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家庭で簡単菌床栽培

きくらげ農園

森産業のベストセラー

夏にダラダラと出続けるキクラゲ栽培キット!全商品の中で店長が一番好きな商品。 栽培に少しコツがいりますが本当に面白いです!
楽しい・美味しい・健康にいい!三拍子揃った栽培キットです。

栽培難易度

面白さ

店長オススメ

“もりのきくらげ農園”の栽培方法1(お風呂場編)

フィルターを塞ぐ


栽培ブロックの袋の中に溜まった空気を袋の上部のフィルター(白い丸の部分)から抜き、フィルターに剥がれにくい水に強めのテープ(OPPテープなど)を貼って完全に塞ぎ、そこから空気や水が入らないようにする。

ワンポイントアドバイス

フィルターから空気を抜く際、出来るだけ下側(菌床側)に空気が行かないようにしましょう。 購入時、菌床と袋はぴったりと密着していますが、出来るだけその状態を維持しましょう。 菌床と袋の間に空気が入ると、切れ込みを入れた際に切れ込み以外の部分にも隙間ができてしまい、 乾燥しやすくなったり、切れ込み以外の部分に芽がついたりする可能性があるので注意しましょう。

しいたけくん


ワンポイントアドバイス

別の方法として、フィルターから空気を抜いてフィルターを内側にして3つ折りにして剥がれにくい水に強めのテープで留める方法もあります。 この作業は培養中にキクラゲ菌が呼吸する為に必要だったフィルターを塞ぐことで、フィルターから内部へ水が入って菌床上部が腐るのを防ぐ為です。
要はフィルターに水が当たらず、フィルターから空気が出来るだけ入らないようにすればよい。

しいたけくん


切り込みを入れる


他の農園シリーズとは異なり栽培袋は絶対に剥ぎ取らず、袋の上からカッターなどで側面に4~5本、深さ5mm程度の切り込みを縦に入れる。
※ブロック側面の上下2~3cm程度は切らない。
※切り込みを入れた部分から発生が始まります。

ワンポイントアドバイス

ブロックの上部と下部2cm程度は切り込みを入れない。
菌床をぐるっと1周、大体均等の間隔で4~5本縦に切れ込みを入れる。

しいたけくん


栽培管理


15~33℃になるお風呂場の窓際などに置き、1日2~3回程度(朝・夕または朝・昼・夕)霧吹きやシャワーなどで切り込み部分にたっぷりと水をやる。

ワンポイントアドバイス

ステップ5の"原基形成"までは温度と湿度が重要となり、上から栽培袋で覆って保温・保湿すると発菌・原基形成が促されます。(※十分な温度と湿度がとれていれば栽培袋が無くても問題ない)
他のキノコ同様に直射日光は絶対に避けてください。
また最低でも1日1回は栽培袋を取ってシャワーなどで切り込みに水をやってください。

しいたけくん


ワンポイントアドバイス

お風呂場で栽培する場合、お風呂場の中でも湿度が高い場所に置くようにしてください。

エリンギくん


ワンポイントアドバイス

お風呂でなくても屋内に極端に湿度が高くなるような場所があればそこで栽培してもよい。

エノキちゃん


発菌


環境が良ければ切り込みを入れてから3~5日程度で切れ込みにキクラゲ菌が集まって白くなります。

ワンポイントアドバイス

発菌が遅い場合は温度不足・湿度不足が考えられます。
※酸欠で発菌しないという可能性は非常に低い。

しいたけくん


原基形成


環境が良ければ発菌から5~10日程度で切れ込みにポツポツと小さい原基(キクラゲの赤ちゃん)が出来ます。
【最重要】原基形成後は絶対に袋や容器の中に入れっぱなしにしないで下さい。(酸欠になります)

ワンポイントアドバイス

原基形成後は驚くほど酸欠になり易い為、絶対に袋や容器に入れっぱなしの環境で栽培しないようにしてください。 お風呂場や野外などの広くて酸欠にならないような場所で栽培する必要があります。
夏場は常に酸素・湿度・温度という順番が重要な事を意識して栽培を行う必要があります。
※冬場は温度も非常に重要になります。
※栽培袋で覆って保温・保湿を行っている場合は原基形成以降は必ず栽培袋を外してください。

