ショコラ・ショー(ホットチョコレート)

ショコラ・ショーはフランス語で「温かいチョコレート」という意味のとおり、牛乳にチョコレートを溶かしてつくる、濃厚なとろりとしたホットドリンクです。
フランスではカフェオレと同じくらい朝食によく飲まれている人気の飲み物で、体の芯まで温めてくれるので寒い時期にオススメです。
見た目はココアにも似ているのですが、ココアはあっさりとなめらかな舌触りと風味、ショコラ・ショーは濃厚なコクとチョコレート本来の風味が味わえます。
ココアパウダーはカカオ豆からカカオバターを一定量取り除いて作られたものになるので、含まれているカカオバター(脂肪分)の量の違いで味わいが変わってきます。
今回は、チョコレートとココアパウダーの両方を使用することで飲みやすくもコクと風味が感じれる仕上がりです。
お好みで生クリームを添えたり、ラム酒やブランデー、スパイスを加えたり、カカオ分の違うチョコレートを使用してください。

シェフのワンポイントアドバイス


水を使用するのは、牛乳のみで作るとチョコレート本来の風味がマスキングされ、チョコレートの個性が立たなくなりますので注意しましょう。
カカオ分50~70%のチョコレートを使用すると、コクがあり満足感のあるものに仕上がります。

材料(2人分)

材料名 分量

ココアパウダー

24g

グラニュー糖

18g

60g

牛乳

240g

チョコレート

72g

 

 

【トッピング】

 

カカオニブ

お好み

作り方

1.下準備

2.

下準備しておいたココアパウダーとグラニュー糖に水を加え、完全に溶けるまで混ぜ合わせます。
牛乳を入れ、弱火でゆっくり加熱していきます。
沸騰したら、溶かしておいたチョコレートに加え、しっかりと混ぜ合わせ乳化させます。

シェフのワンポイントアドバイス


下準備でココアパウダーとグラニュー糖をしっかりと混ぜ合わせておくことで、水に溶けやすくなります。
牛乳では乳脂肪が邪魔をして溶けにくくなるので、先に水で溶かすのがポイントです。

    2
    2

3.完成

事前に温めておいたカップにゆっくり注ぎ入れ、お好みでカカオニブや刻みチョコレートをトッピングして仕上げます。

    完成

備考
レシピ作成者:Shimizu、photo:Ishikawa
調理時間:1時間

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