トップeOUTDOORシュラフよくある疑問

シュラフ

アウトドアでの眠りを作るのに欠かせないのがシュラフ。
ふかふかの等身大サイズで疲れを癒す、布団の役割を果たします。
自分に合った型はもちろん、目的地の気温を事前にチェックして、対応するシュラフを選びましょう。

シュラフのよくある疑問

2シーズン用、3シーズン用はどっちを買えばいい?

初夏~初秋だけに限って使用するなら2シーズン用がおすすめ。

シュラフは、使用するシーズンの中で寒い季節を想定して購入するのがベストです。

晩秋もキャンプをするなら、3シーズン用を用意した方がいいですが、中綿1,500g以上になると、価格も高く収納サイズも大きなものになってしまいます。

主に初夏~初秋に限って使用するなら、中綿1,200g程度の2シーズン用がおすすめです。

洗うことはできる?

中綿がダウンのもの以外は、洗濯は可能です。中性洗剤をお湯に溶かし、押し洗いしてください。

洗い終わったら、絞らず同様に押すようにして、水分を飛ばします。なるべく平らなところに干し、十分に乾かしてください。

小さな子供がいる場合は?

封筒型を2本つないでダブルにすると、小さなお子様と2人で寝ることができます。

ただし、メーカーやファスナーが違うものだと、うまく連結できないこともありますので、同一メーカーの同型を用意するか、事前に試してから持っていくようにしてください。

羽毛と化繊ってどうちがうの?

スリーピングバッグの中綿は、大きく分けると「羽毛」と「化繊」の2種類あります。

羽毛(ダウン)は軽くて温かいのが最大の特徴です。しかし、一度濡れると保温力が極端に下がってしまうという短所も。洗濯には羽毛専用の洗剤を使用するなど、メンテナンスに多少の専門知識を必要とします。

化繊、つまりポリエステルなどの合成繊維は、羽毛に比べて少々かさばりますが、濡れても保温性能は大きく変わらず、洗濯などのメンテナンスがしやすいのが最大の特徴。羽毛に比べて価格がリーズナブルという点も魅力です。

スリーピングバッグ2枚重ねの効果は?

夏などの暖かい季節だけしかキャンプをしないという人は、夏用のスリーピングバッグだけでもいいですが、冬もキャンプをするという人は、冬用のスリーピングバッグも用意しておきましょう。

よく「夏用を2枚重ねにすればいい」という人がいますが、これでは外側のスリーピングバッグが温まらず、冬用ほどの保温力は得られません。冬用に装備されている防寒機能も夏用にはありませんので、快眠は得にくいでしょう。

スリーピンググッズに関する用語集

エアーマット
エアー式のマットレスで、これを敷けば地面 の凹凸が和らぎ、冷気を遮断できる。
コット
キャンプ用の簡易ベッド。通常のマットより寝心地がよく、荒れた地面や湿気の多い場所の上でも快適に睡眠をとれる。
コンプレッションベルト
シュラフをたたんだときに、固定するベルト。収納時に便利だが、長時間その状態にしておくと、中綿のロフトが回復しにくくなるので注意。
ダブルファスナー
ファスナーが2つついたタイプ。スリーピングバッグを全開にしてつないだり、足元だけ開けたりと、多彩な使い方ができる。
中綿
シュラフ内に詰められた綿。素材と量によってスリーピングバッグの性能の大半が決まる。
暖かく、軽く、柔らかいことが求められる。素材は大まかにダウンと化学繊維の2種類だが、オートキャンプの場合化学繊維が一般的で、マカロニ型をした中空綿が主流。
封筒型
四角い形をしたオートキャンプ専用ともいえるタイプの寝袋。
ふたつをつなげたり、上下が分かれるタイプもあり、布団感覚の快適な寝心地である。レクタングラーと呼ばれるものも、これに属する。
マミー型
人形型をしたスリーピングバッグで、その名の通り人の体に合わせて無駄なく包む形状。保温性が高く収納もコンパクトなので山岳用としては主流。
ロフト
中綿に空気を含んだ厚みのこと。中綿に取り込まれた空気をデッドエアというが、この量によって保温性能が変わってくる。したがって同じ中綿の量でも、膨らんだ状態と押しつぶされた状態では保温性に大きな違いがでてくる。