購入して直ぐにしいたけが出るしいたけ榾木。
ご家庭で昔ながらの原木しいたけを!育てる喜び・食べる楽しみを是非ご堪能下さい。
最高の味!“原木シイタケ”の栽培方法
購入したらまず完全に水に浸けて12時間~24時間放置します。
晩秋~春の浸水は、最低温度・水温共に18℃以下になる場合が多い為、成る木が水を吸収するのに時間がかかります。浸水時間は最低でも24時間した方がよいでしょう。初夏以降は日中の水温が18℃以上になる事が多いので、発生しなくなる事もあります。この場合は無理をせず、秋(最低気温が18℃以下)になってから、浸水発生させて下さい。
購入後はその日の内に浸水して下さい。もし出来ない場合はかなづち等で叩いてから浸水してみましょう。
枕木を置き、水から木を出してゴザや遮光ネットを上からかけます。
芽だし・成長の為の被覆は、秋と春は遮光ネット・冬は遮光ネット+ビニールで対応して下さい。重しはブロック以外でも代用出来るものがあれば何でも結構です。
芽が出て親指大になったら立てかけます。
しいたけが発芽する条件が整い、発芽して芽が親指大になったら場所を移動し、一日一回、出来ましたら朝にたっぷりと散水して下さい。4日~5日の間には写真のようなシイタケに育ちますので、収穫して下さい。
菌は生き物の為、成る木によって発芽に時間差が出ます。春秋は最初の発芽から一週間、冬は発芽から二週間程度様子をみましょう。
キノコの採取が終わりましたら、すぐに成る木全体にに水をかけて下さい(お礼水)。木が人間が運動した後の状態と一緒になってますので、水をあげる事により木の回復がスムーズに行えます。
20日~40日程度、風通しの良い雨のあたる木陰などに低めに立て掛けておいて下さい。その後、榾木が収穫した時より軽くなったのを確認して再び浸水操作を行って下さい。
休養後に浸水をしても発生しない場合や、季節(発生時期)が合わなかった場合、成る木自体の生長が遅れおり、購入して手順通りに作業したのに発生が見られなっかった場合は、散水をひたすらしても逆効果になりますのでお気をつけ下さい。そのままの状態で再度休養期間を取り、発生のサイクルを整える事が大事です。
関東より西の地域は5月までは浸水発生出来ます。その後(特に最低温度が18℃以上になったら)は発生しにくくなる時期に入ります。寒い地域は6月中旬までは発生可能です。