2013年本屋大賞結果発表!!!!!
本屋大賞とは?
新刊書の書店が読んだうち、過去一年の間に刊行された日本の小説の中から
「面白かった」、「お客様にも薦めたい」、「自分の店で売りたい」と感じた本を選び、投票で決定するものです。
2013年 大賞
海賊とよばれた男
百田尚樹(著)
20世紀の産業を興し、人を狂わせ、戦争の火種となった巨大エネルギー・石油。
その石油を武器に変えて世界と闘った男とはいったい何者か
―実在の人物をモデルにした本格歴史経済小説。
2013年 ランキング
64
横山秀夫(著)
D県警史上最悪の重要未決事件「64」。この長官視察を巡り、刑事部と警務部が敵対する。その理由とは?さらに衝撃の展開が―。警察小説の真髄が、人生の本質が、ここにある。
楽園のカンヴァス
原田マハ(著)
ルソーの大作『夢』。その名作とほぼ同じ構図、同じタッチの作が目の前にある。ピカソとルソー。二人の天才画家が生涯抱えた秘密が、いま、明かされる。
きみはいい子
中脇初枝(著)
それぞれの家にそれぞれの事情がある。
それでもみんなこの町で、いろんなものを抱えて生きている。
心を揺さぶる感動作。
ふくわらい
西加奈子(著)
マルキ・ド・サドをもじって名づけられた、書籍編集者の鳴木戸定。25歳。唯一の趣味は、暗闇でのひとり遊び―。何物にも汚されない真っ直ぐな姿を描くエンタメ小説の傑作。
ソロモンの偽証
宮部みゆき(著)
学校は汚された。ことごとく無力な大人たちにはもう、任せておけない。裁判という形で立ち向かう生徒達、そのゆく先は…。学校に仕掛けられた史上最強のミステリー。
世界から猫が消えたなら
川村元気(著)
30歳、郵便配達員。余命あとわずか。周りにあるものと引き換えに、悪魔が1日の命を与える。僕と猫と陽気な悪魔の7日間の物語。
百年法
山田宗樹(著)
6発の原爆が投下され終戦を迎えた日本。絶望の中、国は不老技術“HAVI”を導入した。同時に、導入した者は100年後に死ななければならない、という法律、通称“百年法”も成立。その100年目が間近に迫ってきていた…
屍者の帝国
伊藤計劃(著)/円城塔(著)
19世紀末―フランケンシュタインによるクリーチャー創造技術は全欧に拡散し、いまや「屍者」たちは幅広く活用されていた。早逝の天才・伊藤計劃の未完の絶筆が、盟友・円城塔に引き継がれ遂に完成。
光圀伝
冲方丁(著)
何故この世に歴史が必要なのか。生涯を賭した「大日本史」の編纂という大事業。大切な者の命を奪ってまでも突き進まねばならなかった、孤高の虎・水戸光圀の生き様に迫る。