ガネーシャブログOFFの部屋

タイのバンコク。ロックダウン非常事態宣言下での暮らし

バンコクのコロナ感染者は増え続ける一方で一年前のロックダウンの時程ではありませんが街がかなり静かな印象。去年はゴーストタウンの様になっていたのでそれに比べればまだマシかな。

それでもバンコク発着の飛行機は愚か長距離バスなど県を跨ぐ人の移動を制限するために全て運行を停止しています。月末にはチェンマイへ帰ろうと思っていた矢先だったのにバンコクに缶詰状態となってしまいました。身動きが取れませぬ。

バンコクは既に医療崩壊に突入していて入院も出来ず自宅療養も叶わない人間が路上で亡くなり始めています。貧困層ですね。いわゆる社会的弱者。

タイの路上生活者

置かれている環境が違うとコロナに対する考え方も変わります。そこがイメージ出来ない人も多いかも知れませんが日本もこうならないことを祈るばかり。

しかし嫌な風向きですなぁ。タイのトヨタも工場を閉鎖しサラリーマンの駐在組は東南アジアから逃げ出しているご様子。

そんなロックダウンの真っ只中人通りも少なく飲食店も次々とシャッターを下ろしていますが「30バーツ100円」と言うビックリ価格で毎日頑張っている馴染みの食堂があります。気さくで笑顔を絶やさない女将さんの人柄もあり応援したく思いこの頃はよく通っています。

タイの露店

「女将さん頑張ってねー!」

弁当を受け取りながらそう声をかけると「いつもありがとうね」と変わらぬ笑顔で応えてくれました。どんな時でも出来る範囲で出来ることを頑張る。そんな女将さんが大好きなんです。

迂闊にあちこち出て歩く雰囲気では無いので籠城戦のための物資を調達しました。スーパーのデリバリーもめちゃくちゃ混んでいて即日配達だったものが中二日も掛かります。皆んな出歩くのを極力控えているのでしょう。

タイの買い物

タイはアニミズム(精霊信仰)が強く残る国。目に見えないものに対して畏敬の念をいだくのは当たり前のことでボクの周りのタイ人達は皆んな正しくコロナを怖がっているのを見ているとなんとなく安心します。

ロックダウン中のバンコクは昼も外出を控えるお達しが出ています。夜は9時から翌朝4時まで外出禁止。こっちは日本みたいに優しくないので有無を言わさず禁固刑や罰金刑が課されます。

白米に具沢山の味噌汁。それに大事に育てている糠床で漬けた糠漬け。それだけあれば食うに困ることはありません。引きこもり生活ばっちこーぃ!

タイのお弁当

最後にひとつ今日の不満を書かせてもらいたいのですが良いですか?「鶏肉を炒めたやつだよ」と言われて買った弁当のおかずがキノコを炒めただけの物だったこと。ぉぃ。女将。ウソをつくなウソを。バツとして明日はお弁当買いに行かない←

<前の記事へ    次の記事へ> トップに戻る