カーペット 暮らしに役立つ情報 お手入れ方法

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  塩ビの発泡層をもつクッションフロアの構造上、歩行感がソフトで遮音性、断熱性に優れた床材です。
  塩ビの特徴からも、キッチン、トイレ、洗面所や廊下、子供部屋など幅広く利用でき、
  掃除が楽なのも重宝される理由のひとつです。




普段のお手入れはいたって簡単。
ホコリやチリを掃除機で取り除き、固く絞ったぞうきんで水気を拭くだけでOK。
専用の樹脂ワックスを塗ると材質の保護と美観を維持することができます。
その前には必ず汚れをきれいに取り除いておくようにしましょう。
また、ダニ対策としては、1日1回の雑巾がけが効果的です。



毛染め液やマニキュア、マジックインキなど、染料による汚れが発見されたら、
できるだけ早く拭き取りましょう。
浸透する前に取り除ければ、ほとんど後には残りません。
しつこい汚れには、ビームクリーンで洗浄し、固く絞ったモップなどで
水拭きしてください。



椅子などの家具や脚立などに付いている滑り止めのゴムキャップや
キャスターのゴムタイヤ、マット類の滑り止めゴムが塩ビ系床材表面に
接触すると、ゴムに含まれる成分に汚染されることがあります。
この汚染は、その部分を削り取るか、貼り替えをするしかありませんので、
ゴムの使用を避けるか、ゴムが床に直接触れないようにポリエステル
樹脂フィルムで防護してください。
また、家具やハイヒールなどの局部荷重により凹み跡が残る場合が
ありますので、場所を替えて使用するなどの方法で防ぐとよいでしょう。



火に弱いクッションフロア。
焦げあとがついてしまったら、専用のシーム液を使って手直しをします。
カット綿に液を浸み込ませ、焼きこげの部分に5滴たらして5、6秒待ってから
布地で軽く拭きます。この手順で3、4回繰り返すとすっかりきれいに。
ただし、内部の奥深くまでこげている場合の補修はシーム液でも困難です。



タイル系の床材に比べると継ぎ目が少ないので耐水性に優れていますが、
その反面、火には弱い欠点があります。
温風ヒーター吹き出し口にはマットを設置するなどして、
温風が直接シート表面に当たることを避けてください。
また、長時間直射日光が当たる場所では、変退色する可能性がありますので、
カーテン・ブラインドなどで日避けをしてください。





  マンションのバルコニー、開放廊下や階段用の防滑性ビニル床シートです。
  バルコニーは各戸で掃除をする場所ですので、日頃のお手入れが大切になります。


  日常のメンテナンスをこまめに実施していただくことを
おすすめします。外からの土砂や汚れを持ち込まない為に、
泥除けマットなどを有効にお使いください。
汚れが取れない場合は、市販のビニル床材用洗浄剤や食器など
を洗うアルカリ性〜中性洗剤を用いてデッキブラシ等で汚れを洗い
流してください。
(酸性、塩素系、油系、シンナー系、研磨剤入りのものを使用すると
床材を傷めたり変色させることかありますので使用しないでください。)
ホコリや砂、落ち葉などは、ほうきや掃除機などで除去してください。
※細かな粉塵などは、床材の凸凹に入り込み、除去しにくい場合
があります。 その場合は、洗浄剤や目の細かいブラシを使用する
ことをおすすめします。
洗剤で洗浄した際は、洗剤を水で十分に洗い流してください。
洗剤が残っていると汚れが付着しやすく、滑りやすくなります
ので注意してください。







水や砂、洗浄後の洗剤などが残っているとシート表面は滑りやすくなり、転倒の原因となりますのでただちに除去してください。


重量物を無理に引きずるとキズや剥がれ、膨れなどの原因になりますので注意してください。



薬品や溶剤などがこぼれた場合は変色することがありますので、ただちに洗い流してください。


排水溝廻りの土砂やゴミなどは定期的に取り除いてください。



傘やハイヒール、スパイクシューズなど局部荷重をうけると圧痕が残ったり、床を傷つけることがありますので注意してください。


タイヤ、椅子のキャスター、ビニルホースなどのゴム類は、床を変色させることがあります。直接床面に接触しないよう下敷きなど、保護板を用いてください。



養生テープなど、粘着テープの一部には床材を変色させることがありますので使用しないでください。


タバコの火により焦げ跡が生じますので、投げ捨てや踏み消しをしないようにしてください。



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