。

ポルトガル人がどうしてビーチを愛してやまないのか。
その答えはポルトガルのビーチに行けば、きっと見つかると思います。

自然の音に耳を澄まして、のんびり流れる時間を感じる・・・。
何もしない贅沢時間の楽しみ方、
きっとポルトガルのビーチが教えてくれますよ。

ではまた次回!