しいたけくん


ワンポイントアドバイス

下の部分だけに原基が形成される場合は上部が乾燥しているなど、栽培ブロックの上と下で極端に環境が異なる事が考えられます。

エリンギくん


成長


継続的に高温多湿の環境で管理すると、原基がキクラゲの形になってきます。

ワンポイントアドバイス

成長してキクラゲの傘が開くにつれて原基形成時よりも乾燥しやすくなります。 ある程度成長した段階(傘が3~5cm程度)で、 もしキクラゲの傘が硬く乾燥している場合はタップリ水を与えるか雨の日に外に出してください。 ちなみにキクラゲは乾燥キクラゲのように完全に乾燥しない限りは水をやれば大体元に戻りますが、 乾燥ぎみの場合は水やりの回数を増やしたり、置いている場所の湿度を上げたり、 しっかりと保湿するようにしましょう。

しいたけくん


ワンポイントアドバイス

キクラゲが成長すると切り込みの下の部分から発生したキクラゲが地面についてしまう事があります。 気になるようでしたら菌床の下に何か台を置いて対応してください。

エリンギくん


ワンポイントアドバイス

お風呂場で石鹸やシャンプーなどが付くのを避けたい人は、お風呂に入っている間はお風呂場から菌床を退避させるか、 一時的にスーパーの袋などを上から被せるようにしてください。
※必ず入り終わった後は袋を取ること。

エノキちゃん


収穫


環境が良ければ原基形成後から12~20日程度で収穫が出来ます。

ワンポイントアドバイス

【重要】キクラゲの先が尖って成長したり、丸まって全く傘が開かない場合は酸欠を起こしています。 酸欠を起こした状態で成長したキクラゲは環境を改善しても開くことはありませんので、 一度全て根元から収穫してしまい、再度環境を変えてチャレンジしてください。

しいたけくん


ワンポイントアドバイス

シイタケはヒダ(傘の裏)の膜が切れ始めたら収穫という明確な収穫目安がありますが、 キクラゲは特に無いので、大体下の画像の大きさになれば収穫してください。 ちなみに放っておくとかなり大きくなります。大きい方が良いという方は大きくしてから収穫してください。 ただし、あまり大きく過熟にし過ぎるとハエなどが寄ってき易くなるので注意しましょう。

エリンギくん


ワンポイントアドバイス

収穫方法はキクラゲの根元を持ち、菌床の根元が少しえぐれるような感じで行い、必ずキクラゲの根元が残らないようにしてください。 根元が残るとその部分が腐ってくるので注意しましょう。もし根元が残った場合はスプーンなどで削ぎ取るようにしてください。 キクラゲが塊で発生していて一部だけが大きくなっている場合、大きいキクラゲだけ収穫して小さいキクラゲは後で収穫するようにしましょう。 1塊取り終わったら、必ずその塊の根元を取り除くようにしてください。

エノキちゃん


ワンポイントアドバイス

キクラゲ栽培と切っても切れないのが、キノコバエなどの虫です。 全く虫がいない環境で栽培する場合を除いては、ほぼ必ず何らかの虫が寄ってきます。 小さいハエのようなものが寄ってきていても、 健康被害を与えるようなことはありませんので全く気にせず栽培を続けてください。 もし気になるようでしたらハエホイホイなどを設置して対応しましょう。

シイタケくん


収穫後の管理


収穫後は同じ場所に戻して同じ栽培管理をしてください。環境が良ければ1ヶ月以内にまた収穫可能となります。

ワンポイントアドバイス

店長がキクラゲ栽培を面白いと思う理由の1つに、びっくりするくらいダラダラと出続けるというのがあります。 環境が良ければ、収穫して毎日バシャバシャと水をやって成長させ、また収穫して毎日バシャバシャと…というループでかなりの量が収穫できます。 上手にやれば5回以上の収穫というのも可能なので、是非皆様もチャレンジしてみてください!

