タイヤとアルミホイールの専門店【タイヤワールド館ベスト楽天市場店】

インチアップとは、タイヤの外径を変えずに偏平率を下げ、リム径を大きくすることを言います。

タイヤの外径を変えずに、１サイズ幅を広げてインチアップする方法
タイヤ幅を１サイズ広くした場合は、10％の低偏平率化によって対応します。

タイヤの外径と幅はそのままで、インチアップする方法
タイヤ幅を同じサイズでインチアップする場合は、5％の低偏平率化で対応します。

上図の場合、外径は余り変わらないが、ロードインデックス値が下がってしまいます。

下がった負荷能力を応急的に補うために、次の計算式の分だけ空気圧を高くします。

（交換前サイズの荷重指数−交換後の荷重指数）×10kPa

195/65R15から205/50R17にインチアップした場合
(91-89＝20kPa)を195/65R15の指定空気圧よりも空気圧を高くします。(最大240kPaとなります)

また同じサイズでインチアップした場合でもEXTRA LOAD/リインフォースド規格のタイヤを使うと荷重指数を下げなことも可能です。

EXTRA LOAD/リインフォースド規格とは空気圧及び負荷能力を標準のタイヤよりも高く設定したタイヤです。
標準のタイヤよりも空気圧を高くすることによって負荷能力を確保します。(空気圧を標準のタイヤより40kPa程高くすることによって標準タイヤと同等の負荷能力となります。)

タイヤの空気圧は、自然と低下してしまいます。こまめな空気圧チェックが必要です。

※車両によって装着可能なサイズが異なってきますので、必ずしも上記のサイズとは限りません。
※一部サイズはタイヤの外形が標準のサイズより大きくなるため、車検非対応となります。
※一部サイズはロードインデックス（荷重指数）が標準のタイヤより低下するため、車検非対応となります。