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2017年本屋大賞結果発表!全国書店員が選んだいちばん売りたい本はこちら!

本屋大賞とは?

過去一年の間に刊行された日本の小説の中から、新刊書の書店で働く書店員が実際に読んで、
「面白かった」、「お客様にも薦めたい」、「自分の店で売りたい」と感じた本を選び、投票で決定するものです。

2017年 大賞

蜜蜂と遠雷

恩田陸(著)

3年ごとに開催される芳ヶ江国際ピアノコンクール。
「ここを制した者は世界最高峰のS国際ピアノコンクールで優勝する」というジンクスがあり、近年覇者である新たな才能の出現は音楽界の事件となっていた。
ピアノコンクールを舞台に、人間の才能と運命、そして音楽を描き切った青春群像小説。
著者渾身、文句なしの最高傑作!

ランキング

2位

みかづき

森絵都(著)

昭和36年。
小学校用務員の大島吾郎は、勉強を教えていた児童の母親、赤坂千明に誘われ、ともに学習塾を立ち上げる。
女手ひとつで娘を育てる千明と結婚し、家族になった吾郎。
ベビーブームと経済成長を背景に、塾も順調に成長してゆくが、予期せぬ波瀾がふたりを襲い―。
山あり谷あり涙あり。昭和〜平成の塾業界を舞台に、三世代にわたって奮闘を続ける家族の感動巨編!

3位

罪の声

塩田武士(著)

京都でテーラーを営む曽根俊也は、ある日父の遺品の中からカセットテープと黒革のノートを見つける。
ノートには英文に混じって製菓メーカーの「ギンガ」と「萬堂」の文字。
テープを再生すると、自分の幼いころの声が聞こえてくる。
それは、31年前に発生して未解決のままの「ギン萬事件」で恐喝に使われた録音テープの音声とまったく同じものだった―。

4位

ツバキ文具店

小川糸(著)

ラブレター、絶縁状、天国からの手紙…。
鎌倉で代書屋を営む鳩子の元には、今日も風変わりな依頼が舞い込む。
伝えられなかった大切な人への想い。
あなたに代わって、お届けします。

5位

桜風堂ものがたり

村山早紀(著)

万引き事件がきっかけで、長年勤めた書店を辞めることになった青年。
しかしある町で訪れた書店で、彼に思いがけない出会いが…。
田舎町の書店の心温まる奇跡。

6位

暗幕のゲルニカ

原田マハ(著)

反戦のシンボルにして20世紀を代表する絵画、ピカソの"ゲルニカ"。
国連本部のロビーに飾られていたこの名画のタペストリーが、2003年のある日、忽然と姿を消した…。
大戦前夜のパリと現代のNY、スペインが交錯する、華麗でスリリングな美術小説。

7位

i

西加奈子(著)

「この世界にアイは存在しません。」入学式の翌日、数学教師は言った。
ひとりだけ、え、と声を出した。ワイルド曽田アイ。
その言葉は、アイに衝撃を与え、彼女の胸に居座り続けることになる。ある「奇跡」が起こるまでは―。
「想うこと」で生まれる圧倒的な強さと優しさ―直木賞作家・西加奈子の渾身の「叫び」に心揺さぶられる傑作長編!

8位

夜行

森見登美彦(著)

私たち六人は、京都で学生時代を過ごした仲間だった。
十年前、鞍馬の火祭りを訪れた私たちの前から、長谷川さんは突然姿を消した。
十年ぶりに鞍馬に集まったのは、おそらく皆、もう一度彼女に会いたかったからだ。
夜が更けるなか、それぞれが旅先で出会った不思議な体験を語り出す―。
旅の夜の怪談に、青春小説、ファンタジーの要素を織り込んだ最高傑作!

8位

コンビニ人間

村田沙耶香(著)

36歳未婚女性、古倉恵子。大学卒業後も就職せず、コンビニのバイトは18年目。 これまで彼氏なし。日々食べるのはコンビニ食、夢の中でもコンビニのレジを打つ…。 ある日、婚活目的の新入り男性、白羽がやってきて、そんなコンビニ的生き方は恥ずかしいと突きつけられるが――
「普通」とは何か?現代の実存を軽やかに問う衝撃作。
第155回芥川賞受賞。

お願いします、あの日に戻らせてください―。
「ここに来れば、過去に戻れるって、ほんとうですか?」不思議なうわさのある喫茶店フニクリフニクラを訪れた4人の女性たちが紡ぐ、家族と、愛と、後悔の物語。