ふすま紙のはりかえは、一般的に現状のふすま紙を剥がさず、
上から新しいふすま紙を貼る方法をとります。
まずは下地の見極めが大事!このページではふすま紙の選び方をご紹介。
下地のタイプによって、使用できるふすま紙が異なります。
まずは、下記を参考に、ご自宅のふすま下地のタイプを確認しましょう。
- 表面をさわって押さえると、障子の桟(さん)と似た、組子(中子骨)があるのが分かる。
※粘着ふすま紙は、接着には問題ありませんが、仕上がりに組子部分の凹凸が目立つ場合があります。
※アイロンふすま紙は、ふすまの組子以外の部分で接着不良による浮きが発生する場合があります。
※糸入りのふすま紙やビニル壁紙が貼られている場合は、のりがにくいため、あらかじめ剥がしてください。
- 重くしっかりしており、
表面をたたくと、木の音がする。
※再湿ふすま紙は、貼り替えるふすま紙の裏面の廻りに補強用のりを塗布する必要があります。
※糸入りのふすま紙やビニル壁紙が貼られている場合は、のりがにくいため、あらかじめ剥がしてください。
- 軽くてたたくと鈍い音がします。引手は釘で打たれていないことが多い。
(引手を取り外すと段ボール素材が見える)
※ふすまのいたみ(破れ、凹凸)が大きい場合は接着不良を起こす場合があります。
※段ボールふすまは、引手を外すと段ボール素材が確認できます。
- 軽くてたたくと鈍い音がします。引手は釘で打たれていないことが多い。
(引手を取り外すと発泡スチロール素材が見える)
※発泡スチロールふすまは、引手を外すと発泡スチロール素材が確認できます。