シイタケくん


“もりのきくらげ農園”の栽培方法2(野外編)

フィルターを塞ぐ


詳しくは上記の栽培方法1(お風呂場編)をご確認ください。

袋の上から切り込みを入れる


詳しくは上記の栽培方法1(お風呂場編)をご確認ください。

栽培管理


温度が15~33℃で雨が当たり、下に土や草がある場所に置いて上から遮光ネット(遮光率80~90%)で覆う。
雨が降ってない日は1日2~3回タップリ水をやる。
【最重要】絶対にビニールなどで全体を包まない。(保温・保湿の為に上部を覆うのは良い)

ワンポイントアドバイス

地面に直接菌床を置くより下に何かを置き、その上に菌床を置くようにすれば水捌けが良くなり、更にナメクジなどの害が軽減されます。
湿度を保つ為に地面は砂などよりも草が生えるような土の方がよいでしょう。


しいたけくん


ワンポイントアドバイス

基本的には朝と夕にタップリと水をやる。乾燥し易い場所であれば昼にも水をやるとよい。 水やりの手間などを考えて、直射日光が1日中当たって乾燥し易い場所や風が強くて乾燥し易い場所などは避けるようにしましょう。 雨が降っている日は特に水をやる必要はありません。雨が何日も続くような場合は、ほとんど水をやらなくてもキクラゲが発生します。

エリンギくん


ワンポイントアドバイス

どうしても乾燥してしまう場合や、日中の最高気温が20℃まで上昇しない日が続く場合は遮光ネットの下にビニールなどを入れて 保温・保湿しましょう。ただし絶対にビニールで全体を包み込まないように注意してください(酸欠になります)。 また保湿の為にビニールをかける場合、1日中雨が降るような日はビニールを外すとよいでしょう。

エノキくん


ワンポイントアドバイス

極端に風が強い場所、極端に乾燥する場所などに置く場合は1日5~7回水をやる必要があります。
栽培を始めて1週間経っても切り口が発菌しない場合などは温度が低過ぎるか、乾燥し過ぎている事が考えられます。 よって出来るだけそういった場所では栽培しないようにしましょう。

シイタケくん


ワンポイントアドバイス

遮光ネットが無い場合などは、花壇などに穴の開いたプラスチックトレーを逆にして置き、 その上に菌床を置いて上からからコンテナなどで覆うなどしてもよい。
※毎日水をやり、雨が降っている日はコンテナをどかして雨にあてる。
※必ずプラスチック容器は花壇の淵よりも外に出るようにしておく。(完全に密閉すると酸欠になる為)

エリンギくん


ワンポイントアドバイス

高温でかつ非常に多湿の場所であれば、雨さえ当てておけば放置していてもどんどん発生・成長して収穫出来ます。

エノキくん


発菌


詳しくは上記の栽培方法1(お風呂場編)をご確認ください。

原基形成


詳しくは上記の栽培方法1(お風呂場編)をご確認ください。

ワンポイントアドバイス

野外で栽培しているとナメクジによる食外が発生する場合があります。 下の画像のように原基の一部がエグれるようになっていれば、高確率でナメクジに食べられています。 もし近くにナメクジが寄って来ていたり、ある日突然原基が無くなっていた場合はナメクジホイホイなどを近くに置いたり、 害虫ネットなどで全体を覆ってしまいましょう。

しいたけくん


成長


詳しくは上記の栽培方法1(お風呂場編)をご確認ください。

収穫


詳しくは上記の栽培方法1(お風呂場編)をご確認ください。

収穫後の管理


収穫後は同じ場所に戻して同じ栽培管理をしてください。環境が良ければ1ヶ月以内にまた収穫可能となります。

おススメの“キクラゲ”レシピ

木須肉
(キクラゲと卵と豚肉の炒め物)


【材料(2人分)】
豚薄切り肉:100g
卵:2個
キクラゲ:生10枚(または乾燥15g)
ニンニク:2カケ(潰して粗微塵切りにする)
キュウリ:1本(薄切りにする)
鶏ガラスープの素:小さじ1(少量のお湯に溶かす)
塩:少々(味が薄い場合は塩を足す)
酒:小さじ1

【作り方】
1.熱したフライパンに油をひいて、溶き卵を入れて半熟程度にざっと火を通したら皿に移す。
2.そのフライパンに油をひいて、豚肉を炒めて7分火が通ったらニンニク、キクラゲ、キュウリを入れて1~2分程度炒める。
3.鶏ガラスープの素、塩、酒を入れてサッと炒めて完成!(味が薄い場合は塩を入れて調節)

ワンポイントアドバイス

収穫したキクラゲを1時間程度天日干しし、耳たぶより少し硬いくらいにすると更にコリコリして美味しくなります。

しいたけくん


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