高田屋人形店

五月人形Q&A

五月人形 Q&A】 【鯉のぼり Q&A】 【端午の節句の歴史】 【五月人形の飾り方


一般的な飾り方 (三段飾り・関東)(図)
鎧の飾り方
兜の飾り方
弓太刀
神武天皇・鍾馗
一般的な飾り方 (三段飾り・関東)(図)


鎧の飾り方
  1. 櫃(ひつ)の前面に佩楯(はいたて)をたらします。そのとき、侃楯の上部の両端を櫃の中に入れ、上からふたをして押えます。櫃の上に鎧をのせ、左右の腕の曲り具合などに注意して形を整えます。このとき鎧の前後を間違えないようにしましょう。
  2. 面頬(めんぼう)を芯木の上部にかけてつるします。このとき、面頬の位置が鎧の上にちょうどよくおさまるように、ひもの長さを調節します。
  3. 毛履(けぐつ)に嬬当(すねあて)を差込み、櫃の前に並べます。左右を間違えないようにしましょう。
  4. 兜に鍬形(くわがた)、竜や獅子などの前立(まえたて) を差込み、芯木の上にかぶせます。鍬形の左右を間違えないようにしましょう。(兜によっては、前立のないものもあります。)
  5. 最後に左右同形になるように、全体の形を整えます。
兜の飾り方
  1. 櫃の上、中央に芯木を立てます。
  2. 芯木の上に、袱紗(ふくさ)を一方の角が前にたれるようにかぷせます。
  3. 兜に、鍬形、前立を差込み、袱紗をかぶせた芯木の上にのせます。鍬形の左右を間違えないようにしましょう。兜によっては前立てのないものもあります。
  4. 最後に、左や右にかたむいたりしないように全体の形を整えます。鍬型(くわがた)の左右は、間違えやすいものです。鍬型には、いろいろな種類がありますが中心がまるくなるようなイメージで差し込んで下さい。
弓太刀
  1. 中心飾りの鎧や兜などの左右に飾ります。向って左側に弓、右側に太刀を置きます。太刀の上下に注意しましょう。
神武天皇・鍾馗
  1. 関東地方で段飾りに添えてよく飾られます。向って左側に神武天皇を、右側に鍾馗を置きます。三段飾りの場合、飾る段は中段か下段です。鍾馗は、中国の伝説上の英雄です。病気を追払う意味で飾ります。神武天皇は神代の天皇です。武勇の象徴として飾ります。