しらす漁レポート

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しらす漁レポート

絶好の漁場、駿河湾を望む

外海から回遊し、自然の恵みが豊かな漁場として知られている駿河湾に育つ鰯(いわし)の稚魚・しらす。
外海はしらすにとって、潮の流れも速く、外敵も多いため、脂がのりにくい環境になっています。

駿河湾の奥懐に位置する由比。

庭先の漁場は、外敵も少なく、潮の流れも穏やかで、良質な植物性プランクトンが豊富で滋養たっぷりのしらすが育ちます。

旬は、3月から11月までですが、新鮮なまま捕獲され、冷凍技術の進歩とも相まって、今では、一年を通じて、新鮮な由比のしらすをお届けできます。

由比のしらすは一艘引き

一般のしらす漁では、二艘の船で網を引く二艘引き。
由比では、一艘で網を引く一艘引きです。

二艘引きでは、しらすを引っ張りながら網を引くため、最初に入ったしらすの鮮度が落ちてしまいます。
由比では、一艘の船でしらすをすくい上げ、短時間でしらすを傷めることなく捕獲するため、セリにかけるまでの時間が、大幅に短縮されています。

これが新鮮な由比のしらすの「秘密」の一つです。

しらす漁を取材してきました。

(取材:平成19年10月22日)

青島商店の3代目青島安志氏と4代目由樹氏と一緒に、しらす漁の取材をしてきました。

朝7時

しらす漁 由比漁港から30隻のしらす漁船が
次々に出港します。

しらす船は、桜えび漁より一回り小さい船です。

尚、天候の悪い日、波のある日、漁が少なそうな日は、1艘も船がでないそうです。

しらす漁開始

しらす漁由比沖に出て
横一線に並び、よーいドンで漁を開始。

どこで漁をするのかは、魚短でしらすのありかを
探しながらですが、船長の長年のカンも大切だとか。

大量に良質なしらすがとれるかどうかは、
この瞬間で決まります。

朝8時

しらす漁 漁を終えた船が、
しらすの鮮度が落ちないように急いで戻ってきます。

今日は、大漁だったのでしょうか?

市場に水揚げ

しらす漁漁は男の仕事。

漁師の奥さん達は、市場で帰港するのを待ち構えていて、獲ってきたしらすを手際よくうけとり、市場のセリ専用の箱に詰め替えます。

取れ立て新鮮の加工品

由比の庭先、豊かな漁場「駿河湾」。
一艘引きで捕獲されたしらすは、塩分を加えて鮮度を保持することなく、
新鮮さそのままセリにかけられます。
このため由比のしらすは塩分が低いのが特徴となっています。

しらす漁

しらすは鮮度が命。
全部の船が帰港しないうちに、水揚げするとすぐにセリが始まります。

青島商店の3代目青島安志氏は、真剣そのもの。
いつもは軽快な会話も、このときはなく口数が少なくなります。

今日のしらすが良質かどうか、鮮度、大きさ等を一目で見極めます。
しらすのよくないときは、セリに参加しません。

今日は、漁がまだ始まったばかりで、しらすは少なめでした。

しらす漁セリが終わらないうちに、
新鮮なしらすを車ですぐの青島商店の加工場に。

青島商店では、
この大自然の恵みを、大量生産に走ることなく
短時間で加工し、皆様にお届けしています。

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