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アクリルはウールには及ばない

アクリル毛布の優れた特徴

合成繊維は天然繊維に比べて安価なため、色んな寝具の素材として使われています。
アクリルという合成繊維を使用した毛布がありますが、他の天然繊維に比べて軽く、ふっくらとした感触と温かみがあり、羊毛(ウール)に似て肌触りの良い繊維です。

そのため寝具の他にもセーターなどの衣料品にもよく使われています。
染色性堅牢度が高く、鮮やかな色に染め上げることができるため、色を付けるために他の繊維を混ぜ合わせて使われることもあります。

また比較的安価であるものの、強度が強く、耐久性があります。
化学繊維であるため虫も発生せず、カビも発生しにくい、光にも強いので日干ししても、繊維が劣化しにくいというメリットがあります。

そのため、アクリルで作られた寝具は10年から20年と寿命が長いといわれています。
このようにアクリルを使った寝具はメリットもたくさんあることが分かります。

アクリル毛布
軽くて暖かいアクリル毛布カルドニード

アクリル毛布の欠点

ただアクリルで作られた毛布は吸湿性が低いという、寝具にとっては致命的な欠点があります。
吸湿性が低いということは、汗や湿気を吸ってくれないということを意味します。

人は寝ている間に大量の汗をかくため、吸湿性が低いアクリル毛布では汗を吸収してくれず、寝具内が蒸れて不快感があり、快眠が得られないという声があります。
さらに言えばアクリルは化学繊維であるため静電気を帯びやすく、埃や花粉などのアレルゲンを吸着しやすいという欠点もあります。

天然繊維によるアレルギーの心配はないものの、他のアレルゲンを吸い寄せてしまうのであれば、アレルギー持ちの人にとっては無視できない問題です。
ただアクリル毛布のこのような欠点を補うため、静電気が帯びにくくなるよう加工されたものもありますので、アレルギーが心配、静電気が帯びるのがイヤという人はこういった製品を選ぶと良いでしょう。

いずれにせよアクリル毛布は価格が数千円からと安く、保温力と耐久性は高いので、コスパを考えるのであれば値段相当といえます。
アクリル繊維はバルキー性を持たせることで風合いと暖かさをウールの素材に近づけていますが、結局はウールの方が寝具としては適しているといわざるを得ないでしょう。

ソフゥール敷き毛布
オーストラリア産メリノフリースウール毛布

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