店長ハダノリのワイナリー訪問レポート〜オーストラリア編〜


第3章 『カンガルー、コアラとうまーいワイン三昧♪』の巻







おはようございます。二日目。アデレードの朝です。

朝からマジェラの皆さんとブレックファスト。
オーストラリアの食事はでかーい。w( ̄△ ̄;)w


さて、今日はバロッサまで移動。シャーキとバージファミリーを訪問します。 バロッサバレーまでは車で向かいます。



・・・と、ここで予想外のサプライズ♪♪

                                                                

アデレードからバロッサに行く途中に 途中で運転手さんがワイルドパークによってくれました。
なんとコアラを抱っこした。オーストラリアサイコー!



もっとコアラと触れ合いたい衝動を抑えつつ、
ワイルドパークに別れを告げて、車に乗り込み、バロッサまでの移動は続きます。

車で移動すること3時間、やっと到着。


バロッサバレーでございます。 今年はほぼ収穫は終わってるんだって。
そして、本日1つめのワイナリー、“シャーキ”へ。



当主のダミアンシャーキファミリーのワイナリーは田舎のど真ん中、看板なんてなんにもない
シンプルな倉庫(?)にあります。

迎えてくれたのは若干28歳の若いお兄ちゃん“ダミアン”

なんと、シャーキファミリーの6代目(!!)当主です。
このお兄ちゃん若いけど、すごいです。


実はこのシャーキの上のクラス、グレイモンドで、
一躍世界の脚光をあびました。(日本は未輸入(T_T))


テイスティング(いえいえ、思いっきり飲みましたが、)しましたけど、ほんっまに美味かったです。グレイモンド。

***********************************************************

 

シャーキ畑シャーキ ファミリー レーベルはダミアンがテンプラニーニョ、アルバリーニョ、ジンファンデルなどの、旧世界の品種をつかって作ったワインです。アルバリーニョはダミアンがオーストラリアで初めて育てたそうです。

だから、オーストラリア全土からそのブドウの苗をもらいにたくさんの人がやってくるそうです。 やるねぇ、兄ちゃん。

おじいちゃん2
そして、この小さなワイナリーを訪れ、もっとも心に残ったのがおじいちゃんっっ!
今87歳(うろ覚えですけど。)
ハーベストの初日からワイナリーに来て、じっと孫を見守っています。

おじいちゃん、もうかなりのお年寄りなのですが、『そこ』に必要な方です。 そして、ダミアンがホンマにホンマに、おじいちゃんに対して優しい!常に、おじいちゃんの事を気にかけ会話してるのです。

たまたまハダノリ、おじいちゃんの隣で、いっしょにオーストラリアの『普通』のバーベキューを食べました。
(ソーセージがメインなのはニュージーランドと一緒。)


おじいちゃんは、ずーーっと、おじいちゃんのお母さんとその家族の話をしてくれました。

バーベキュー鉄工?夫ファミリーだったそうです。

途中で、ダミアンに、“でも、おじいちゃん今、僕らはファミリーは鉄じゃなくワインを作ってるんだよ”と言われながらも、すごく楽しそうに話してくれました。

ダミアンは、なんと4人姉妹に囲まれたたった一人の息子です。
彼がすごく優しいのがよく分かる家族構成ですよねー。


そして、もちろんワイン!!

ガールズトークは彼の4人の姉妹達のワイン。
https://item.rakuten.co.jp/wassys/00677-000/#00677-000


そして、オンリーサンは彼自身。
https://item.rakuten.co.jp/wassys/00678-000/#00678-000


マスター(パーカー90点)はペンフォールドで栽培責任者をしている彼のお父さんのワインだそうです。
<https://item.rakuten.co.jp/wassys/00680-000/#00680-000

畑にて
彼は、日本にもっともっと行きたい。って言ってました。
それには、もっともっとたくさんの日本人に彼のワインを知って欲しい。って、私もそう思います。


ダミアンのワインのクオリティは言うまでもないし、彼のやってる事ってユニークだし、
日本でもきっと人気がでるんちゃうかな?

ちなみにもう一つのワイン『カース』(パーカー91点)これって、ニホンゴで“呪い”とか“災い”って意味。ジンファンデルの栽培があまりに難しくて、手間がかかって思わずつけた名前だそうです。(笑)
https://item.rakuten.co.jp/wassys/00679-000/#00679-000


さて、シャーキのおじいちゃんと優しいダミアンに別れを告げて、まだまだワイナリー訪問は続きます。
次に伺ったのは同じバロッサにあるバージファミリー


今年で80周年を迎える、バージ・ファミリー・ワインメーカーズの3代目、 なんとなく、紳士な雰囲気をかもし出しているおしゃれなおじさま風なオーナーワインメーカのリックさんが畑を案内してくれました。

(が、実は後々わかった事であるが、リックさんは呆れるほどのダジャレ好きでした。(>_<) ほんま、そのくだらなさったら、ワインの美味しさもぶっ飛ぶ?!)

ラベルなどにはどこにも表記していませんが、彼の畑ではオーガニック栽培が行われています。



特に今、彼が真剣に取り組み始めているのが『バイオダイナミック』月の周期にあわせて行われる農業です。


満月の夜はすべての音を消して、ヴィンヤードに出ると、たくさん野生の動物達の声が聞こえ、すべてが生き生きとしている。

リックさん自身今まで、その様なことを意識して生活をしていたわけではナイのですが、ある夜にそれに気が付き地球の鼓動と共にブドウ栽培をして行こうと決めたそうです。


そして、このヴィンヤードの大きな特徴の一つがマイクロ・クライメイト!
ほんの数メートルの斜面の違いで土質が全く違うのです。下の二つの写真でお分かりになるでしょうか?



その違いを生かして、それぞれにあったブドウ品種を育てています。 そして、ブログでもハダノリが絶賛していたセミヨン!!!
https://item.rakuten.co.jp/wassys/00831-000/#00831-000

こんな美味しいセミヨン単一品種ワイン初めて飲んだっ!!


しかも熟成感が素晴らしい・・・実は私が飲んだのはセミヨン2000年でパーカーさんは89ポイントを付けています。
が、残念ながら、これと同じ2000年はワイナリーにもあと、数ケースしかないそうです。


リックさんは、世界中の多くの人から


『なぜ、セミヨンなんかをつくるんだ?セミヨンなんて、評価も低いし、値段も上げづらいだけ!儲けようと思ったら、シャルドネか、リースリングじゃないのか?または、今はやりのピノグリとかにすればええのに・・・』

と散々言われたそうです。でも、彼がこのセミヨンにこだわる理由はたった一つ!
この土と気候にはセミヨンがあっているから!



そして、ワイナリーにあったこの人↓



あ。知ってるこの人!
ハイ、バージファミリーのワインはパーカー氏も絶賛なのです。



最後に、リックさんが言っていたステキな言葉。


かっこいいっ〜!!
さて、ハダノリの旅はまだまだ続きます。


今回であったワイナリーはこれっ。
シャーキは、好青年ダミアンがつくってます。 自分のスタイルを貫く、バージファミリー
シャーキのワインはこちら
バージファミリーのワインはこちら

 

 

お酒は20歳になってから。未成年者への酒類販売は固くお断りしています。
Copyright (C) 2015 ニュージーランドワイン&カリフォルニアワインの専門店オンラインWassy's 【楽天市場店】 All Rights Reserved.