付属の両面テープで枠の内側に貼りつける、お手軽タイプのふすま紙です。最後に霧吹きで紙をのばし、乾くとピンと張るきれいな仕上がりが期待できます。
用意するもの
カッター
カッティング
メジャー
ローラー
重し
竹べら
霧吹き
釘抜き
柄つき
引手釘打ち
注意事項
- 糸及びビニールの貼ってあるふすま紙、また四辺がはがれたふすま紙は、はがしてから貼って下さい。
- 表面のほこり、汚れは取り除いて下さい。
- 両面テープは、必ず同封のものを使って下さい。これ以外の両面テープを使用すると、接着不足でふすま紙がはがれることがあります。
- 四辺を強く圧着して下さい。弱いとはがれる原因になります。
- ベニヤ板の面は一層強めに圧着して下さい。
- 霧吹きは約40〜50cmの間隔を置き、ふすま全体にまんべんなく吹きつけて下さい。(ふすま一枚につき40〜50ccが適量です)
- 表面が波打つようになりますが、表面を拭いたり、こすらないで下さい。
※乾燥後、しわになっている所は、その箇所のみ再度霧吹きして下さい。 - 必ずひかげ(室内等)で自然乾燥させて下さい。一時間ほどでピンと張ります。
- 直射日光やストーブ、ドライヤー等、高温(30℃〜40℃以上)や短時間で乾燥させると、両面テープがはがれたり、ふすまの本体がゆがんだりすることがあります。
手順
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- 2両面テープ(付属品)を貼る
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ふすま本体を寝かせ、枠の内側ぴったりに沿わせて、両面テープを図の番号順に貼って下さい。 その際、両面テープの貼りつけは20cmくらいを目安として小刻みにていねいに貼って下さい。
※両面テープを貼ったら、はく離紙をはがさずにテープの上をローラーで3〜4回、転がしながら四辺を圧着して下さい。
圧着が足らないとはがれの原因になります。
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- 3柄あわせ
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両面テープのはく離紙をはがす前に
ふすま本体の上にふすま紙をのせ、柄が曲がっていないかを確認し、重し(本や雑誌等)をして下さい。
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- 4貼り付け
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一度に全ての両面テープのはく離紙をはがさずに、図の番号順に一辺ずつ、はく離紙をはがし、矢印の方向にまっすぐ、中央から外側に向かって、空気を抜くように、ていねいに貼って下さい。
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- 5角出しと、余分な紙のカット
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角から切り込みを入れ、竹べら等で枠の内側にそって押さえつけ、筋をつけてから、カッティングメジャー(定規等)をあてて、カッターで余分な紙を切り落とします。
※カットするときは、下の紙を切らない様、刃を枠の方に向けて切って下さい。
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- 6ローラーで圧着する
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貼り付けをして、カットしたら、もう一度、ローラーで同一箇所を3〜4回、転がしながら、四辺を強く圧着して下さい。
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- 7霧吹き
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貼りあがったら襖を壁などに立てかけ、紙の表面より40〜50cm離して、全面に30〜40回、霧吹きをして下さい(40〜50cc)。
※ふすま紙が水を吸い、波打つように伸びますが、表面をこすらないようにして下さい。
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- 8乾燥
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ふすまを垂直に立て、自然乾燥させて下さい。一時間ほどで紙が縮みピンと張ります。
※直射日光、ストーブの前など、30℃〜40℃以上のところで乾かすと、両面テープがはがれてきたり、ふすま本体にゆがみが生じる事があります。<ポイント>乾燥後、シワになっている箇所は、その箇所のみ再度霧吹きして下さい。
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- 12引手の取り付け
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最後に引手を取り付けます。
図のように引手穴にカッターで八方に切り込みを入れ、引手をはめ込み、上下をくぎで止めます。
※引手のクギの打ちつけに便利な「柄付き引手釘打ち」を使うと作業がしやすいです。