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銘酒本舗 IMANAKA SAKESHOP
喜楽長 喜多酒造株式会社
喜多酒造株式会社喜多酒造株式会社

銘柄:喜楽長
創業:1820年(文政3年)
杜氏:家杜氏

― 酒は美味しもの、よき酒とは水晶玉のごとく ―

実り豊かな近江米の収穫できる近江の国の湖東平野の八日市で、初代の喜多儀左ェ門が酒造りを始めたのは、文政3年(1820年)のことでした。
当時は屋号を天満屋と称し、近隣の農家より米を買い受け、酒を造り八日市の周辺で酒を売っておられました。
以来、酒造業を代々受け継ぎ、180余年。
「喜楽長」という銘柄は「お客様に喜び、楽しく、酒を飲みながら、長生きをしていただけるように」と、念じつつ名づけられました。


喜多酒蔵の酒蔵見学

喜多酒造様のシンボルは、このとても大きな煙突。今はもう使われていません。 秒単位で管理する洗米と、水の浸透を管理する家杜氏。
大きな黄色い盥の中に順番に10kgのお米を入れ、時間を図ってお米を袋ごと脱水機に入れます。
お米を外硬内軟にするため、一度水を浸透させたお米を脱水する徹底ぶり。
脱水機は最初にご紹介した煙突の根元にあります。
「昔は人の手で行っていたため、どうしてもムラがありました。お酒のクオリティは最初のお米の準備で全てが決まるので、絶対に手を抜けない大事なこの工程を機械化することにより、より良いお酒をつくることができるようになりました」と、喜多社長。
掃除がしやすく、清潔に保てるよう近代化されたステンレスの麹室。 酒度を測る機械。比重での測定では測定した人で個人差が出るため、誰が測っても同じ数値が出るように機械化しました。 最低でも750k、大きなもので1500kの醪(もろみ)が入るタンクがたくさん。「大きな方が安定してお酒をつくることができるのです」と、喜多社長。 タンクには温度管理のシートが一つ一つ掛けられ、毎日の温度などを記録しています。
華やかな香りが特徴の、メイリ酵母を用いた大吟醸の醪(もろみ)。 横からプレスを掛けるタイプの、巨大な圧搾機は迫力満点。 蒸したお米をほぐして冷ます、蒸米冷却機。 見上げるほど背の高い精米器。お米の中に混じっている小さな石を選別したり、精米の際に生成される糠(ぬか)を4種類の状態別に選別できます。
背の高い精米機を入れるため、屋根を建て増し。「我が蔵には五重の塔があるのです(笑)」と、喜多社長。 「今年最後の酒母です」と見せていただいた、京都2号酵母の酒母。蓋を開けるとふんわりと良い香りがし、鼻を近づけて直接嗅ぐとガス特有のツンとした刺激があります。 蔵の奥に進む途中。
「喜楽長」のロゴが入った綺麗な布と注連縄が飾られていました。
今はもう使用されていない、昔の釜。「この釜から床の下を通って、あの煙突に煙が流れる造りでした」と、喜多社長。
「私が思う喜楽長の味は、この"喜楽長 特別純米酒”と“喜楽長 特別本醸造”です。」と熱く語られる喜多社長。 平成8年に造られた古酒。琥珀色に色が変わっていますが、味はまろやか。(一般販売されています)「古酒は面白い。今後力を入れていきたい分野の一つです」と、喜多社長。 正面入り口。右手に見える壁は、大きなレンガ製の煙突を解体したものを再利用。 喜多酒造様の煙突と並ぶもう一つのシンボル、立派な赤松。
庭木に用いられるのは黒松が多いため、赤松でこれだけ樹形の良いものは希少。

酒蔵見学日:2012年2月20日


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