素朴な中に味わいのある風合い。
唯一無二のからつものを味わう。

素朴な中に味わいのある風合い。
唯一無二のからつものを味わう。



  • 唐津焼シリーズ
  • 唐津焼の
    魅力
  • 唐津焼の
    扱い方

KARATSU WARE 唐津焼シリーズ

歴史に裏付けされた匠の技、唐津が誇る特産品をご紹介致します。

中野陶痴窯

安政年間、初代松島弥五郎没後、門下であった中野霓林(なかのげいりん)が窯を引き継ぎました。霓林の功績により藩窯としての認可を小笠原長生公より受け、小笠原家の家紋である『三階菱』を窯印として使用するようになりました。徳川末期及び明治維新と共に、廃藩置県の為藩の加護なく中絶期に直面した際、お茶碗窯として炎を絶やすことなく、今日の唐津焼隆盛の基礎をなしえました。
現在は、中野政之が、クラシカルな物から新しい物まで、日々の暮らしに馴染むような作品作りを心掛けて制作に励んでいます。

鏡山窯

唐津焼窯元・鏡山窯(きょうざんがま)は1969年、 井上東也(とうや)が開窯しました。開窯より今に至るまで、成形はもちろん、土作り、釉作り、薪窯での焼成にもこだわってきました。手仕事、薪窯焼成だからこそ生まれる作品ひとつひとつの個性をお楽しみいただけます。
当主の井上公之(こうじ)は茶陶の伝統を引き継ぎつつ、生活に寄り添う器まで作品は多岐にわたります。

中野陶痴窯 中野霓林作

種田山頭火が初代に与えた「霓林(げいりん)」という雅号。霓は虹の意で、「虹の林」という名前は唐津市にある虹の松原を思わせます。
現在は、平成26年に祖父からその名前を受け継ぎ、三代中野霓林を襲名した中野正道が、唐津焼の伝統を踏まえ茶陶をはじめ、細工物を手掛けています。

唐津焼 炎向窯

自然環境に恵まれた歴史ある田舎…肥前名護屋城跡から見下ろせる麦原と言う集落にある唐津焼の窯元です。窯主の打越一彦は19歳で窯元に就職し48歳で独立、現在は還暦も超え田舎暮らしを楽しみながらの生活をしています。薪を焚ける環境の中、炎を味方にして温もりを感じてもらえる唐津焼を志して作陶しています。

唐津白汀窯

唐津白汀窯では日々の暮らし方を楽しく、素敵にする為、食の器、花の器、明かりの器等「暮らしの中の器」つくりをコンセプトに創作しています。
唐津で毎年秋に開催されるユネスコ無形文化財登録の「唐津くんち」。その5番曳山「鯛」をモチーフにした図柄の器が縁起物としてプレゼントに大好評です。

ATTRACTION 唐津焼の魅力

桃山時代から遡り、古い歴史を誇る伝統工芸「唐津焼」。
諸説ありますが、近年の研究によると、1580年代頃、岸岳城城主 波多氏の領地で焼かれたのが始まりとされています。その後、豊臣秀吉による朝鮮出兵の際、朝鮮陶工を連れて帰り、その技術を取り入れたことで唐津焼は生産量を増していきます。

唐津港から積み出される唐津焼は京都・大阪をはじめとする西日本に広がり、焼き物のことを総称して「からつもの」と呼ぶほどに。また、茶道の世界では古くから「一井戸二楽三唐津」と言われるように、茶人たちから愛される茶陶としてその地位を確立していました。

江戸時代は藩の御用窯として伝統を守った唐津焼ですが、明治以降その庇護を失うことで衰退の一途をたどります。
しかし、人間国宝・中里無庵(1895~1985年)が長い間忘れ去られていた桃山~江戸時代初期の古唐津の技法を復活させたことで再び息を吹き返し、作り手の数も増加。
現代的な感覚を取り入れた作家も現れ、今では市内約70の窯元が点在しています。

唐津焼は“土もの”と呼ばれる陶器です。ざっくりとした粗い土を使った器は素朴かつ力強い印象を与え、今も昔も人をひきつけてやみません。
茶陶として発展した唐津焼ですが、生活の道具としてさまざまなうつわが存在します。また、唐津焼の大きな魅力は「用の美」を備えること。
「作り手8分、使い手2分」と言われ、料理を盛る、茶を入れるなど使ってこそ作品が完成します。近年では、酒器(ぐい呑み)としても人気です。

素材へのこだわり

唐津焼の特色として、素材に対する強いこだわりがあげられます。古唐津の諸窯もその造形や土の表情に特徴があり、様々な原料が使われていたことを物語っています。

お茶碗の高台などには素地が露出している部分があり、これを「土見せ(つちみせ)」といいます。唐津焼の見どころの一つです。

焼き物の形をつくる「ろくろ」

「ろくろ」は、回転する天板と軸棒、また重みのあるはずみ車からなります。
古くは人力を動力にしており、現在は電動のものが一般的です。唐津でははずみ車を足で蹴って惰力を得る「蹴ろくろ」も現役で使われています。

焼成

焼成には伝統的登り窯、ガス、電気釜などを使います。

絵付けや釉薬を掛ける場合は、形成後に低温(800℃)で焼成する「素焼き」を行います。
最終的には1250~1300℃の高温で焼成します。ここでの焚き方によって焼き上がりの色が変化します。

HOW TO USE 唐津焼の扱い方

使う程に表情を変える唐津焼との付き合い方

成長を楽しむ

唐津焼の表面(施釉部分)には初めから亀裂(貫入)が存在します。 この貫入に水分、茶渋などがしみ込み表情を変えていきます。使えば使うほど、唯一無二の作品に成長していきます。
表情をあまり変えたくない場合や、油分の多い食品への使用の際は、使用前に十分水に浸してから使うと、しみ込みが弱くなります。

優しく扱う

唐津焼が、他の金属食器、強化磁器食器などにぶつかると欠けたり、ヒビが入ることがあります。出来るだけ他の食器と分けて洗ってください。つくりが繊細なものは食洗器には適さない場合があります。
洗った後は、湿気などがこもらないように、しっかり乾かして保管してください。十分に洗浄・乾燥を行うことで、カビ等の汚れを防止できます。

水分がしみ出る場合

唐津焼の器に水分の多いものをいれて長時間置くと、水分が表面にしみ出てくることがあります。緻密でない唐津の土の性質でこのような現象がみられますが、使い続けると次第に止まってきます。

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