新ごぼう、皮鯨・【一汁一菜】お味噌汁中心の食事

【一汁一菜】お味噌汁中心の食事:長石釉菊中鉢・有光武元

【一汁一菜】お味噌汁中心の食事

 奈良国立博物館前に「下下味亭」というごはん屋さんがあったのを覚えていらっしゃる方もあると思います。そのお店の一汁一菜は絶品で、何とか記録に残すために本にしたいと思っているうちにごはん屋さんは止めてしまわれました。さまざま思い起こしながら少し私の想いも入れつつ、お味噌汁を中心とした食事の基本、一汁一菜を始めてみたく思います。

工芸店ようび 店主 真木
No.21 厚揚げ、茗荷 一汁一菜
No.23 鶏スープ 一汁一菜
《一汁一菜の基本》 豆腐、新わかめ、芹 一汁一菜
File No.22 新ごぼう、皮鯨

【一汁一菜】お味噌汁中心の食事:朱4.2寸汁椀・奥田志郎 十月半ばをすぎて急に秋らしくなりました。お芋類がさかんに出始めます。お芋は意外に早く水分が抜けてしまいますので、買い置きはあまりしないで出来るだけ早くいただいてしまうようにしています。ごぼうも香りがよく美味しい季節です。

小芋と地鶏といんげんの煮合せ

 小芋は湯掻かないで、味のついたたっぷりの出汁でいきなり煮始めます。浮いてくるアクをしっかり取りますとぬめりもなく白く仕上がります。ゆでこぼさない方が美味しいのです。
 いんげんは色よく塩ゆでしておきます。
 地鶏はもものところを使って酒、味醂と薄口しょうゆで少ししっかりと味をつけやわらかく煮ます。盛り付ける前にいんげんを入れて一、二分煮て、三種を盛り、黄色に色づいた柚子の皮(出来るだけ薄く剥いて細く切る)を上にのせます。
 器は有光武元さんの菊形向付を使ってみました。この器は見込みが広く大変盛り心地よく出来ています。白化粧の具合もよく豊かな感じがいたします。

新ごぼうと皮鯨の味噌汁

 皮鯨(コロ)は少しレモン汁を落とした熱湯でさっと茹で上げておきます。
 ささがきごぼうをよくアク抜きして出汁の中で少々煮、皮鯨を入れお味噌を溶き入れます。今回は少し辛い目の仙台味噌と白味噌を少しまぜて薄めに仕上げました。仕上げに黒胡椒を少し多めに(出来れば胡椒挽きで入れ、ごぼうと胡椒の相性を楽しんで下さい。
 椀は朱4.2寸汁椀です。

 漬物は秋なす(小なす)の糠漬とみょうがの酢漬、器は川淵直樹さんの焼〆です。

工芸店ようび 店主 真木

【一汁一菜】お味噌汁中心の食事:あめ釉掛分型押小付・杉本寿樹 【一汁一菜】お味噌汁中心の食事:染付暦手飯碗・阪東晃司 【一汁一菜】お味噌汁中心の食事:能管箸置・長森慶
□飯 白ご飯 染付暦手飯碗・阪東晃司
□汁 新ごぼう、皮鯨 朱4.2寸汁椀・奥田志郎
□菜 小芋と地鶏といんげんの煮合せ 長石釉菊中鉢・有光武元
□漬物 小茄子、みょうが 南蛮皿・川淵直樹
価格に消費税は含まれていません。(外税)

漆器|4.2寸汁椀
漆器|4.2寸汁椀 お味噌汁はこちらです。八分目で200mlほど入ります。
奥田志郎
18,000円
  漆器|4.2寸汁椀

長石釉菊中鉢
長石釉菊中鉢・有光武元 ほんのりほのかに赤味を帯びた菊の中鉢です。
有光武元
4,200円
  長石釉菊中鉢・有光武元

あめ釉掛分型押小付
あめ釉掛分型押小付・杉本寿樹 小さな花を模ったような小皿です。
杉本寿樹
1,470円
  あめ釉掛分型押小付・杉本寿樹

にちにち箸
にちにち箸 元来使い捨てだったお箸(利休箸)が、普段使いのお箸として毎日使っていただいても2年も保ちます。
奥田志郎
1,000円
  にちにち箸
 
染付暦手飯茶碗
染付暦手飯茶碗 丁寧に描かれた「三島手」ともよばれる文様のお茶碗です。
阪東晃司
5000円
  染付暦手飯茶碗

南蛮皿
南蛮皿・川淵直樹 窯変が様々に美しい中皿です。
川淵直樹
8,000円
  南蛮皿・川淵直樹

白磁能管箸置
白磁能管箸置 宴を愉しくしてくれる、こちらはお能の笛(能管)です。
長森慶
1,400円
  白磁能管箸置

黒布盆・大
黒布盆 毎日使っていただくと、布目が出てきて、面白味が出てきます。
奥田志郎
35,000円
  黒布盆