酵素について

酵素と一言にいっても、「体内にある酵素」 と「外部から取り入れる酵素」に分かれていて、体内にある酵素を「体内酵素」といい、外部から取り入れる酵素を「体外酵素」といいます。
体内酵素の中には「代謝酵素」と「消化酵素」とあり、体外酵素には「食物酵素」があります。

「消化酵素」は食べ物を体内で消化して、必要な栄養素をとりこむために必要な酵素であり、「代謝酵素」は老化を防ぎ、毒素を解毒し、免疫力や自然治癒力にも働くなどと生命に関わる重要な役割を果たしております。

「代謝酵素」は人が生きていく上でのことに様々関係している酵素で、主な働きは新陳代謝・デトックス・自然治癒力・免疫力などです。

「消化酵素」は大きく分けると、でんぷんを分解する酵素、たんぱく質を分解する酵素、脂質を分解する酵素に分けられます。

また、1日に作られる体内酵素は一定であり、その内訳は「消化酵素」と「代謝酵素」に振り分けられます。

消化酵素の使用量が増えると代謝酵素は減り、消化酵素の使用量が減ると代謝酵素が増えるといった密接な関係なのです。

体内酵素が100あった場合、健康な方の場合は「代謝酵素80:消化酵素20」の様な代謝酵素に体内酵素の比率が多くなっている状態となります。

酵素は生命に関わる重要な役割を果たしております。
吸収された栄養素からエネルギーを作り出す反応、体内の有害物質を処理し尿などと一緒に排泄する反応の他、体の成長、免疫反応、体の調節機能などにかかわる多くの反応に酵素が関与しています。