厚揚げ、茗荷・【一汁一菜】お味噌汁中心の食事

一汁一菜 お味噌汁中心の食事

【一汁一菜】お味噌汁中心の食事

 奈良国立博物館前に「下下味亭」というごはん屋さんがあったのを覚えていらっしゃる方もあると思います。そのお店の一汁一菜は絶品で、何とか記録に残すために本にしたいと思っているうちにごはん屋さんは止めてしまわれました。さまざま思い起こしながら少し私の想いも入れつつ、お味噌汁を中心とした食事の基本、一汁一菜を始めてみたく思います。

工芸店ようび 店主 真木
No.18 新たまねぎ、新わかめ 一汁一菜
No.20 冷やし素麺 一汁一菜
《一汁一菜の基本》 豆腐、新わかめ、芹 一汁一菜
にちにち膳・奥田志郎
File No.19 厚揚げ、茗荷

朱蓋付中椀・奥田志郎 盛夏の材料を使ってエネルギーも補給

 茄子のはさみ揚げを一菜にしてみました。茄子は大きなものなら筒切りに、中長茄子の適当な大きさのものなら縦に、1.5〜1.8cm位にスライスして、その中に挽肉と玉ねぎのみじん切炒めに、少々の塩こしょうをし、小麦粉と玉子で少しゆるめにまとめたものを塗るように端までのばし、もう一枚で挟んで小麦粉をまぶし、天ぷらの衣をつけてゆっくり揚げます。油から引きあげる直前に少し火を強めてバリッとさせます。
 この籠は宮崎珠太郎さんの作品で、竹の皮を二重にして波型に編んだもので、大変美しく丈夫で、一生いろいろのものにお使いいただける貴重なものです。この技術は今この方だけのもので、私の知る限りどこにも見られません。
 和紙風の紙を3枚ほど敷くと油はほとんど染み込みません。少し油がついてもかまいませんので、その時は洗剤で洗っていただくのも可能です。
 取り皿は正木さんの古染付写し、貝の皿。大きさといい形といい、取り皿としてピッタリのもので、毎々食卓に出動するものことになると思います。
 これにはお塩よりも天だしが美味しいでしょう。出汁4、しょうゆ1、みりん1の割合です。
 一汁は厚揚げと茗荷の味噌汁です。お味噌は只今旬の、大変御評判のよい旅館さん、鹿教温泉三水館の御主人様に頂戴した信州味噌を用いました。香りよく、あまり塩の強くない旨みの深いお味噌です。メーカーとお知らせしてもよろしいかお聞きして次回お知らせいたします。お椀は本来の皆朱で少しさびしい色の食卓を明るくしています。奥田志郎さんの「これぞお椀」という形のもので、一つ持っていると椀盛から味噌汁、飯椀まで活躍いたします。もちろんとびきりのお丈夫さです。蓋もお皿や小鉢のようにお使い下さいませ。
 飯は大葉ご飯で、盛りの大葉を横に出来る限り細く切り、さっと水にくぐらせ、炊きたてご飯とさっくりまぜて、むら塩をします。器は伏原博之さんの乾山写し立葵紋の飯碗、少し小ぶりで可愛らしいものです。乾山はこの文様がお好きだったらしく、他のものにも多用しています。花弁の重なりの面白さを白の抜きで表しているところが乾山のセンスなのでしょう。少しぜいたくな都会風(京)の味です。
 お漬物は、一度御紹介したことのある"極秘材料"?、糸うりの漬物です。美味しさ格別、おためし下さい。長森慶さんの刷毛目片口は、いつも変わらず人気の作品です。
箸置は新しく入れていただいている東京の作家・河上恭一郎さんのもので、少し大き目なのが魅力的です。

工芸店ようび 店主 真木

クリアガラス楕円ボールM・安達征良 捻編盛籠9寸・宮崎珠太郎 刷毛目片口・黒・長森慶
□飯 紫蘇ご飯 乾山写葵文飯碗・伏原博之
□汁 厚揚げ、茗荷 朱蓋付中椀・奥田志郎
□一菜 茄子のはさみ揚げ 捻編盛籠9寸・宮崎珠太郎
□漬物 糸うり 刷毛目片口・黒・長森慶
価格に消費税は含まれていません。(外税)

京焼・乾山写葵文飯碗
京焼・乾山写葵文飯碗 腰高のお茶碗は白いきらきら光る炊きたてのご飯が似合います。
伏原博之
6,930円
  京焼・乾山写葵文飯碗

染付貝文5寸皿
染付貝文5寸皿 古い染付をモチーフにした小皿です。愛らしい貝が描かれています。
正木春蔵
7,000円
  染付貝文5寸皿

雪真垣文箸置
雪真垣文箸置・河上恭一郎 垣文がアクセントのガラスの箸置です。お買い上げありがとうございました。
河上恭一郎
1,300円
  雪真垣文箸置・河上恭一郎

にちにち箸
にちにち箸 元来使い捨てだったお箸(利休箸)が、普段使いのお箸として毎日使っていただいても2年も保ちます。
奥田志郎
1,000円
  にちにち箸
 
漆器|蓋付中椀
漆器・蓋付中椀 ぷっくりとした素朴な形です。洗朱の他、洗朱と黒があります。
奥田志郎
50,000円
  漆器・蓋付中椀

捻編盛籠(9寸)
捻編盛籠 独特の捻り編みで竹の美しさと強さがより引き出されています。
宮崎珠太郎
25,000円
  捻編盛籠

刷毛目片口(黒)
刷毛目片口・黒・長森慶

お漬物を盛る鉢として重宝する片口です。今回は、糸瓜のお漬物を盛ってみました。

長森慶
6,000円
  刷毛目片口・黒・長森慶

クリアガラス楕円ボールM
クリアガラス楕円ボール 透明感に縁の緑が美しいガラスの鉢です。今回は天つゆ入れにしました。
安達征良
3,780円
  クリアガラス楕円ボール

黒布盆(大)
黒布盆 毎日使っていただくと、布目が出てきて、面白味が出てきます。
奥田志郎
35,000円
  黒布盆