GIRO HELMET FITTING
ヘルメットサイズの選び方
1 ヘルメットのサイズを正しく測る
正しいサイズを決めるには、まず頭の外周、メジャーを耳のすぐ上部から平行に頭の周りを測ります。サイズが決まったらヘルメットを快適かつ安全にフィットさせます。フィットシステムを調整する前の段階でヘルメットが大きい、もしくは小さい場合は他のサイズまたは他のモデルと変更して下さい。ヘルメットは額の部分が十分保護されるように目深にかぶれる(かつ視界は妨げない)モデルを選びましょう。
2 ヘルメットサイドのストラップをアジャスト
きちんとフィットすれば、前方と後方のストラップは耳たぶのやや下の位置で繋がるはずです。ストラップをアジャストするにはストラップのTri Locアジャスターを開けた状態でヘルメットをかぶり、ストラップをスライドさせて耳の下部で程よい位置を探します。位置が決まったらTri Loc アジャスターをロックします。
3 チンストラップとバックルのアジャスト
チンストラップは顎ではなく、喉の位置で程よく締めることが大切です。ヘルメットをかぶりストラップを締めた状態で口の開閉が楽に行え、かつヘルメットが転がり落ちない程度に締めます。ストラップの端がバックル近くのラバーOリングを通っている事を確認してください。ラバーO リングを通っていないとストラップが外れ、ヘルメットが脱げてしまう可能性があります。
4 外周フィットを安定させる
システムのアジャスト
ヘルメットを装着したまま前後左右に動かしてみて、額の皮膚も一緒に動く程度に頭にしっかりとフィット。頭痛や不快になるほどきつくてはいけません。ヘルメット着用時にRoc Loc、またはAcu Locシステムを使用する際、ダイアルアジャスターを回して調整します。Auto Locシステムはこめかみ部のスナップアジャスターを前後に動かして調整して下さい。安全の為、ライディング中に調整することはお勧めしません。
5 フィットの高さを安定させる
システムのアジャスト
(全モデル対象ではありません)
Roc Loc やAuto Loc システムは高さのアジャストが可能です。これにより前方後方の傾斜の調整ができるようになっています。ヘルメット後頭部のパッドを上下にスライドし、最も快適な位置を探してください。
6 フィットの確認
きちんとヘルメットが装着できたら、ヘルメットを両手でつかみ、左右に回してみてください。もしヘルメットがきちんと合っていれば、ヘルメットの動きに合わせて額の皮膚も動くはずです。動かなければ、ヘルメットが緩すぎる可能性があります。 次に両手でヘルメットをつかみ、前後に動かしてみてください。これは大事なステップです。視界がさえぎられるまで前方に下がるか、額が見えるほど後ろに動いた場合は、ヘルメットは適切にフィットできていません。このステップを通してヘルメットを調整することができない場合、そのヘルメットは使用せず、違うサイズかモデルと変更してください。 全てのストラップを締め、満足したフィット感が得られたら、まずは短距離のテストライドを行います。そこでより細かい調整を行い、フィット感をより良くしてください。